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SNS映え抜群!バレンシアガで魅せる大人リュックのすすめ。
バレンシアガ(BALENCIAGA)といえば、みなさんはどんなイメージを持たれるでしょうか。ディオールと肩を並べるモード界の重鎮ブランド。オードリー・ヘプバーンが数々の映画で着用していたクチュールブランド。シティやファーストといったレディースの定番バッグで人気のブランド、などでしょうか。
そんなバレンシアガ。現在はロゴアイテムを中心に話題騒然となっているブランドでもあります。そこで今回は、そのバレンシアガから大人のためのリュック(バックパック)に焦点を当ててご紹介いたします。
人気急上昇中の「バレンシアガ」とは?
在りし日のクリストバル・バレンシアガ
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バレンシアガの概要
フランスはパリのジョルジュサンク・アベニュー10番地に拠点を置く、世界的なラグジュアリーブランド。オードリー・ヘプバーンやグレース・ケリーを始めとした、そうそうたる顧客を持っていたことに加え、アンドレ・クレージュ、エマヌエル・ウンガロ、ユベール・ド・ジバンシィといった、後の世界的デザイナーに教授したことでも知られています。
創業者でありデザイナーでもあったクリストバル・バレンシアガが亡き後、ブランドは一時停滞を余儀なくされましたが、現在は再びモード界を牽引するハイブランドとして活躍しています。
バレンシアガの歴史
クリストバル・バレンシアガはスペイン出身の1885年生まれ。1918年以降、スペイン国内にオートクチュールの店舗を次々とオープンし好評を博すも、1936年にスペイン内戦が勃発。バレンシアガはパリへと活動拠点を移しました。
ちなみに、スペインの画家であるピカソの代表作『ゲルニカ』、ヘミングウェイの小説『誰がために鐘は鳴る』、ジョージ・オーウェルのルポタージュ『カタロニア讃歌』、ロバート・キャパの戦場写真『崩れ落ちる兵士』などは、このスペイン内戦に関連する作品です。
閑話休題。パリへ渡って以降、バレンシアガは次々と新しいスタイルを打ち出しました。自ら裁断・縫製もできる強みを活かし、チュニック・ドレス、サック・ドレス、バレル・ルック、ラウンドカラー・スーツなどを考案。特に50年代は、戦争で衰退してしまったパリ・オートクチュール界をディオールとともに牽引しました。また、1946年には初の香水を発表。「ル・ディス(Le Dix)」と名付けられたこの香水もまた、高い評価を受けました。
1968年、フランスの5月革命にオートクチュールの衰退を機敏に感じ取ったバレンシアガは各店舗を閉鎖し、デザイナーを引退。そして4年後の1972年、スペインにて77年の生涯を閉じました。
その後のブランドとしてのバレンシアガは、1997年にはゴルチエやトラサルディで研鑽を積んだニコラ・ジェスキエールがプレタポルテのクリエイティブディレクターに就任。低迷していたバレンシアガをグッチグループ傘下で再興しました。2013年からはサンローランやボッテガ・ヴェネタを有するケリングの傘下へ入ります。デザイナーもアレキサンダー・ワンが担当し、新たなバレンシアガ像を打ち出しました。2015年からはカルト的な人気を博すヴェトモンのデザイナー、デムナ・ヴァザリアがアーティスティックディレクターに就任。現在、バレンシアガは世界中から注目を集めています。
バレンシアガのアイテムラインアップ
レディース、メンズともにモードウエアが中心です。パーカーやジーンズ、ジージャンといったアイテムも揃い、ワードローブの幅を広げてくれます。スニーカーを始めとした靴から、キャップ、財布、ジュエリーといった小物も用意されているので、トータルでバレンシアガの世界観を楽しむことができます。
メンズのバッグは今回ご紹介するリュックのほか、ショルダーバッグ、トートバッグ、メッセンジャーバッグ、クラッチバッグも展開されています。
▼バレンシアガのアイテムについてもっと知りたい
芸能人も支持するバレンシアガのリュックの魅力とは?
もともと、バッグも根強い人気があったバレンシアガ。そこへヴェトモンのデザイナー、デムナ・ヴァザリアによる個性的なデザインが加わり、大きなブームを呼んでいます。理由のひとつは、90年代のリバイバルやブランドロゴブームのアジテーターでもあるヴェトモンよろしく、バレンシアガでもあらゆるアイテムにブランドロゴが登場していること。SNS映えするキャッチーさも相まって人気です。
今回ご紹介するリュックもまたしかり。シンプル、ロックテイスト、オールドスクールと、さまざまなスタイルのロゴは、上質でベーシックなシルエットのリュックに色を添えます。これひとつ背負うだけでトレンド感を演出できる、非常に優れたアイテムです。
バレンシアガのリュックを愛用する著名人・芸能人
女性ではイギリス出身のモデル兼タレント、アレクサ・チャン(Alexa Chung)がバレンシアガのリュックを使用しています。
国内の男性芸能人では、郷ひろみ、有吉弘行、矢作兼(おぎやはぎ)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、陣内智則がバレンシアガのバッグを愛用しているようです。もしかすると、バレンシアガのリュックも使っているかもしれません。
【種類別】バレンシアガの人気のリュックを徹底解説
バレンシアガ「エブリデイ」シリーズのリュック
予算:22万3,560円前後(税込)
カーフスキンをメインにした人気のレザー製リュック。シンプルながら、大きめのバレンシアガのロゴはインパクト大。斜めに配されたメインのファスナーやショルダー部の凝ったデザインなども、ただ者ではないオーラを放っています。
H44×W33×D22センチ 生産国:イタリア
バレンシアガ「エクスプローラー」シリーズのHOMME リュック
予算:11万4,480円~24万3,800円(税込)
珍しいバーガンディー色のナイロン製リュック。フロントには同色で「HOMME」と「LONDON, NEW YORK, TOKYO, LOS ANGELES」のロゴが刺繍され、バレンシアガが出店している各都市を表しています。さりげなくバレンシアガの個性を主張したい方にも好評です。
H55×W37×D20センチ 生産国:イタリア
ネイビー
バレンシアガ「エクスプローラー」シリーズのBB MODE リュック
予算:11万8,500円~27万4,800円(税込)
「BALENCIAGA MODE」と「BB」のロゴが刺繍されたナイロン製リュック。ネイビーの本体に補色のイエローのブランドロゴは、「映える」アイテムとして好評です。ベースとなるのはウォータープルーフのナイロン。少々の雨でも、ものともしない防水性を獲得しました。
H44×W33×D22センチ 生産国:イタリア