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オールシーズンタイヤおすすめ8選!スタッドレスや夏用タイヤとの違いは?

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車などに使用するタイヤと言えば、ノーマルタイヤ、スタッドレスタイヤとありますが、オールシーズンタイヤを使っている方は要るでしょうか?名前の通り、春夏秋冬全てのシーズンに対応できるタイヤです。今回は、そんなオールシーズンタイヤのお勧め製品などについてご紹介します。

オールシーズンタイヤの基礎知識

グリップ力に優れており、ブレーキ性能も通常のタイヤよりも高められているオールシーズンタイヤは、ドライの路面のみならず雪道の走行も可能です。まずは、そんなオールシーズンタイヤがどんなタイヤなのかについて解説していきましょう。

夏タイヤとの違い

まず、夏タイヤとオールシーズンタイヤとの違いについてです。基本的に夏タイヤ、ノーマルタイヤというのは、ドライな路面を走るために作られているものですので、シャーベット状の路面や雪道を走る事はできません。

対してオールシーズンタイヤは、低温状態の路面でも対応できるよう、柔軟性の高い素材を使用していますので、雪道の走行性が高められています。ただし、冬場に使われるスタッドレスタイヤほどではありません。

スタッドレスタイヤとの違い

続いてスタッドレスタイヤとの違いについては、制動距離に主な違いがあります。時速40㎞で圧雪路を走った場合を比べたところ、スタッドレスは17m、オールシーズンは23mと、差にして6m違っています。

また、完全に凍っている氷板路では、スタッドレスタイヤが78m、オールシーズンタイヤは101mと、20m以上の違いがあるのです。すなわち、スタッドレスタイヤの方が制動力の面で優れているのです。

ただし、あくまでもこれは雪や凍った道での話であり、乾いている路面の場合にはオールシーズンタイヤの方がグリップ力は圧倒的に高いです。

オールシーズンタイヤのメリット・デメリット

そんなオールシーズンタイヤなのですが、メリットとしては冬場に冬用、つまりスタッドレスタイヤに替える必要がない事が挙げられます。スタッドレスタイヤには劣るものの雪道が走れないわけではないので、費用もかからずタイヤの保管に困る事もありません。

仮に急に雪が降ってくるような場面であっても、オールシーズンなら安心です。ノーマルならチェーンを装着したりする必要がありますが、オールシーズンタイヤであれば多少雪が降っても問題なく走行可能です。

対してデメリットとしては、性能的にどっちつかずという点が挙げられます。ドライでのグリップ力ではノーマルに、雪路の走行ではスタッドレスタイヤに軍配が上がるので、どちらの季節にも性能は中途半端なものになります。

また、凍結した道路になるとさすがにオールシーズンタイヤでは効きません。アイスバーンのように滑るレベルの道路となるとスタッドレスタイヤが必要になるので、凍結が多い地域ではあまりお勧めできないでしょう。

オールシーズンタイヤの燃費

タイヤをオールシーズンタイヤにした場合の燃費についてですが、冬でも柔らかさを保てるように特殊なゴムコンパウンドを用いています。そして、夏の暑さに耐えられるようにバランスの取れた設計となっています。

それゆえに、夏用のタイヤと比較すると転がりの性能に関しては劣るので、燃費も悪くなりがちです。ただし、やはり雪が降っても多少は走れますから、都心部などで突然の雪に見舞われても対応できるのは大きいでしょう。

オールシーズンタイヤはスタッドレスタイヤと同じくらいの価格

タイヤを購入する際に性能と並んで気になるのは、やはり価格についてでしょう。一般的な夏用のタイヤと比べると、オールシーズンタイヤは価格が高めになっています。具体的には、冬用のスタッドレスタイヤと大体同じくらいの価格なのです。

とは言っても、メリットの中でも述べたように冬になったからといって路面が凍結するようなレベルでない限りは、交換の必要はありません。その為、都心部で使う場合にはトータルの費用は抑えられると考えて良いでしょう。

オールシーズンタイヤの寿命

最後に寿命についてですが、ゴムとしては夏用のタイヤに近いものを使っているのに対し、タイヤの溝をスタッドレスタイヤと同じくらいの深さにする事で、雪が降った場合でも対応可能なレベルになっています。

その為、走行を重ねてその溝が浅くなってくると、雪道での走行が難しくなります。目安としては溝の半分程度まで埋まってきたら寿命と考えてよく、距離にもよりますが大体3年前後であると言われています。

オールシーズンタイヤの選び方

以上、オールシーズンタイヤはどんなタイヤなのかについて、夏用やスタッドレスなどと比較して解説してきました。調べてみれば様々あるオールシーズンタイヤですが、続いてはその選び方のポイントを3つ挙げてご紹介します。

選び方①性能

まず1つ目は、やはり性能面です。注目したい点はいくつかありますが、以下の表に見ておきたい性能をまとめましたので、選ぶときの参考にしてみてください。

性能 内容
耐摩耗性 タイヤを構成するゴムの摩耗に対する強さ
ドライ 乾いた路面における走行性能
ウェット 濡れた路面における走行性能
乗り心地 車内に伝わる振動や走行音の少なさ
静粛性 路面とタイヤの間で生じるブロックノイズの大きさ
低燃費 JATMAのラベリング制度で転がり抵抗係数「A」以上、ウェットグリップ性能が「a」から「d」のもの

選び方②サイズ

2つ目は、タイヤ本体のサイズです。オールシーズンタイヤに限らず、夏用でも冬用でも必ずタイヤサイズは見ておくべきもので、当然ながらサイズの合わないタイヤを装着する事はできません。

基本的には、タイヤのサイズについてはタイヤ側面のサイドウォールと呼ばれる面に記載されていて、タイヤ幅、扁平率、リム径、質量や速度への耐久力が記されています。これが自分の車に合うかどうかをチェックし、店舗購入をするなら店員に確認しましょう。

選び方③メーカー

タイヤメーカーで人気どころを挙げれば、グッドイヤーがまずあります。世界で初めてオールシーズンタイヤを作成したメーカーであり、世界3大タイヤメーカーの1つに数えられています。

これ以外にも、イタリアで雪に強いタイヤ、および二輪用のタイヤなども扱っているピレリ、グッドイヤーと同じく世界3大タイヤメーカーのミシュラン、ドイツ製高級車の標準装備タイヤとして有名なコンチネンタルなどがあります。

オールシーズンタイヤおすすめ8選

この様に、オールシーズンタイヤはお住まいの地域によってとても現実的に使う事の出来るタイヤになり得ます。最後に、お勧めできるオールシーズンタイヤを合計8点ご紹介します。

おすすめ①ピレリ SCORPION VERDE ALL SEASON

まず1点目は、ピレリのスコーピオンヴェルデになります。同社が主力として展開しているタイヤであり、合計で56種類の豊富なサイズ展開で様々な車に対応可能、ノイズキャンセリング技術を活用したランフラットタイプなども用意されています。

 

おすすめ②グッドイヤー Vector 4Seasons Hybrid

2本目は、グッドイヤーのベクター4シーズンハイブリッドです。同社のオールシーズンタイヤラインナップの中でも乗用車向けのモデルで、ワッフル状の凹凸形状で剛性を向上し、変摩耗の抑制と高グリップにつながっています。

 

おすすめ③ファルケン オールシーズンタイヤ EUROWINTER HS449

3本目は、ファルケンのユーロウインターになります。ドライとウェット両方の状態において安定した高いコントロール性能を発揮し、住友ゴム製の日本製かつトレッド剛性も高いので、急な雪にも難なく対応できるでしょう。

 

おすすめ④ミシュラン オールシーズンタイヤ クロスクライメート

ミシュランのクロスクライメートは、夏用タイヤの性能をキープしたうえで、冬の雪道のパフォーマンスを実現したシリーズです。ロングライフの性能は、同社の夏用タイヤを上回るレベルとなっています。

 

おすすめ⑤ダンロップ ALL SEASON MAXX AS1

我らが日本のダンロップからは、オールシーズンMAXX AS1です。こちらも住友ゴムを使っており、通常のタイヤとは異なる中心から斜め後ろ方向に伸びる連続した溝によって、排水性と雪道のグリップ力につながっています。

 

おすすめ⑥ネクセン オールシーズンタイヤ N-BLUE 4SEASON

6点目は、ネクセンのオールシーズンタイヤです。こちらは韓国の人気タイヤメーカー製であり、ティレクショナルパターンの採用によって撥水性を向上、ブロック剛性で雪道でもグリップ力は安心できます。

 

おすすめ⑦ミネルバ オールシーズンタイヤ ALL SEASON MASTER

7点目、ミネルバのオールシーズンマスターは、ヨーロッパをはじめアジアなど世界52カ国以上で販売されているシリーズです。オープンショルダーにより、排水性、排雪性が向上、タフな路面でもコンディションは落ちません。

 

おすすめ⑧コンチネンタル ExtremeContact DWS06 PLUS

最後の8点目は、コンチネンタルのエクストリームコンタクトです。北米をマーケットに設計され、広大な国土に合わせて突発的に降る雪にも対応できます。ポルシェといった高性能な車でも実用可能にする為、横の剛性を強化しています。

 

年に数回しか雪が降らない地域にはオールシーズンタイヤがおすすめ

冬場にしばしば凍結する路面の場合には難しいかもしれませんが、都内など年に数度雪が降るという場合であれば、オールシーズンタイヤはコスパに優れます。是非とも愛車に使ってみてください。もし、タイヤ買取してもらうにはこちらの業者を参考にされてください。

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