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スーツケースのサイズはどう選ぶ?基本的な選び方を紹介
いざスーツケースを購入しようと思っても、「どのくらいのサイズが良いのかわからない」と悩むかもしれません。もちろん人によって荷物の量の感覚が異なるので一概には言えませんが、泊数や行き先に応じての相場を紹介します。
また、荷物の量を抑える工夫や容量以外に気にすべきポイントについても解説するので、併せてご参考ください。
スーツケースのサイズ選びの基本は宿泊数
画像引用元:https://www.samsonite.co.uk/luggage/
個人の荷物の量や行き先によっても変わってきますが、「宿泊数」に応じて容量を選ぶのがスーツケースのサイズ選びの基本的な考え方です。この基本をまずは把握し、そこから自分の状況に応じてサイズ選びの基準を増やしていくのがおすすめです。
宿泊数ごとの容量
画像引用元:http://www.travelandleisure.com/style/shoes/mens-stylish-boots
スーツケースの容量は宿泊数ごとに選ぶのが基本で、その対応は以下のようになります。
2泊~3泊 30ℓ~49ℓ
3泊~5泊 50ℓ~59ℓ
5泊~1週間 60ℓ~89ℓ
1週間以上 90ℓ~120ℓ
以下にイメージ画像と、それぞれの理由を紹介します。
2泊~3泊 30ℓ~49ℓ
画像引用元:https://lohaco.jp/product/L02997048/
2泊、3泊ちょっとした出張や旅行におすすめなのが30ℓ~49ℓタイプのスーツケースです。日帰りだとあまりスーツケースは持っていなかないと考えると、2泊、3泊からがスーツケースの使用目安となります。荷物の少ない方であれば、30ℓでも余裕があるはずです。
3泊~5泊 50ℓ~59ℓ
画像引用元:https://www.magaseek.com/product/detail/id_500433724
50ℓ台はもっとも一般的なスーツケースのサイズで、品数も多いです。国内旅行から海外旅行まで幅広く対応しやすいサイズなので、いろいろな泊数で旅行や出張に行く方には特におすすめです。
5泊~1週間 60ℓ~89ℓ
画像引用元:https://www.luggagedirect.com.au/brands/antler-luggage-bag-suitcase.html
長期出張や長期での旅行に行かれる方におすすめ。このくらいのサイズになると、容量満タン入れると持ち運びや持ち上げるのに多少苦労するかもしれません。このくらいのサイズになると、容量不足で困ることはあまりないでしょう。
1週間程度の旅行にもおすすめですが、なんらかの理由で荷物が多い場合にもおすすめです。
1週間以上 90ℓ~120ℓ
画像引用元:https://www.patagonia.com.au/products/black-hole-wheeled-duffel-120l-1?variant=3912011186187
100ℓ前後のスーツケースは最大級の容量になります。高さも1m程度になるので、持ち運びもそれなりに大変と言えるでしょう。入れているものが重かったり、力がそれほど強くない方だと持ち上げたり、持ち上げて運ぶのに苦労するかもしれません。
しかし、容量不足の心配なく安心して多くの荷物を入れられる点がメリットです。
飛行機を使う場合は注意が必要
画像引用元:http://www.zimbio.com/pictures/O8YFiZ7g9FL/Kevin+Costner+Arriving+Flight+LAX
スーツケースの容量は泊数に応じて選ぶのが基本ですが、飛行機に乗る場合はいくつか注意点があるので解説していきます。
機内に持ち込む?預ける?それぞれのメリット・デメリット
画像引用元:https://www.pinterest.jp/pin/815010863788021871/?lp=true
スーツケースを機内に持ち込む場合と預ける場合ではそれぞれメリット・デメリットがあるので、それぞれ紹介していきます。
機内に持ち込むメリット
画像引用元:http://www.travelandleisure.com/style/travel-accessories/smart-luggage
スーツケースを機内に持ち込むと、手荷物をカウンターに預ける時間や到着時に荷物を受け取る手間と時間が掛かりません。空港の手荷物カウンターは行列ができるほど混雑するケースが多いので、この煩雑さを避けられるメリットは大きいと言えるでしょう。
機内に持ち込むデメリット
画像引用元:https://www.thebalance.com/what-to-wear-to-a-law-firm-job-interview-2164237
スーツケースを機内に持ち込むと、持ち運びが面倒、邪魔になる、といったデメリットがあります。機内持ち込み可能なキャリーケースもありますが、案外邪魔です。時間に余裕がある場合、機内で必要なものだけ別で持っておき、スーツケースは預けた方が楽かもしれません。
預けるメリット
画像引用元:https://www.esquire.com/style/mens-accessories/
スーツケースを預けるメリットは、移動や機内で楽になるということです。スーツケースを持ち歩くのは重くて邪魔で、機内でも上げたり下ろしたりするのは面倒です。特に中身が重い場合余計に邪魔に感じるでしょう。そういうときは預けた方が楽です。
預けるデメリット
画像引用元:http://people.com/home/celebrity-travel-bags-and-suitcases/away-carry-on
機内に持ち込むメリットのところで紹介した通り、スーツケースをカウンターに預けると行列に巻き込まれるデメリットがあります。またカウンターに並んでいる人はいろいろな人がいるので、窓口でトラブルが発生するケースもあります。
トラブルに巻き込まれると、余計に荷物の受け取りに時間が掛かります。
持ち込みできる規定のサイズは?
画像引用元:http://www.fashionbeans.com/2017/the-stylish-mans-guide-to-luggage/
機内持ち込みでできるスーツケースのサイズは、「3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)」と規定されています。このくらいのサイズだと容量は30ℓ~40ℓくらいになるので、その容量のスーツケースならだいたい持ち込めます。しかし、このサイズのスーツケースなら海外出張、旅行だと少し小さいと感じるかもしれません。
結局のところ、多くの場合スーツケースはカウンターに預けることになるでしょう。
無料で預けられる既定のサイズは?
画像引用元:https://www.cheatsheet.com/culture/ways-keep-airline-losing-your-luggage.html/?a=viewall
無料で預けられる手荷物のサイズは、「50cm×60cm×120cm以内、重量合計20kgまで」と決まっています。つまり、スーツケースの場合ほぼ無料で預けることができます。サイズ要件は自動的に無料の条件を満たしますが、そのサイズで20kgを超えることはほぼないでしょう。
これを知っていれば旅上手!手荷物を抑える工夫
画像引用元:https://www.telegraph.co.uk/news/2017/03/25/tried-take-laptop-flight-happened/
手荷物が多くなりがちな人もいるのではないでしょうか。無駄なものなら減らせが良いのですが、自分にとってはどうしても必要、減らすことはできない、といった場合もあるかと思います。そういった場合に、持っていく手荷物は減らしつつも現地で困らない方法を紹介します。
①荷物を現地に送る、現地から送る
画像引用元:http://hespokestyle.com/rolling-carry-on-best-travel-bags-men/
荷物を現地に持っていく、もしくは現地から日本に持っていきたいが、荷物が増えるのは困る。そういった場合には、郵送するのがおすすめです。方法は簡単で、郵便局に送りたい荷物を持っていって郵送手続きを行うだけです。
ちなみに、日本から現地に送る場合の住所は泊まる宿の住所が一般的です。知り合いが現地にいるのなら受け取ってもらうのが良いですが、そういった知り合いがいない場合も多いでしょう。宿の予約をする際に荷物の受け取りが可能かどうかをネット上、または電話で確認し、郵送するのがおすすめです。
宿の予約をしていても、荷物を確実に受け取ってもらえるとは限りません。そのため、事前に確認した方が良いです。送る物としては、安価、かつかさばるものがおすすめです。具体的には、衣類や生活用品が当てはまります。
こういったものは持ち運ぶと邪魔になります。また、郵送すると到着が遅れたり、届かない可能性もゼロではありません。高価な物を郵送するのは万が一の場合を考えると危険なので、安価でかさばるものを郵送するのがおすすめということです。そうすることで、移動が楽ちんで安心です。
②少額のものは現地で買う
画像引用元:https://www.freepik.com/free-photo/man-with-a-suitcase_953847.htm
いろいろなものを持っていきすぎると荷物が増えるので、少額のものは現地で購入した方が良いです。たとえば、寒いときに羽織るものや下着の替えなどは必要最低限で良いでしょう。予備で持って行かなくても必要であれば現地調達できるので問題ありません。
③荷物を圧縮してスーツケースを小さくする
荷物の量自体を減らさなくても、圧縮の仕方によってスーツケースをワンサイズ小さくすることが可能かもしれません。具体的には、ちょっとした小道具を使用します。たとえば、以下のような圧縮袋が便利です。
こちらの圧縮袋は丸めていくだけで、空気を抜き、荷物を圧縮することが可能です。ニットのように膨らみがちなものは、圧縮して空気を抜くとスーツケースの容量が増えますのでおすすめです。
スーツケースの重量は?サイズではなく、重量も気にするべき?
飛行機を利用する際には、スーツケースの重量オーバーで超過料金を支払うケースもありえます。そう考えると、少し値段が高くても軽いスーツケースの方が良いでしょう。また、単純にスーツケースが軽い方が持ち運びが便利というメリットがあります。
軽量化に特化したスーツケースはハンドルにT字を採用するなど、通常のスーツケースと違った使い心地になることがあります。実際に触ってみる等してしっかりと使い勝手を確認してから購入するようにしてくださいね。
有名ブランドの軽量スーツケースをご紹介
軽量スーツケース①:リモア「サルサエアー」
リモワの中で最軽量を誇るサルサエアー。リモワ特有の四角いすっきりとしたデザインはそのままにポリカーボネートを採用することにより軽量化を実現しています。4輪マルチホイールで機内持ち込みの場合に威力を発揮するでしょう。
33L:1.9kg、65L:3.2kg、80L:3.3kg
軽量スーツケース②:サムソナイト「コスモライト」
軽量化の進化を続けるサムソナイト最軽量のコスモライト。採用されている特許素材Curv(カーヴ)はスーツケースブランドで唯一採用とのこと。前述のリモワサルサエアーを上回る圧倒的な軽さを実現しています。
36L:1.7kg、68L:2.3kg、94L:2.6kg
まとめ
スーツケースの選び方や飛行機に乗る際の注意点についてまとめてきました。荷物の量は人によって異なるので泊数だけが基準になるわけではありませんが、一つの指標になるのでぜひ参考にしてください。
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