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質実剛健ながらコスパ抜群の「オリスの時計」が人気の理由とは?

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「自分のお給料の範囲内で本格的なスイス時計が欲しい!」という人にとって、オリスは文句なしにおすすめできるブランドです。

長い歴史で培われた高品質な機構を搭載しながら、その品質に見合わない価格設定がこのブランドの特徴。優れたコストパフォーマンスで、多くのファンを抱える時計メーカーです。

ここでは、そんなオリスの時計の魅力について紹介します。

オリスの時計の解説

オリスとは?

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オリスは、スイスの時計専業ブランド。1904年、オリスはポール・カッティンとジョージ・クリスチャンがスイス北西部のヘルシュタインに工場を設立したのが始まりです。オリスというブランド名は、工場の近くに流れる小川にちなんで命名されました。

ブランドは瞬く間に成長し、1911年ごろには300人の従業員を抱える一大メーカーへと発展。1925年には懐中時計に合うブレスレットを開発し、腕時計の市場へも参入しました。

さまざまな革新的な腕時計を生み出すことで一流時計ブランドの仲間入りを果たしたオリスですが、中でも有名な分野がパイロットウォッチです。1938年に誕生したオリスのパイロットウォッチ「ビッグクラウン」は、これまでの腕時計にはなかったポインターデイト機能を備えていました。

■BIG CROWN

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ポインターデイトは、文字盤の外周に記された日付を針で指し示す機構。この当時、ディスク式の日付表示は動作が遅く、安定性にも欠けていました。ポインターデイトはシンプルな構造ゆえに安定性は抜群で、正確さを問われるパイロットウォッチに最適でした。このポインターデイトが評価され、オリスの開発力は注目を集めることとなったのです。

1965年には、当時最先端だった逆回転防止ベゼルや発行性インデックスを備えたダイバーズウォッチを発表。伝説のダイバーズウォッチとして人気を博したこのモデルは、50年後の2015年に復刻版がリリースされ、現在のオリスの代表作となっています。

長い歴史の中でさまざまな革新機構が生み出さてれおり、1997年に発表されたワールドタイマーでは、ケース側面にあるプラス・マイナスのボタンを押すことによって、1時間刻みで前後に時間調整ができる世界初の機能を備えていました。オリスは革新的な機構の開発と普遍的なデザインを両立させながら、スイス時計界で確固たる地位を確立しているブランドです。

本格機械式時計ながら現実的な価格設定を維持するのがオリスのこだわり

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オリスの腕時計は、本格的な機械式時計ながら販売価格をできる限り抑えているのが特徴。「真のスイス製機械式時計」を企業理念の一つに掲げ、他にはないコストパフォーマンスを実現しています。

単純な高級時計よりも、本格機械式時計を手頃な価格で作り上げるのは至難の業。しかし、日常生活での使用を想定した比較的廉価な機械式時計を製造するのがオリスのこだわりです。

「4,000スイスフラン(約45万円)までの価格帯のスイス機械式時計の分野では、他の追随を許さない」「デイリーユースを目的として製作された最高品質基準」と公式ホームページで謳っていることからも、その信念が窺えます。

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ムーブメントへのこだわりも見事なもの。タグ・ホイヤーやボーム&メルシエなど多くのスイスブランドと同じく、オリスもETA製の汎用ムーブメントを加工して自社製品に採用しているブランドです。しかし、その品質はもはや”オリジナル”とまで呼べるレベルまで改良が加えられています。さらに。創業110周年にあたる2014年からは、完全自社製のムーブメントも製作しています。

ケースバックから鑑賞できる「レッドローター」はオリスのムーブメントならではの意匠。2002年からオリスのトレードマークとして採用されており、”手が届く金額で実用的な機能を備えた高品質時計”というオリスの哲学を表しています。

愛用している有名人

■Artix GT 735 Day Date

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飛び抜けた高級時計というわけでもなく、それでいてチープなイメージでもない。つまり、平均的な収入のビジネスマンがこだわりを持ちたいときに選ばれるのがオリスというブランドです。

気取りすぎていないというのがオリスの魅力の一つなので、TVドラマでも多くの俳優が着用しています。

『ダメな私に恋してください』では、ディーンフジオカさんがオリスの「レクタンギュラー デイト」を着用。『MONSTERS』では、山下智久さんがスポーツモデルの「Artix GT 735」を着用しています。

人気のダイバーズも数多く登場しており、『逃げるは恥だが役に立つ』で大谷亮平さんが、『かもしれない女優たち2016』で藤木直人さん着用するなど、色気のある大人の男性に似合う時計として認知されています。

オリスの時計の評価

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オリスは創業から100年を超えるブランド。品質の高さは歴史が証明しており、時計好きやマニアからも高い評価を獲得しています。

時計愛好家の中にはETAなどの汎用ムーブメントを認めない層も存在しますが、近年では自社製ムーブメントを手がけていることもあり、特に目立った悪評もありません。

もちろん「庶民派時計」というのがブランドのコンセプトでもあるため、高級志向の人が求めるものとは少し違うでしょう。また、デザイン面では良くも悪くも優等生的なデザインなので、派手さや奇抜さが欲しい人には物足りないでしょう。

堅実でクラシックなところがオリスの魅力なので、時計初心者はもちろん、時計愛好家からもファンの多いブランドです。

オリスの定番シリーズ紹介

DIVERS(ダイバーズ)

1965年に発表されたオリス初のダイバーズウォッチを現代に蘇らせたシリーズです。

クラシックなデザインはそのままに、機能は最新鋭のものにアップデートしています。

ダイバーズ65 デイト 73377074035R

ブラックとブルーの文字盤が特徴的な1本です。

上下左右のアラビアインデックスがとてもキャッチーなデザイン。秒針の形状も時代を感じさせます。

ヴィンテージな見た目ながら10気圧防水で機能性は充分。40mmというケースサイズも大きすぎず、手首の太さを選ばないサイズ感です。

ストラップはラバー製なので、海やアウトドアでガシガシ使えるのもポイントです。

ダイバーズ65 733.7720.4055M

青の文字盤とブラックの逆回転防止ベゼルの対比が美しいダイバーズウォッチです。

インデックスや時分針はレトロなイエローカラーで、1965年当時の雰囲気を忠実に再現。風防はかつてのフレキシブルガラスからサファイアクリスタルガラスへとアップデートされており、耐傷性が比べ物にならないほど進化しています。

内面に無反射コーティングを施しているため視認性に優れているのも特徴。

AQUIS(アクイス)

都会的で洗練されたデザインのダイバーズウォッチシリーズです。

高性能素材と実用的な機能を兼ね備え、幅広いシーンで着用できます。

オリス アクイス スモールセコンド デイト 743 7733 4135R

46.0mmの大型ケースを備えた力強いダイバーズウォッチ。

復刻モデルのダイバーズシリーズと異なり、ねじ込み式リューズなど現代の技術を採用しているためより防水性に優れているのが特徴です。

9時位置にはスモールセコンドを、6時位置には日付カレンダーを搭載。すっきりとした文字盤で時刻を確認しやすいのも魅力です。

アクイス チタン スモールセコンド デイト 74376647154R

ケース素材にマルチピースチタンを、バンド素材にシリコンを採用することで耐久性を高めながら軽量化を実現した逸品です。

9時位置のスモールセコンドにはシルバーのリングが備えられており、スタイリッシュなデザインとなっています。

立体的に造られたラグによって、手首のフィット感を高めているのもポイント。本格プロフェッショナル使用の500mという防水性も圧巻です。

BC3

正確な精度と優れた視認性を実現するパイロットウォッチシリーズです。

日々の生活でも活かせる機能とデザインで、長年にわたり支持され続けています。

BC3 アドバンスド デイデイト 735 7641 4364R

2010年にデザインを一新した、オリスが誇る最新パイロットウォッチの一つです、

技術革新を具現化した高品質な自動巻ムーブメントを搭載し、安定した精度を実現。機能のみならず、思わず目を引くアイコニックなデザインも魅力です。

ラバーとレザーストラップの2種類に対応しており、気分に応じてクールさとスポーティさを使い分けます。

 

評判・口コミ

仕事がら日付とカレンダー機能が必須でしたのでこれにしました。黒地に白い文字なのでとっても見やすいです。

引用元:Amazon

BC3 アドバンスド 735 7641 4263F

艶なし加工を施したグレーのステンレススチールケースとベゼルが特徴的なパイロットウォッチです。

文字盤には光沢感があり、艶なしケースとの対比を見事に演出しています。ベージュカラーのナイロンベルトとも相性抜群。スケルトン仕様のケースバックからは、オリスの代名詞であるレッドローターと精緻な自動巻ムーブメントの動きを鑑賞できます。

BIG CROWN(ビッグクラウン)

オリスの名を世に広めるきっかけとなった、名作パイロットウォッチの意匠を受け継ぐシリーズです。

変わらぬ機能を備えながら、精度や安定性は進化を遂げています。

ビッグクラウン メンズ 754 7696 4061F

オリスが生み出した革新機構、ポインターデイトを備えたパイロットウォッチ。ポインターデイトは1ヶ月かけてダイヤルを一周し、日付を指し示します。

ギョーシェ装飾を施した白文字盤にローズゴールドのコブラ指針を備え、パイロットウォッチながら気品溢れる雰囲気を醸し出しています。

ベゼル外周に施されたコインエッジの装飾など、細部にまでこだわりが感じられます。

ビッグクラウンX1カリキュレーター 675 7648 4264

世界初の有人超音速飛行に挑戦したアメリカ航空機「ベルX1」にオマージュを捧げるパイロットウォッチです。

回転計算尺を採用したモデルで、古き良き王道のデザインが魅力を放ちます。ガンメタルグレーPVD加工を施したステンレススチールケースが男らしさを演出しているのも注目ポイント。

評判・口コミ

30代半ばにしてまともな時計のひとつくらいと思い、ネットで探していたところ、この時計に出会いました。オリスと言うブランドは正直初めて聞いた名前でしたが、色んな人に相談した結果、ブランドよりも個人の好みと言う意見も多く、オリス自体も良いブランドだと知る事もできたので、思い切って購入しました。
大事に使っていきたいです。

引用元:Amazon

まとめ

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オリスは、質実剛健なデザインとハイクオリティなムーブメントを備えた本格的な機械式時計です。

スイスに限らず、機械式時計はこの20年で大幅に値上げされました。今では考えられませんが、1990年代にはオメガは10万円代、ロレックスは20万円代で買えたのです。

年々価格の上がる時計市場のなかで、どうにか低価格路線を維持し続けるオリスは、本物志向の男性たちの物欲を満たすブランドだと言えるでしょう。

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