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ホンモノを愛する男が行き着く「ジラール・ペルゴ」の魅力とは

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https://www.hodinkee.com/articles/the-girard-perregaux-1966-in-steel

どこに着用して行っても恥ずかしくない”本物気質”な腕時計を求めるなら、ジラール・ペルゴはおすすめのブランドです。

星の数ほどある時計ブランドの中でも、230年にも及ぶ歴史を持つ屈指の老舗。知名度こそロレックスやオメガなどに比べると低いものの、それが逆に本物志向の時計愛好家を引き寄せる要因となっています。

デザインや機構のクオリティも随一。ここでは、ジラール・ペルゴの歴史や特徴を解説するとともに、おすすめのモデルを紹介します。

ジラール・ペルゴの解説

ジラール・ペルゴとは?

https://www.girard-perregaux.com/ja

ジラール・ペルゴの創業は1791年。スイスのジュネーブにて、時計技師のジャン・フランソワ・ボットが自身の工房を設立したのが始まりです。19歳から時計製造を行なっていたジャン・フランソワ・ボットは、超薄型の懐中時計などを手がけ、ビクトリア女王なども顧客に抱えていました。

もう一人の創業者であるコンスタン・ジラールがスイスのラ・ショー・ド・フォンに時計工房を設立したのは1856年のこと。1867年には複雑機構のトゥールビヨンを搭載した懐中時計をパリ万国博覧会に出品し、金賞を受賞します。

1889年には現在もアイコンとなっている「スリー・ゴールド ブリッジ」を搭載したモデル「ラ・エスメラルダ」を開発し、パリ万博で再び金賞に輝きました。

https://journal.hautehorlogerie.org/en/tourbillon-with-three-gold-bridges-a-vision-to-behold/

そして1906年、ボットの工房を買収するかたちで現在のブランドの礎を築きます。ジラール・ペルゴのブランド名は、コンスタン・ジラールとその妻マリー・ペルゴが由来です。

ジラール・ペルゴは、海外への渡航が困難な時代において、早くから海外市場を開拓していたブランドとしても有名です。日本へはマリー・ペルゴの弟であるフランソワ・ペルゴが渡り、スイス時計の普及に尽力。幕末期の日本で広く知られる存在となりました。

現存する時計メーカーの中で、100年以上の歴史を持つブランドはいくつかあるものの、その多くは一時閉鎖などの休眠時代を経ています。そんな中でジラール・ペルゴは200年を超える歴史を誇りながら、一度も閉鎖することなく自社一貫製造を行い続ける稀少なマニュファクチュールブランドです。

https://manofmany.com/fashion/interview-with-girard-perregauxs-ceo-antonio-calce

革新的な技術で時計製造の新境地を次々と開拓しており、諸説ありますが史上初めて腕時計の量産を行ったメーカーとしても有名です。

1969年には、セイコーとほぼ同じタイミングでクオーツ時計の開発に成功しました。量産化こそセイコーに一歩遅れたものの、1970年にスイスで初めてクオーツ時計の量産を行なっています。

近年では長い歴史の中で培った複雑機構の技術を生かしたコレクションで多くの人を魅了しています。

ジラール・ペルゴの腕時計の特徴・こだわり

https://www.pisaorologeria.com/zh-hans/activities/girard-perregaux-mostra-da-pisa-orologeria/

腕時計の量産化やクオーツ時計の開発など、スイスの時計業界を牽引してきたジラール・ペルゴ。このブランドの腕時計には、デザインや機構に伝統の技が凝縮されているのが特徴です。

看板モデルの一つである「ヴィンティージ1945」は、モデル名の通り1945年に発表された角形腕時計を現代に蘇らせた1本。アール・デコを思わせるクラシックなデザインは、ジラール・ペルゴの深い歴史を感じさせます。

コンプリケーションウオッチ(複雑時計)の開発でも高い評価を獲得しており、19世紀にパリ万博で金賞を獲得した「スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン」の腕時計は、ジラール・ペルゴでしか実現不可能な意匠が備えられています。

また、クラシカルなドレスモデルだけでなく、ラグジュアリースポーツウォッチの「ロレアート」など、男性的で力強いコレクションも人気を博しています。

愛用している有名人

■1966 アニュアルカレンダー

https://www.escapementmagazine.com/articles/hands-on-with-the-girard-perregaux-1966-annual-calendar-and-equation-of-time.html/

スイスの由緒ある高級ブランドだけあって、多くのセレブや有名人がジラール・ペルゴの腕時計を愛用しています。

元フランス大統領のニコラ・サルコジ氏は、「1966 アニュアルカレンダー」を着用。月を示すディスク表示やスモールセコンド、レトログラード表示などさまざまな複雑機構を備えながら、高い視認性を誇るモデルです。

■ジラール・ペルゴ 1966

https://professionalwatches.com/2015/10/hands-on-with-the-girard-perregaux-1966-in-stainless-steel.html

日本の芸能人では嵐の櫻井翔さんが「ジラール・ペルゴ 1966」を着用しています。ラウンドケースに3針とカレンダー表示という、シンプルながらも高級感を放つ1本です。

その他にも、くりぃむしちゅーの上田晋也さんが日本限定250本のワールドタイマーモデルを愛用。各国主要都市の時間を確認できる、世界を飛び回る仕事をする人に相応しいモデルです。

ジラール・ペルゴの定番シリーズ紹介

ヴィンテージ 1945

創業以来、一貫してマニュファクチュールブランドとしてオリジナリティを追求したコレクションを発表してきたジラール・ペルゴ。ひとつひとつが調和のとれた美しさの際立つモデルですが、その中でも特にブランドを象徴するのが「ヴィンテージ 1945」 シリーズです。

コレクション名が表すとおり、1945年のジラール・ペルゴのモデルをインスパイアして誕生したクラシックなこのシリーズ。やや反ったレキュタンギュラーケースをゴドロン装飾が引き立てるデザインは、時代が移り変わっても人々を魅了します。

ヴィンテージ1945 XXL スモールセコンド

もともとはアール・デコのデザインからインスパイアされて1945年に登場した1945シリーズ。そのクラシックな要素を、レクタンギュラー(長方形)ケースとアラビアンインデックスによって見事に復刻されています。

シルバーに美しく磨き上げられたケースや針、インデックスが高級感を演出。6時位置にはスモールセコンドが備えられています。

昔のモデルをそのまま再現するのではなく、現代的な意匠を備えているのも特徴。裏側はシースルーバックになっており、自社製ムーブメントの動きを堪能することができます。

評判・口コミ

本当にケース形状は、角型時計では1番の美しさじゃないでしょうか

自然に湾曲したケース、文字盤
美しい仕上げ

最高ですね(*^_^*)

引用元:価格.com

ヴィンテージ1945 パワーリザーブ

レクタングラーケースのアール・デコスタイルを受け継ぎながら、さまざまな機構を搭載させた1本です。

9時位置にスモールセコンドを搭載。さらに5時位置にはパワーリザーブの残量を示すインジケータを搭載しています。

評判・口コミ

クラシカルなケースデザインは長くご愛用いただけるのではないでしょうか。

引用元:Amazon

1966

慎み深さを備え、卓越した不朽のエレガンスを体現するクラシックなシリーズです。

わずかにふくらみを持たせた側面と丸い形状は、ジラール・ペルゴ創業期の懐中時計を彷彿とさせます。

一生涯に渡って愛用できる飽きの来ないデザインながら、常に懐かしさを感じさせるコレクションが1966です。

1966 ホワイトダイヤル18 ktピンクゴールド

ピンクゴールドケースとブラックレザーストラップを備えたラグジュアリーな腕時計です。

ラウンドケースに2針とスモールセコンドを備えた王道のデザインながら、随所にジラール・ペルゴならではのセンスが光ります。ローマンインデックスの文字フォントや大きさのバランスなども秀逸。ブルースティールのリーフ針も高級感を醸し出します。

評判・口コミ

堅牢性とリセールバリューだけならROLEX。それ以外はジラールペルゴが勝るかと。

引用元:Yahoo!知恵袋

1966 クロノグラフ

ドレスウォッチの多いジラール・ペルゴの中では珍しいクロノグラフモデルです。数字をベゼルに刻印する一般的なクロノグラフと異なり、文字盤自体に数値を配置するあたりはジラール・ペルゴならでは。

ケースやバックル、時分針、インデックスはゴールド。クロノグラフ針とサブダイヤルの針はブルースティールを採用することで調和を生み出しています。クロノグラフながらジラール・ペルゴらしいラグジュアリーな雰囲気を備えた名品です。

評判・口コミ

社会人になって時計に興味を持ち始めたころに出会い一目惚れ

引用元:価格.com

1966 フルカレンダー

日付、曜日、月という全てのカレンダー機能を搭載させたフルカレンダーモデルです。

6時位置にはムーンフェイズも搭載しており、月の満ち欠けも表示。これだけの情報量を盛り込みながら、計算されたデザインで高い視認性を確保しています。また、10.7mmという薄型で上品な雰囲気に仕上げています。

評判・口コミ

多機能にもかかわらず、ケース厚10.7mmと薄型に仕上げたジラール・ペルゴの技術力の証でもあるモデルの一つです。

引用元:Amazon

1966 ブラックダイヤル18 Kローズゴールド

モダン印象のブラック文字盤に、3針と日付カレンダーのシンプルな腕時計です。

予見な装飾を完全に排除し、必要最低限の要素のみのミニマルな仕様ながら、一つひとつの仕上げが最高品質なためこの上ない存在感を発揮しています。

18カラットローズゴールドケースとブラウンレザーストラップによる高級感も秀逸。あらゆる場面で愛用できる唯一無二の逸品です。

評判・口コミ

ジラール・ペルゴは日本と深い関わり合いがあるみたいですね。

引用元:価格.com

シーホーク

シーホークは、ジラール・ペルゴが誇るダイバーズウォッチコレクションです。

ムーブメントは、自社開発のキャリバーGPシリーズを搭載。強靭で耐久性に優れたケースにより、プロフェッショナルのダイビングにも耐えうる防水性能を確保しています。

ラグジュアリーなドレスウォッチのイメージが強いジラール・ペルゴですが、タフなスポーツウォッチも一級品であることを証明するシリーズです。

シーホーク 49960-19-631-BB6A

ジラール・ペルゴらしからぬデカ厚ケースで、男らしく力強い印象を発揮するダイビングです。

自社開発ムーブメントのキャリバーGP03300-0074を搭載。かなりハイスペックなダイバーズウォッチでもおよそ300mの防水性能ですが、このモデルではその3倍以上にあたる1000mの防水性を誇ります。

ケースの直径は44mmで、厚みは17.10mmでインパクトは絶大。太くて無骨に見えるオレンジ色の分針は、見た目のアピールだけでなく水中で誤認しないことを最優先にしたプロのための設計です。

評判・口コミ

腕にフィットするような形状といい、デザインのセンスの良さもあり、
とても素敵だと思います。

引用元:価格.com

シーホーク 49960-32-632-FK6A

全体的にブラックで統一したシーホークです。逆回転防止ベゼルからストラップに至るまで全てブラックで仕上げています。

シックな雰囲気の中に、ホワイトの針やインデックスが絶妙なアクセント。水中で難なく使える視認性も確保されています。

ねじ込み式リューズを真横ではなく斜めに配置することで、手首に痛みを生じさせない仕様となっています。

評判・口コミ

死ぬまで使えるデザイン、大きさ、メーカーだと思います
大切に使っていきます

引用元:価格.com

まとめ

https://professionalwatches.com/2016/07/introducing-the-girard-perregaux-heritage-1957.html

クラシックなものからスポーティなものまで、全てのモデルで最高品質を追求するのがジラール・ペルゴの流儀。一生モノの腕時計の選択肢として失敗のないブランドだと言えます。

長い歴史と伝統を持つことから、ステータス性も充分。ロレックスやオメガは知名度が高すぎるゆえ毛嫌いする愛好家も少なからずいますが、ジラール・ペルゴを嫌う人はほとんどいないでしょう。

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