記事更新日：2018.07.24

１億円台のモデルも？スイスの超高級腕時計ブランド「リシャール・ミル」の謎に迫る！

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スイスの高級腕時計ブランドの腕時計といえば、安いもので10万円台、高くても300万円が上限といったイメージがありますね。

しかし、今回ご紹介するリシャール・ミルは、一番安いモデルでも1,000万円台、なかには1億円クラスのモデルも存在する超高級腕時計ブランドです。

なぜリシャール・ミルの腕時計は、それほどまでに超高額で売買されているのでしょうか？

リシャール・ミルの解説

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リシャール・ミルとは？ブランドの歴史とこだわり

リーシャル・ミルは、いわゆる「飛び級」で高級腕時計ブランドの最前線に躍り出た、稀有なブランドです。

数々の高級腕時計ブランドに携わった経験を持つ、フランスのリシャール・ミルによって創業されたのは2001年。創業からまだ20年も経っていないにもかかわらず、また数千万円は下らないという超高額でも人気を博している理由は、「腕時計のF1」という譲れないこだわりがあるから。

リシャール・ミルの腕時計は、F1のレーシングカーをイメージした軽量かつ極限状況でも使用可能な機械式で、さらにカーボンやチタンなどレーシングカーに使用される素材で部品が構成されています。

だからこそ、価格は数千万円にものぼるわけですが、いずれも限定生産で世に出回っている数が少なく、一流のアスリートの名を冠したコラボレーションモデルを発表し、確固たる地位を築いているのです。

リシャール・ミル RM 010 チタンケース

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アンバサダーではなくファミリー

高級腕時計ブランドというと、有名人を「アンバサダー」として起用して自社の製品を広告・宣伝する手法が一般的です。しかし、リシャール・ミルは世界で活躍するトップアスリートを迎え、彼らを広告塔としてのアンバサダーではなく、互いに協力しあって良い製品を生み出そうというパートナーシップの「ファミリー」として関係を築いています。

リシャール・ミルのファミリーには、たとえば2017年の映画『スーサイド・スクワッド』で主人公格のキャラクターであるハーレクインを演じ話題となった、オーストラリアの女優マーゴット・ロビーや、マレーシア出身で香港・ハリウッド映画で活躍するミシェル・ヨーなど芸能関係者もいますが、その多くはトップF1レーサーやトップテニスプレイヤーなど、世界的なアスリートが中心です。

詳しくは「リシャール・ミルのファミリー」の項で解説します。

マーゴット・ロビー

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リシャール・ミルを愛用している有名人

リシャール・ミルは現代の成功者の証として、セレブのなかでもごく僅かな人が着用することを許される超高級腕時計ブランドです。日本でも芸能の世界やスポーツ界で成功を収めた人が愛用者に名を連ねています。

ここでは、国内外でリシャール・ミルを愛用している有名人をご紹介します。

リシャール・ミルを着用している日本国内の有名人

スノーボードアルペン選手竹内智香さん……RM 007 オートマティックレディース
お笑いコンビ雨上がり決死隊宮迫博之さん……RM010 オートマティック
株式会社幻冬舎代表取締役社長見城徹さん……RM 055 バッバ・ワトソン
作詞家秋元康さん……RM023 オーティマティック 2009

いずれ劣らぬ有名人ばかりですね！安くても1,000万円台は下らないリシャール・ミルの腕時計を着用できる日本人は、その業界でも名の知られた成功者でなければ不可能でしょう。

当サイトでさまざまな腕時計ブランドを知った読者のみなさんは、これからリシャール・ミルの腕時計を着用している有名人がどんなタイプの人なのか、チェックしてみると面白いかもしれませんね。

リシャール・ミルバッバ・ワトソン

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リシャール・ミルのファミリー

世界で活躍するトップアスリートで、なおかつリシャール・ミルのファミリーとして名を連ねている人たちです。

走り幅跳びドーハ代表選手ムタズ・エサ・バルシム
馬場馬術競技選手ジェシカ・フォン・ブレドウ=ヴェルンドル
短距離走南アフリカ代表選手ウェイド・バンニーキルク
男子プロテニスプレーヤーアレクサンダー・ズベレフ
WRCドライバーセバスチャン・オジェ
男子プロゴルファーバッバ・ワトソン
ポロプレーヤーパブロ・マクド・ナウ
男子プロテニスプレーヤーラファエル・ナダル

日本では馴染みのない名前もあるかもしれませんが、どのファミリーも世界屈指の超一流アスリートばかりです。とくにバッバ・ワトソン、パグロ・マクド・ナウ、ラファエル・ナダルたちは、リシャール・ミルとのコラボレーションモデルをプレー中に着用していることでも知られています。それら限定モデルは世界で100本も作られておらず、価格は数千万円～1億円以上という破格の値段がついているくらいです！

ラファエル・ナダル

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リシャール・ミルの高性能ウォッチ紹介

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アスリートとのコラボモデル

高級時計の常識を超えた価格でおなじみのリシャール・ミルですが、そのなかでも極めつけのモデルが世界的なアスリートとコラボした「トゥールビヨン」。なんと1本あたりの価格は1億円を優に超えます。もちろん、ただ高額なだけではなくトゥールビヨン（姿勢の誤差を調整する）機能や機械式オドメータなど複雑機構を搭載した高性能なモデルでもあります。

RM70-01 アラン・プロスト

http://www.richardmille.jp/collections/new_models/

2018年発売の最新モデル。4度のF1世界チャンピオンに輝いたアラン・プロストとのコラボレーションで誕生しました。自転車競技での使用を想定した、過去に前例のない「オドメーター(走行距離計)」の搭載により、走行距離を積算することが可能になりました。時計の部品を支えるブリッジは、走行中の過酷な環境にも耐え得るチタン製です。

RM53-01 トゥールビヨンパブロ・マクドナウ

http://www.rm-osaka.jp/richard-mille-rm53-01.html

ポロ競技界のチャンピオン、パブロ・マクドナウとのコラボレーションで誕生したモデルです。過酷な馬上の競技であるポロのプレイ中にも身につけられるよう、ケーブルサスペンション式トゥールビヨンを搭載。スケルトンにより内部が見えるのに、ポロで使用される硬いマレットで叩いても砕けない耐久性を持っています。

RM27-03 トゥールビヨンラファエル・ナダル

http://www.chino-j.co.jp/richard-mille-rm27-03.html

スペインの男子プロテニスプレーヤーであるラファエル・ナダル選手とのコラボレーションで誕生したモデル。超軽量トゥールビヨン・ムーブメントは手作業による繊細な仕上げとなっており、そのデリケートなとトゥールビヨン・ムーブメントを10,000Gの衝撃から守る圧倒的な剛性のケースを持ち合わせています。

タフさと機能性を兼ね備えたスポーツモデルオートマティック・フライバック

複雑な立体構造を持つRMAC3キャリバーを視覚的に前面に押し出し、立体感のあるフェイスを作り上げたルシャール・ミルのスタンダードモデル。クロノグラフのあらゆる針が一瞬にして元の位置にジャンプして戻る、リセットボタンを搭載した「フライバック」機能が搭載されています。

RM11-03 レッドクオーツTPT®製ケース

http://www.richardmille.jp/collections/

鮮烈なレッド&ブラックのケースが見る人の目を釘づけにするRM11-03。リシャール・ミルのお家芸とも言えるムーブメント機構のスケルトン化が堪能できるモデルです。圧倒的なヴィジュアルはさることながら、独自に開発されたレッドクオーツTPT®製ケースは、優れた耐熱性と強度に加え、電磁波の透過性を兼ね備えています。価格はリシャール・ミルのモデルのなかではリーズナブルな1,000万円台です。

RM11-03 チタン製ケース

https://www.eye-eye-isuzu.co.jp/brands/richard_mille/rm11_03ti.html

RM11-03のチタン製ケースVer.です。先ほどのRM11-03 レッドクオーツTPT®製ケースに比べると価格がやや下がり、ケース素材も一般のチタン製ですが、プッシャーはあらゆる衝撃に耐えられるよう、カーボンTPT™で覆われています。チタン製はより無骨でワイルドな印象を受けますね。

RM11-03 18Kレッドゴールド

https://www.couronne.info/shopdetail/000000004863/

こちらはケースが18Kレッドゴールド製。同じくプッシャーはあらゆる衝撃に耐えられるよう、カーボンTPT™で覆われています。RM11-03のなかではもっとも高額なモデルです。

見た目のインパクト絶大スカル

大胆なスカルモチーフを取り入れたモデル。ダイアルのスカルはデザインとしてだけでなく、チタン製でムーブメントを支える地板の役割もあります。

RM052 トゥールビヨンスカル

http://www.gressive.jp/tokimegu/2012/sihh/richard-mille/01-01.html

無骨な印象のあるチタン製のケースにクールなスカルがインパクト絶大なトゥールビヨンのスカルVer.です。デザイン性の高さはもちろん、ベゼルに当たる部分にまでリシャール・ミルお得意の肉抜きが施されたレアな逸品。

究極のタフさを誇るダイバーズウォッチリシャール・ミルダイバー

数ある高級腕時計ブランドがダイバーズウォッチを発売していますが、リシャール・ミルのダイバーズウォッチは価格が高いもので8,000万円超え、ケースサイズも47mm～50mmと桁違いです。5年の歳月を経て開発された3層構造のケースは300Mの水深に耐える防水機能を誇ります。

RM025 トゥールビヨンクロノグラフダイバー

https://www.eye-eye-isuzu.co.jp/brands/richard_mille/rm032ti.html

50mmという大振りなケースサイズを持つ、リシャール・ミル初のダイバーズウォッチ。また、ラウンド型のケースというのもリシャール・ミル初の試みです。スケルトン化したデリケートなムーブメントを守る3層構造のケースと、24個ものトルクネジで結合されたベゼルが300mもの防水性能を実現。デザインも無骨で男らしさを感じさせますね。