2018/07/24

ホンモノを愛する男が行き着く「ジラール・ペルゴ」の魅力とは

https://www.hodinkee.com/articles/the-girard-perregaux-1966-in-steel

どこに着用して行っても恥ずかしくない”本物気質”な腕時計を求めるなら、ジラール・ペルゴはおすすめのブランドです。

星の数ほどある時計ブランドの中でも、230年にも及ぶ歴史を持つ屈指の老舗。知名度こそロレックスやオメガなどに比べると低いものの、それが逆に本物志向の時計愛好家を引き寄せる要因となっています。

デザインや機構のクオリティも随一。ここでは、ジラール・ペルゴの歴史や特徴を解説するとともに、おすすめのモデルを紹介します。

ジラール・ペルゴの解説

ジラール・ペルゴとは?

https://www.girard-perregaux.com/ja

ジラール・ペルゴの創業は1791年。スイスのジュネーブにて、時計技師のジャン・フランソワ・ボットが自身の工房を設立したのが始まりです。19歳から時計製造を行なっていたジャン・フランソワ・ボットは、超薄型の懐中時計などを手がけ、ビクトリア女王なども顧客に抱えていました。

もう一人の創業者であるコンスタン・ジラールがスイスのラ・ショー・ド・フォンに時計工房を設立したのは1856年のこと。1867年には複雑機構のトゥールビヨンを搭載した懐中時計をパリ万国博覧会に出品し、金賞を受賞します。

1889年には現在もアイコンとなっている「スリー・ゴールド ブリッジ」を搭載したモデル「ラ・エスメラルダ」を開発し、パリ万博で再び金賞に輝きました。

https://journal.hautehorlogerie.org/en/tourbillon-with-three-gold-bridges-a-vision-to-behold/

そして1906年、ボットの工房を買収するかたちで現在のブランドの礎を築きます。ジラール・ペルゴのブランド名は、コンスタン・ジラールとその妻マリー・ペルゴが由来です。

ジラール・ペルゴは、海外への渡航が困難な時代において、早くから海外市場を開拓していたブランドとしても有名です。日本へはマリー・ペルゴの弟であるフランソワ・ペルゴが渡り、スイス時計の普及に尽力。幕末期の日本で広く知られる存在となりました。

現存する時計メーカーの中で、100年以上の歴史を持つブランドはいくつかあるものの、その多くは一時閉鎖などの休眠時代を経ています。そんな中でジラール・ペルゴは200年を超える歴史を誇りながら、一度も閉鎖することなく自社一貫製造を行い続ける稀少なマニュファクチュールブランドです。

https://manofmany.com/fashion/interview-with-girard-perregauxs-ceo-antonio-calce

革新的な技術で時計製造の新境地を次々と開拓しており、諸説ありますが史上初めて腕時計の量産を行ったメーカーとしても有名です。

1969年には、セイコーとほぼ同じタイミングでクオーツ時計の開発に成功しました。量産化こそセイコーに一歩遅れたものの、1970年にスイスで初めてクオーツ時計の量産を行なっています。

近年では長い歴史の中で培った複雑機構の技術を生かしたコレクションで多くの人を魅了しています。

ジラール・ペルゴの腕時計の特徴・こだわり

https://www.pisaorologeria.com/zh-hans/activities/girard-perregaux-mostra-da-pisa-orologeria/

腕時計の量産化やクオーツ時計の開発など、スイスの時計業界を牽引してきたジラール・ペルゴ。このブランドの腕時計には、デザインや機構に伝統の技が凝縮されているのが特徴です。

看板モデルの一つである「ヴィンティージ1945」は、モデル名の通り1945年に発表された角形腕時計を現代に蘇らせた1本。アール・デコを思わせるクラシックなデザインは、ジラール・ペルゴの深い歴史を感じさせます。

コンプリケーションウオッチ(複雑時計)の開発でも高い評価を獲得しており、19世紀にパリ万博で金賞を獲得した「スリー・ゴールドブリッジ トゥールビヨン」の腕時計は、ジラール・ペルゴでしか実現不可能な意匠が備えられています。

また、クラシカルなドレスモデルだけでなく、ラグジュアリースポーツウォッチの「ロレアート」など、男性的で力強いコレクションも人気を博しています。