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ネクタイからバッグまで独自の個性を貫くエトロ。そのメンズ財布を徹底特集
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ペイズリー柄をブランドアイコンとするファッションブランド、ETRO(エトロ)。ハズさない流行りのストリートブランドカルチャーや、トレンドのまた先を渇望して追い求め続ける生粋のモードブランドとは一線の距離を置く、ある種の孤高のブランドです。
ビジネス上、ポジション的にはきちんとしたアイテムは必要。でも、少しは洒脱感も演出したい。そんな30代〜40代のビジネスユーザーに特にオススメできる玄人向けブランド。
今回はそんなETROから、メンズ財布をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
オシャレ上級者が支持するブランド、エトロとは
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エトロの概要
ETRO(エトロ)はイタリアはミラノに本社を置く総合アパレルブランド。ペイズリー(ペイズリー柄の発祥は19世紀のこと。スコットランドのペイズリー市が起源とされています)やエスニック感溢れるストライプ柄など、どこか異国情緒を強く感じさせるコレクションが魅力です。
日本では少しマニアックな扱いをされている同ブランドですが、本国では対象的に、メインの服飾はもちろんのこと小物や香水といったアパレル周辺のアイテムから生活雑貨に至るまで、手広く展開している非常に人気の高いブランドです。
エトロの歴史
ETROブランドの創始者は1940年生まれのジンモ・エトロ。アンティークのコレクターだった彼は世界各地のアンティーク商品を収集するためにETRO社を立ち上げます。
当初の彼は、アンティークの中でも主にテキスタイルを中心に扱っていました。この仕事で出会うことになったのが、後にこのブランドを代表することとなるペイズリー柄こと、カシミール文様のアンティーク生地。この模様をヒントに制作されたオリジナルのテキスタイルは、カーテン生地からソファに至る家具にまで広く展開され、大変な人気を博します。
次第に広がっていった同社のホームコレクションには、その社名ETROがつけられることとなりました。やがてETRO社のETROラインは拡大を広げ、ジャガード織り機によって制作された意欲作、ペイズリー柄バッグを発表します。これが空前のヒットとなり、同社のペイズリー柄のアイテムはスカーフやネクタイへと幅広く展開されていきます。
1996年にはミラノコレクションで初のレディースのアパレルショーを開催し、テキスタイル中心のメーカーからアパレルメーカーへと進展を図ることとなりました。
現在はジンモ・エトロの次男、キーン・エトロがクリエイティブディレクターとしての立場から全ブランドの統括指揮を行っています。現在のETROの世界規模の発展は、まさに彼の業績よるところが大きいと言えるでしょう。
また、ジンモ・エトロの長女であるヴェロニカ・エトロは、2000年にはレディースのチーフディレクターとして、また現在では、クリエイティブディレクターとしてETROブランドの発展に寄与しています。
こうした同族経営によるこのブランドの揺るぎない姿勢もファッション通に愛される所以でしょうか。
エトロの商品ラインナップ
ETROではレディースコレクションを筆頭に、メンズコレクションもミラノで毎シーズン発表されています。その対象は、メインのアパレルウエアはもちろん、ブランドの原型となるホームコレクションから、先に触れたネクタイ、皮革アイテム、香水、メガネ、そしてアクセサリーと非常に多岐に渡ります。
また特筆すべきはバッグのコレクション。同社のペイズリー柄バッグはもとより、レディースでは日本人フォトグラファー蜷川実花との限定コラボレーションバッグを販売し大変な話題をさらいました。
もちろん、メンズのバッグも同ブランドらしいフォークロアを感じさせつつも、現代的にアップデートされた魅力的なアイテムが販売されています。