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完成されたデザインで男心をくすぐる「ボーム&メルシエ」の魅力とは

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ボーム&メルシエは、筋金入りの時計愛好家から腕時計を全く知らない人まで、幅広い層に受け入れられる時計ブランドです。

セイコーやオメガ、ロレックスなど誰もが知るブランドも良いですが、人によって好みが分かれるのも事実。一方でボーム&メルシエは、洗練されたデザインでスキがないのが魅力です。

ここでは、腕元をエレガントに飾る「ボーム&メルシエ」の魅力について紹介します。

ボーム&メルシエの解説

ボーム&メルシエとは?

https://monochrome-watches.com/baume-mercier-clifton-club-sihh-2017-review-price/

ボーム&メルシエは、1830年に創業した時計ブランドです。100年以上続く老舗メーカーの中でも、このブランドは一度も途切れることなく経営を続けてきた稀少なメーカー。星の数ほどある世界中の時計メーカーの中で、7番目に古いブランドです。

創業者はルイ=ヴィクトール・ボームとピエール・ジョセフ・セレスタン・ボームという二人の兄弟。「最高品質の時計だけを作る」という信念のもと、スイス・ジュラ地方のレ・ボワという村に時計工房を開いたのが始まりです。

最先端の革新的技術を取り入れた懐中時計で、ボーム兄弟は瞬く間に高い評価を獲得。ルイ=ヴィクトールは先見の明の持ち主で、時計技術だけでなくビジネスセンスもありました。

https://acejewelers.wordpress.com/2011/01/19/team-ace-sihh-2011-trade-show-review-baume-mercier-watches/

当時、懐中時計と言えば紳士のためのアイテムでしたが、女性からもニーズがあることをいち早く察知。1869年には、娘のメリーナのためにゴールド製の懐中時計を手がけています。

1918年、当時のディレクターだったウィリアム・ボームが、ポール・メルシエと共に「ボーム&メルシエ社」を創立したことで、現在のブランド名となりました。

長い歴史で獲得した数々の栄誉

https://www.fratellowatches.com/baume-mercier-classima-the-perfect-smart-watch/

宝飾時計が女性から好評を博す一方で、自社でクロノグラフを開発するなど優れた技術力を発揮。華々しい受賞歴や記録の数々が、ボーム&メルシエというブランドの魅力の一つでもあります。

19世紀半ばの万国博覧会では、5つの金メダルを含む数多くの賞を獲得。19世紀後半からは世界各地の見本市や国際フェアに出品し、パリやメルボルン、アムステルダム、ロンドン、シカゴなどの都市で、10のグランプリと7個の金メダルを獲得するという偉業をなし遂げました。

あらゆる時計メーカーが精度を競い合うキュー天文台のコンクールへは、1885年に初めて参加した時点で上位7位のうち3つを独占。1892年には、トゥールビヨン付きクロノメーターで100点満点の91.9点という当時の最高記録を打ち立てました。

ボーム&メルシエの腕時計の特徴は「こだわり抜かれたデザイン」

ボーム&メルシエの腕時計は、美しく高級感溢れるデザインにこだわりがあります。ディレクターのアレクサンドル・ペラルディ率いるデザインチームによって、全てのモデルがデザインスタジオで考案されています。

ボーム&メルシエのデザインに通ずるひとつの共通点は、長い歴史で誕生してきた過去のモデルがインスピレーションの源であるということです。デザインスタジオではこれらのモデルを自由に解釈し、現代的な魅力を加えてアレンジします。

1940年代のクロノグラフをモチーフとしたものや、アールデコ調のレクタンギュラーケースを採用したものなど、新しくもどこか懐かしさを感じさせるのがボーム&メルシエの特徴。全てのモデルがクラシックでエレガントな魅力を放ちます。

愛用している有名人

由緒ある老舗ブランドだけあって、ボーム&メルシエの腕時計は多くの有名人に愛用されています。

古くは50年以上前、『サムライ』という海外映画にて採用されていました。ボーム&メルシエを着用したのは、映画史に残る名優アラン・ドロン氏です。

近年では、大ヒットしたTVシリーズ『ゴシップガール』で有名なケヴィン・ゼガーズ氏や、映画『ミッションインポッシブル』などでおなじみのジェレミー・リー・レナー氏などがボーム&メルシエのクロノグラフを愛用しています。

日本でも多くの俳優が着用しており、佐藤浩市さんや三浦友和さん、坂上忍さんといった有名人たちがTVドラマ出演時に着用しています。

機能美を追求したボーム&メルシエとキャロル シェルビーのコラボウォッチ

https://www.montres-de-luxe.com/Baume-Mercier-Capeland-Shelby-Cobra-un-charme-venimeux_a10231.html

2015年、ボーム&メルシエはアメリカのカーメーカー「キャロル・シェルビー」とパートナーシップ契約を締結。以降、2つのメーカーの魅力が融合した「コブラ」シリーズを展開しています。

「クリフトン・クラブ・シェルビー・コブラCSX2299」は、アメリカ車ではじめてル・マンを制したシェルビー・コブラ・デイトナ・クーペにインスパイアされた腕時計。文字盤には、デイトナ・クーペのボディカラーを反映しています。

フライバッククロノグラフを備えたスイス製自動巻きムーブメントを搭載しており、ボタンをワンプッシュするだけで次の計測をスタートすることが可能。シェルビー・コブラが記録した時速315キロ(196mph)を強調するタキメーターデザインも魅力的です。

ボーム&メルシエの定番シリーズ紹介

CLIFTON(クリフトン)

クリフトンは、1950年代に誕生した由緒あるメンズコレクションです。クラシックでありながらモダンな雰囲気を兼ね備えており、懐中時計時代から続くボーム&メルシエの製造技術を体現しています。

ステンレススティール製から18Kレッドゴールド製まで、幅広いラインナップを展開。クロノグラフをはじめ、コンプリートカレンダーやデュアルタイムなどの機能を備えた、あらゆるニーズに対応するムーブメントを搭載しています。

180年以上続く歴史で培われた時計製造技術を体現する、ボーム&メルシエの真骨頂とも言えるコレクションです。

CLIFTON 10052

端正な41mmのスティール製ラウンドケースを備えた逸品。スモールセコンドとデイト表示を特徴とし、美しいサンレイ・サテン仕上げのシルバーカラーの文字盤が見る者を弾き込みます。

昔ながらの緩やかな丸みを帯びた文字盤に、ブルースティールの針が高級感を演出。風防にはドーム型サファイアクリスタルガラスが使用されています。

評判・口コミ

ローマ数字が知的でかっこいいモデルです。

引用元:Amazon

CLIFTON 10112

デュアルタイムおよび日付機能を備えた男らしさを放つ腕時計です。

ミュージアムピースから受けたインスピレーションから誕生したコレクションで、熟練の職人達によるクラフトマンシップを体現。ブラックレザーストラップがフォーマルな雰囲気です。

評判・口コミ

少し控えめの存在感、ケースの美しさ、全てにおいて気にいっています。

引用元:Amazon

Capeland(ケープランド)

スポーティな雰囲気の腕時計が並ぶシリーズです。1948年に製作したクロノグラフにインスピレーションを得たモデルなど、伝統的なデザインに敬意を評したヴィンテージな雰囲気が魅力を放ちます。

このシリーズの主役はなんと言ってもクロノグラフ。ゴールドやステンレススティールのケースに高精度のスイス製自動巻ムーブメントを搭載し、日常生活にも便利な実用的機能を備えます。

最新鋭のフライバック機能を搭載したモデルもあり、世界を飛び回る男性の腕に相応しいタイムピースが並びます。

Capeland 10000

レトロな色合いの文字盤と、リーフ針がエレガントな印象のクロノグラフです。

機能性も充実しており、クロノグラフとしてはおなじみのタキメーターによる瞬間的な速度計測だけでなく、音の伝達速度を伝えるテレメーターも搭載。今となっては珍しい、男心をくすぐるさまざまな意匠がちりばめられています。

評判・口コミ

上を見ればいくらでも良い時計はありますが、私が無理なく購入できて、気に入った時計がこれでした。
人に見栄を張るような時計ではありません。
ですがそれがいい。

引用元:Amazon

Capeland 10067

黒文字盤を備えたこのモデルは、44mmの無骨なラウンドケースを備えたクロノグラフウォッチ。

長い歴史を考えると比較的新しい1998年登場のモデルで、ボーム&メルシエのニュースタンダードを確立したとも言える1本です。タキメーター、テレメーターの他にデイト表示も搭載し、機能性を重視しながらもエレガントな要素も備えています。

裏蓋からは高性能な自動巻ムーブメントを鑑賞することが可能。難解な動きを実現するための緻密な造形美を楽しめます。さらに自動巻ローターにはボーム&メルシエのブランド名と、レオナルド・ダ・ヴィンチが神の調和と称した”黄金比”の象徴である「Φ」のシンボルを刻印。どの角度から眺めてもスキのない名品です。

評判・口コミ

黒ベースなので時間も分かりやすくいい感じです。実物を見ると落ち着いた雰囲気もあり、いい感じです。

引用元:Amazon

CLASSIMA(クラシマ)

身に着ける人の高貴な魅力を引き出す、スリムウォッチのコレクションです。ボーム&メルシエはスリムウォッチのパイオニア的存在と言っても大げさではなく、1965年頃から現在に至るまで数多くのスリムウォッチを手がけてきました。

ケースのバリエーションも幅広く、2015年からは腕の太さを選ばない40mmタイプのモデルも登場。ギョーシェ装飾をはじめとするさまざまな文字盤の仕上げで、さり気なく男らしさを演出します。

エレガントさに磨きをかけるアリゲーターストラップも魅力の一つです。

CLASSIMA 10098

39mmという程よいケースサイズで腕元をエレガントに飾るドレスウォッチです。

12時、3時、6時、9時位置にローマンインデックスを配置したクラシックなデザインが魅力的。さらに3時位置には小ぶりなデイトカレンダーを搭載しています。リーフ形状の時分はりも洗練された印象を演出。

高級感溢れる仕上げながら、クォーツムーブメントなので価格が抑えられているのが嬉しいポイント。余計な装飾を排除しながら、細かいディティールにこだわっているため飽きの来ない逸品です。

評判・口コミ

ケースの薄さが5mmなので日常使いにもオススメです。

引用元:Amazon

CLASSIMA 10219

洗練された白文字盤に、高級時計の証明とも言えるムーンフェイズを搭載したモデルです。

文字盤中央に大胆に配置されたムーンフェイズが、月の満ち欠けを表示。ドレスウォッチながら周りとは一味違う存在感をアピールできます。

クォーツムーブメントならではの超薄型ケースに加え、やや長めに設定されたラグも絶妙のバランス感。型押しレザーのアリゲーターストラップも高級感を滲ませています。

評判・口コミ

更なる高みを求め、現在も開発に力を注いでいます。

引用元:Amazon

まとめ

https://monochrome-watches.com/category/baume-mercier/

ひと目でわかる高級感と、クラシックなデザインがボーム&メルシエの魅力です。

時代が変わっても朽ちることのないデザインなので、長きに渡って愛用できるでしょう。

もちろん見た目だけでなく、高精度のムーブメントもスイスクオリティです。

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