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スーツを普段着として着るのはアリ?カジュアルスーツの選び方&着こなしを解説!
スーツは仕事をする時に着るものだという定着があります。しかし、スーツをオシャレに着こなして普段着として着用している方も存在します。普段着として着ることができるカジュアルスーツは、着こなし方によってより一層男性の魅力を引き出すことができるのです。この記事では、スーツを普段着として着るのはアリなのか、カジュアルスーツの選び方や着こなしを解説していくので、参考にしてみてください!
目次
普段着にスーツを着るのはおかしい?
スーツは仕事着というイメージが強いのではないでしょうか。中には、普段着としてスーツを着用している方もいるかもしれません。スーツを着る場合、どういった時にどんなことに注意しながら着ていけば良いのかご紹介していきます。
スーツは仕事だけに着る服ではない
スーツ上下にネクタイをビシッと締めて、平日の早い時間帯に歩いている方をよく見かけます。そういった方々は仕事に向かっていることでしょう。
しかし、スーツのジャケットにノーネクタイ、チノパンを合わせたカジュアルなスーツを着こなして歩いている方も多いです。カジュアルでオシャレに着こなすことができるために、普段着として使用できるので、仕事だけに着る服ではありません。
普段着にスーツを流用するのはNG?
普段着にスーツをそのまま流用するのはNGです。セットアップスタイルの場合は、スーツ上下同じ色と柄のものになるので、ネクタイを締めてワイシャツと革靴を合わせるとビジネススタイルとなり、仕事に向かうコーデになります。
セットアップスタイルのものを使用してカジュアルにもっていきたい場合は、ネクタイを外してインナーや靴は変える必要があります。ワイシャツのかわりにTシャツ、革靴のかわりにスニーカーなどに変更するだけで、カジュアルスタイルにもってくることができるのです。
普段着にできるスーツ
いつもビジネス用のスーツでビシッと決めているからと、カジュアルスタイルに挑戦したくなることもあるでしょう。ビジネススーツを普段着にできるのではないかと思う方もいるかもしれません。
普段着に使用する場合は、特に動きやすさが重視されます。普段着にできるスーツはカジュアルスーツのみとなります。
普段着に使えるカジュアルスーツの魅力
ビジネス用のものとカジュアルスーツはどう違うのか疑問を感じている方も多いでしょう。普段着として使えるカジュアルスーツには魅力がたっぷりあるので、今まで挑戦したことがなかったけれど着こなせるようになりたいと思うはずです。普段着に使えるカジュアルスーツの魅力についてご紹介していきます。
カジュアルスーツの魅力①おしゃれ
カジュアルスーツはポケットのデザインなどさまざまなので、適度にカジュアルさを出すことができます。毎回出がけるの時に、どんな服を着ようか迷うことも多いのではないでしょうか。
カジュアルスーツを1着持っていることでコーディネートの幅も広がり、毎日の服選びの必要はありません。セットアップスタイルなら、ビジネスシーンで使用できるのはもちろん、インナーや靴を変えたり、ネクタイを外せば落ち着いた印象を与えます。
また、ジャケットだけを羽織りジーンズやチノパンのコーデ、夏場は暑いのでスラックスだけ着用し、涼しさを演出するなどコーディネートに迷うこともありません。
カジュアルスーツの魅力②年齢を問わない
カジュアルスーツの魅力の1つとして、年齢を問わないことが挙げられます。コーディネートを変えるだけで、若い方から年配の方まで幅広く着用することができます。
20代ではジャケットを着用して下はジーンズ、スニーカーを合わせることでよりカジュアルさを演出することができ、20代ならではのおしゃれを楽しむことが可能です。
30代や40代では落ち着いた大人の男性というイメージになるので、あえてジャケットを羽織らずにシンプルなカットソーやタートルネックにしてスラックスをコーディネートすると、スマートな印象を与えることができます。
50代を過ぎてくると、カジュアルさを前面的に出すよりも、ビジネスシーンとして着用しているような落ち着いたカラーを選ぶことで、上司らしくおしゃれを保ちながらコーディネートすることができます。
カジュアルスーツは年齢に合わせて持っていなくてはいけないわけではありません。1着持っているだけでさまざまな着こなしができるので、「今日はどんな感じに決めていこうかな?」と考えるのが楽しみになってくるでしょう。
カジュアルスーツの魅力③オンオフ両方使える
カジュアルスーツはオンオフ問わないので、ビジネスでもプライベートでも両方使うことができます。カジュアルだけではなく、フォーマルにも対応することができるので、シーンによって使い分けるようにしましょう。
例えばビジネスシーンにおいてはネクタイがあるとしっかりとしたイメージになってしまうので、ノーネクタイにTシャツ、スニーカーにすることでオフィスカジュアルスタイルにすることができます。
また、ショッピングなどちょっとしたお出かけでは、オフィスでのコーディネートと同じにするとフォーマルな雰囲気が強く出てしまうでしょう。
ショッピングやカフェに少し立ち寄りたい場合は、よりカジュアルさが重視されるので、あえてジャケットは羽織らずにタートルネックやカットソー、スラックスといったようにコーディネートすることで、フォーマルな印象は少なくなるはずです。
ビジネススーツではビジネスシーンでしか使う機会はないかもしれませんが、カジュアルスーツは1着持っているとどちらにも使えるので便利です。
カジュアルスーツの特徴
カジュアルスーツの魅力についてご紹介してきました。普段着としておしゃれに着こなすことができるので1着持っていたらコーディネートも豊富で楽しむことができます。カジュアルスーツの特徴もさまざまあるので、見ていきましょう。
カジュアルスーツの特徴①生地
生地に特徴があり、ビジネス用とは違ってきます。カジュアルスーツでは、ウール素材となっているものが多く、光沢がある高級感を感じることができます。
一方のカジュアルスーツは、ウールだけではなく、コットン、リネン、コーデュロイ、ポリエステルなどの素材を豊富に扱っています。コットンやリネンは光沢感はないのでカジュアル向けだと言えるでしょう。
普段着として着用するためには、動きやすさや蒸れないかがポイントになってきます。コットンやリネン素材は、軽量で通気性も良い素材なので、夏場に販売されるカジュアルスーツに使用されていることが多いです。そのため、夏の蒸し暑い日でも快適に過ごすことができるでしょう。
カジュアルスーツの特徴②色・柄
カジュアルスーツには、色や柄にも特徴があります。ビジネススーツの場合は、ネイビーやグレーなどの落ち着いた色合いのものがほとんどです。柄も同様にストライプやウィンドウペーンといったものが多い傾向にあります。
ストライプといっても種類もさまざまで、チョークでこすれたような線である「チョークストライプ」は秋冬用のスーツの柄として用いられることが多いです。鉛筆で細い線を描いたような「ペンシルストライプ」はスタンダートなデザインであり、幅広いシーンの中で大活躍します。
細かい点の固まりで線を描いたような「ピンストライプ」もありますが、近づけばストライプ柄だということがわかるくらいの控えめなデザインです。一方のカジュアルスーツでは、ネイビーやグレーなど落ち着いた色合いのものも販売されていますが、明るい色もあるのが特徴的です。
ブルーやパープル、グリーン系のカラーもあるので、普段着として明るいカラーのカジュアルスーツを着ると、気分も変わるでしょう。柄のついているものもありますが、無地の方が多い傾向にあります。無地である分、シャツやパンツも合わせやすいので、さまざまなコーディネートを楽しむことができます。
カジュアルスーツの特徴③仕様
ビジネススーツの場合は、肩周りに厚めのパッドが入っています。また胸元あたりには立体的に見せるようにする工夫が施されています。フタ付きのポケットがついており、雨やホコリを防いで外での着用を考えて作られたデザインです。
スラックスはストレートタイプやブーツカットタイプがあるので、履きやすいものを選んでみてください。一方のカジュアルスーツの場合は、肩には薄手のパッドが入っているか、入っていないこともあります。
また、衣装の型崩れ防止する素材も入っているという特徴があります。フタのないポケットがついているものも多いです。スラックスは腰回りがゆったりしたデザインとなっているため、裾に向かうにつれて細くなるタイプが多いと言えるでしょう。
カジュアルスーツの特徴④コーデ
カジュアルスーツはビジネス用と違って、さまざまなコーデを楽しむことができるという特徴があります。
カットソーなどを自由に選ぶことができるので、挑戦したことがないコーディネートもできるので新鮮味を感じられるでしょう。色も柄もビジネス用とは違って明るいカラーが多いので、柄ものを取り入れるのもおすすめです。
カジュアルスーツの選び方
カジュアルスーツを購入したいけれど、何を基準にして選べばよいのか難しいと感じている方もいるかもしれません。自分にぴったり合ったものを見つけるためにも、選び方は重要なポイントとなります。カジュアルスーツの選び方をご紹介していくので、参考にしてみてください。
カジュアルスーツの選び方①セットアップスタイル
セットアップスタイルは上下セットになっているもので、パンツを選ばなくて良いので便利です。また、カジュアルスーツとはいえ上下同じになってしまうので、ビジネススーツを着ているのと近い形になってしまう場合もあるでしょう。インナーや靴を変えることで、よりカジュアルさを出すこともできます。
カジュアルスーツの選び方②ジャケパンスタイル
ジャケパンスタイルは、テーラードジャケットとスラックスやチノパンなどを組み合わせたスタイルです。上下違う色合いになり、セットアップよりもカジュアルに着こなすことができます。
テーラードジャケットにデニムを合わせることもでき、着る場所は限られてしまうかもしれませんが、プライベートで着用することも可能です。同じジャケットなのにパンツを変えるだけで、また違った雰囲気になるでしょう。
組み合わせはさまざまなので、自由にコーディネートを楽しみたいという方におすすめのスタイルです。また、色選びに気を付けることで、ビジネスシーンでも活用することが可能になります。
カジュアルスーツの着こなしポイント
カジュアルスーツをかっこよく着こなしてみたいけれど、なかなか思うようにいかないという方もいるのではないでしょうか。
着こなし自由度が高いのが良い点ではありますが、コーディネートの部分ではセンスも問われてしまいます。カジュアルスーツの着こなしポイントをご紹介するので、チェックしてみてください。
着こなしポイント①サイズ感
かっこよく着こなすにはサイズ感がポイントになります。大きめのスーツを購入してゆったり着ようと思う方もいるでしょう。体型に合っていなくてブカブカしていると、おしゃれには見えません。
ジャストサイズを購入することが大切です。また、カジュアルスーツにはさまざまな素材があるので、ビジネススーツよりも季節に合わせたコーディネートができます。季節感を楽しむことができるのは、カジュアルスーツならではと言えるでしょう。
着こなしポイント②色合わせ
カジュルスーツを着こなす時に、色合わせが難しくてうまくまとまらないという方も多いでしょう。色には、ブラックやグレー、ホワイトといった無彩色、赤・青・緑など無彩色以外でカラーのついているものを有彩色といいます。
この2つのカラーをどのように取り入れていくかによって、印象も変わってくるのです。モノトーン系である無彩色をメインに考えていくと、うまく色合いがまとまってくるでしょう。
モノトーン系に対して有彩色を1つあるいは2つ取り入れていくことで、おしゃれに着こなすことができます。3つまで入れてしまうと派手になってしまうので、着る場所が限られてしまいます。
着こなしポイント③小物類
かっこよくおしゃれに着こなすには、小物類にも注目をしてみましょう。例えば履いている靴によっても印象が変わってきます。靴紐タイプではなく、ベルトや金属バックルで締めるタイプのものは、金属バックルに光沢があるため、高級感を出すことができます。
また、光沢のあるローファーにしてみたり、スウェード素材のシューズにするとよりカジュアル感を出すこともできるでしょう。
さらに、小物類にこだわるとポケットチーフを入れるのもおすすめです。胸元が寂しい感じがしますが、ポケットチーフを入れることでエレガントな印象を与えることができます。インナーを選んでコーディネートを考えるのはもちろん、小物をどうするか細かいところにまでこだわってみてください。
普段着にも使えるカジュアルスーツは意外とコーデが簡単
カジュアルスーツは、セットアップとジャケパンの2種類のスタイルがあります。どちらもインナーや靴などを変えることによって、周りからの印象や雰囲気も変わってきます。普段着としても使えるので、1着持っていればさまざまな着回しができるのです。
コーディネートが豊富なため、自由度も高く、おしゃれを楽しみたい方にはおすすめです。カジュアルスーツで素敵に着こなしましょう!