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時計を使い続けるための「オーバーホール」の料金相場や修理店を紹介

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時計のオーバーホールをどこにお願いすべき?

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オーバーホールを依頼する先は、大きく分けて2つ。その腕時計の「メーカー」と、「時計修理店」です。

メーカー修理の場合、料金が高くなる分、安心感と信頼感があります。作業は熟練の職人が行い、交換するパーツも当然純正です。オーバーホール後の保証もしっかりしています。

時計修理店の場合は、料金が安いのがメリット。しっかりとした技術を持ったお店であれば、メーカーほどではないにしても充分な安心感があります。

ただし、品質の悪い業者が存在するのも事実で、安いからと行って安易に依頼するのは危険です。交換パーツをメーカーから取り寄せず安物で代用したり、不備が生じる可能性もゼロではないので、依頼するお店はしっかりと選びましょう。

オーバーホールを自分で行うのはリスク大!

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精密ドライバーや腕時計の固定台など、必要な道具一式を揃えれば理論上はオーバーホールを自分で行うことは可能です。

ただし、本来腕時計の修理は「時計修理技能士資格」という国家資格があるほど専門的な知識が必要なもの。機械式時計の数百以上ものパーツには、ルーペでしか確認できない吹けば飛ぶような細かい部品がほとんどです。

これらのパーツを一つでも失くしたり、破損させた時点で自力での修復は不可能となります。そして、一度でも第三者が腕時計を分解すると、大抵のメーカーは修理を受け付けてくれません。それだけでなく、街の時計修理店でも修理を引き受けてもらえない可能性があります。

いくら費用を抑えたいからといって、これらのリスクを考えると、元時計職人でもない限り自力でのオーバーホールはやめたほうがいいでしょう。

おすすめの時計のオーバーホールの時計修理店8選

時計修理の千年堂

■概算費用:25,000~50,000円程度

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千年堂は、日本最大級の時計修理とオーバーホール実績を掲げる専門店です。

料金や信頼性、安全性などにおいて非常にバランスの取れた優良店だと言えるでしょう。

梱包ひとつにしてみても、申込時に依頼すれば無料で専用BOXを手配してもれえるので、配送時に腕時計を傷つけることなくやり取りができます。

オーバーホール後も、汚れを拭き取るための柔らかい布やメンテナンスマニュアルが同梱されて送られてくるなど、一つひとつの気遣いが丁寧なのも人気の理由です。

ウォッチ・ホスピタル

■概算費用:18,000円〜35,000円程度

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東京に4店舗を構える時計修理専門店のウォッチ・ホスピタル。

一級技能士を始めとする時計修理のプロに対応してもらえるため、安心してオーバーホールが依頼できます。

持ち込みと梱包で依頼することが可能で、持ち込みであれば一般的な機械式時計なら約3週間程度でオーバーホールが完了します。

コンプリート

■概算費用:18,000円〜50,000円程度

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低価格ながら、本格的なオーバーホールが受けられることで有名なコンプリート。モデルにもよりますが、ロレックスやIWCの時計が正規よりも2割〜4割以上安い料金でオーバーホールできることもあります。

梱包時には専用のボックスが手配され、送料やキャンセル料がかからないのも親切です。

文字盤やケースに至るまで徹底的にメンテナンスするのがモットーで、作業するのも一級時計修理技能士のみというこだわりぶり。通常料金に上乗せすることで、約2週間でオーバーホールを済ませてもらうオプションもあります。

カナルクラブ

■概算費用:16,000円〜40,000円程度

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創業40年以上の歴史を誇る老舗修理店のカナルクラブ。月間600本以上の修理を手がける実力派の専門店です。

オーバーホールを行う際に、利益重視ですぐに部品交換するのではなく、なるべくそのままのパーツを活用してくれるのが魅力的。一つひとつのパーツを大事にしながら、腕時計の将来を親身になって考えてくれることから支持を集めています。

ネオスタンダード

■概算費用:18,000円〜50,000円程度

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ネオスタンダードは、日本全国に60店舗を構える大手の修理業者。それだけに、他にはない実績数とノウハウを保有しています。

対応も非常に迅速で、申し込みからすぐに梱包キットを配送してもらえます。人気の修理点は見積もりまでに待たされるケースも少なくないですが、店舗数や技師の人数が多いことからスムーズに作業を行ってもらえるのもメリットです。