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健康的な不良おやじは「エスパドリーユ」を履いて南国に出かけよう
ボーダーのエスパドリーユで、南国オヤジが出来上がる。
https://fashion-basics.com/mens-espadrille-dressing-3-point-8278
一年ぶりにエスパドに再会。楽園タイムが始まる。
このリゾートに通い始めて15年ほどになる。妻がいたころから、年1回の訪問をメドに仕事に打ち込んできた。ひとりになってからは滞在期間が長くとれるようになったが、ホテルのグレードは数ランク落とした。寝るだけなので、ファシリティさえ充実していれば、低床で庭が広い古いホテルで十分だ。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/marcarrows/eye-sna0012.html?sc_e=afvc_shp_3223801#
チェックインすると予定通り荷物が届いていた。現地で知り合いになった友人に預けておいたものだ。中にはTシャツ数枚とビーチサンダル、そして数年前ここのショッピングモールで購入したボーダー柄のエスパドリーユが入っている。
彼のパートナーは気の利く女性で、訪問をメールしておくとTシャツを洗濯し、他の荷物も風をあてていれくれる。お陰さまで到着するなり、そっくり着替えてリゾート感たっぷりのオヤジが出来上がる。
ひんやりとしたインナーの感触が、心地いい。
そのまま前庭のテラスで一息入れていると、ガーデンスタッフから『こんにちは、いらしていたんですね。』と声をかけられた。以前彼が『素敵な靴ですね。』と褒められたことを思い出した。
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晩メシは彼らふたりと、現地の友人たちに招かれていた。まだ日焼けしていないので短パンはやめて、麻素材のゆっかりとしたパンツをロールアップし、エスパドリーユを履いてタクシーに乗りこんだ。乾季で風が心地いいんので、Tシャツの上にカーディガンをひっかけている。足元は陽気だが上質なニットを組み合わせればこうした席でも失礼はあるまい。
焼けた肌に似合う、とりどりのエスパドリーユ。
現地で暮らす友人たちは、みな短パンやワンピースから陽に焼けた足が伸びている。足元は様々だが、エスパドを履いている男女も見かける。少々派手な色や柄使いが多いのだが、こうした空気の中なのでウイた印象はない。焼けた肌に、この上なく似合っている。私もはやく日焼けしなければいけない。
https://www.pinterest.jp/pin/382594930834426860/?lp=true
朝の散歩、どっちを選ぶ。ビーサン or エスパド
時差はあまりないのだが、翌朝早く目が覚めたので近くのビーチまで散歩することにした。まだ暑さが登ってこないビーチはことのほか気持ちがいい。しかしどちらで出かけるかしばし迷った。ビーチサンダルかエスパドか。
http://www.365colors.com/?p=2132
というのもこの時期には珍しく明け方まで細かい雨が降っていた。ジュート底のエスパドが濡れるとなかなか乾かない。縮むと取返しがつかないとい聞いたことがある。一度ビーチを歩いていて 砂が入り込んでイラっとしたこともある。プールサイドも濡れる場合が多いので、ビーチサンダルの方が適していることが多いのだ。エスパドは取扱いが面倒な面がある。それもコミで、独特の解放感を味わえるかどうかなのだ。
https://bali.navi.com/special/5032015
帰国の前に思う。来年は誰と過ごす、誰と選ぶ。
https://fancy.com/things/594854235976242825/Gatsby-Fez-Espadrilles-by-Stubbs-%26-Wootten?ref=mmmpub
置きっ放しだったエスパドを今回は持ち帰る事にした。友人たちとの時間をいっしょに過ごし、ぬるいビールを飲みながら太陽が落ちるのをともに待った。ここでの空気をもっとも共有できたのは、ボーダー柄のこのエスパドだ。日本で履くことはないかも知れないが、部屋にあればこの地とのつながりを感じることができるだろう
次回来た時は、新しいエスパドを買う事にしよう。気を遣わず、現地の空気にあった、少し派手な色か柄がいい。ショッピングモールでもいいが、現地の人が行くようなスーパーマーケットで見つけるのも楽しそうだ。ひとりで探すのか、それとも。