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「ティソ」の時計は160年の伝統に裏付けされた確かな技術力の結晶。唯一無二の逸品をその腕元に
ティソ(Tisso)は2013年で創業160年を迎えた、時計大国スイスの老舗ブランドです。伝統と品質を守りながら、素材、機能、細部に至るまでこだわりのデザイン性を併せ持つ時計を数多く生み出しています。
トラディショナルなクラシックモデルから、世界的なアスリートのためのスポーティーモデル、最先端技術を搭載したハイテクノロジーモデルまで、多彩なラインナップが魅力です。
今回は、そんな世界的な時計ブランドであるティソをご紹介します。
ティソの解説
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ティソとは?
ティソは1853年にシャルル・ティソ父子が創業したスイスの時計メーカーで、ゴールドを贅沢にあしらったポケットウォッチ、高級ペンダントウォッチ、コンプリケーションウォッチなど高い品質で評価を得ます。
腕時計の大半は海外向けに作られ、1853年にはアメリカで、1858年以降はロシアでも販売されるようになります。1917年の十月革命でロシア帝国が倒れるまで、ロシアはティソの主要海外市場のひとつでした。
ティソは時計のデザインにその時代その時代の流行を取り入れながら、極めて革新的な技術によって競合メーカーとの差別化をはかり、1917年以降は独自ムーブメント製造を導入します。これにより、ハイクオリティーかつリーズナブルな、現在のティソの腕時計の基礎が出来上がるのです。
1985年にはスウォッチ・グループの傘下に入り、その後も機能性を追求したスポーツモデルや世界初のタクタイルウォッチの開発など、企業理念である「伝統に根ざしつつ、伝統を打ち破るイノベ―ター」として幅広い層から指示を得ています。
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特徴・こだわり
シンプルな2針・3針のデザインの時計をトラディショナルウォッチと総称しますが、ティソはそのトラディショナルウォッチの生産量が世界1位で、スイスの国旗を自社のロゴマークに入れることが許された、まさにスイス公認の時計ブランドです。
そんなティソは伝統的な時計作りを守りながらも、最新のテクノロジーを時計に取り入れることに余念がありません。ティソの時計は多くの「世界初」を生み出してきました。
たとえば、1930年には耐磁性腕時計、1970年にはプラスチックムーブメント、1999年にはタクタイルテクノロジーなど、伝統的でありながらも最先端を行く、ティソは常に業界の先を見据えたブランドです。
そんな高い技術がありながらも、他のスイスの高級時計ブランドと比べて、比較的リーズナブルな価格で提供しているという点もティソの時計のこだわりと言えるでしょう。
また、アメリカのプロバスケットボールリーグであるNBAや、世界的な自転車レースであるツール・ド・フランスなど、スポーツシーンでもティソの時計はオフィシャルタイムキーパーとして認定されています。このことからもティソの時計の正確さ、信頼性、確固たるブランドがうかがえます。
スイスの時計メーカーといえば、日本ではロレックスやオメガ、タグ・ホイヤーなどが有名ですが、ティソもまたそれらと肩を並べる有名ブランドであることは間違いありません。
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愛用している有名人
ここでは、ティソの時計を愛用している有名人をご紹介します。バスケットボールやモータースポーツ、サイクリング競技などアスリートを中心に、日本でも多くのスポーツ選手、芸能人などが着用しています。
映画やドラマで活躍する日本の俳優が着用したティソの時計
2011年のドラマ『絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~』では、ベテラン俳優の北大路欣也さんが、ティソのトラディショナルモデルのひとつPRC2000クロノグラフを着用しています。
また、2005年の『熟年離婚』では、渡哲也さん演じる主人公の長男役の徳重聡さん、次女役の片瀬那奈さんが揃ってティソを着用。当時、高視聴率を記録したドラマだっただけに、ティソ愛用者の方であれば、記憶に残っているのではないでしょうか?
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海外のセレブもティソの時計を愛用!
2015年公開の映画『ミッションインポッシブル:ローグネイション』では、ハリウッドを代表する俳優のトム・クルーズさんがティソのT -Touch Expert Solar(T-タッチ・エキスパート・ソーラー)を着用しています。
また、2005年の映画『Mr.&Mrs. スミス』では、同じくハリウッドを代表する女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、ティソのT Touch T337.788.51 を着用。スポーティーモデルのT-タッチがアクション映画に華を添えています。
このように、ティソの時計はスポーティーなモデルからクラシックなモデルまで、幅広い層に愛用されています。
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ティソとNBAの関係
2015年、ティソはNBAと業務提携を交わし、ティソのショットクロック(ショットの時間制限を表示)がNBAのチームの本拠地で使用されています。
1秒、0.1秒を争う激しいスポーツであるプロバスケットにおいて、ティソの最新鋭かつ信頼性の高いテクノロジーが選ばれたと言えるでしょう。このことからも、ティソが160年以上続く伝統的な時計ブランドでありながら、現在も進化し続けていることがわかりますね。
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ティソの定番シリーズ紹介
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世界初のタッチセンサー内蔵時計「T-タッチ」
T-タッチはタッチパネルでの直感的な操作を可能にした、ティソの革新性を象徴するようなモデルとして誕生しました。
従来の多機能ウォッチは、複数のボタンを組み合わせて押すような複雑な操作が要求されていましたが、T-タッチは高度計や晴雨計、温度計といったユニークな6種類の機能をタッチのみで切り替えることができるスグレモノです。
現代的なスマートライフに必携のアイテムとして、ティソのなかではいま最も人気のシリーズとなっています。
T-タッチエキスパートソーラー
ティソと同じスウォッチ系列のETA社が開発したムーブメントのなかでも最高傑作との呼び声が高い、ソーラー発電駆動のクォーツムーブメントを搭載。
コンパスや高度計など、アウトドアに欠かせない機能をタッチで直感的に呼び出すことができ、15分間の光に当てれば約1日分の充電が可能で、どれだけ機能を使い倒しても電池切れの心配がありません。
T-タッチ エキスパート ソーラーII
T-タッチのデザインを一新し、より洗練された機能とデザイン性を兼ね備えたモデルです。前モデルよりも進化した機能はアウトドアはもちろん、都会的なライフスタイルでも活躍すること間違い無し!
ビジネスパーソンにオススメ、シンプルさを追求したトラディション
トラディショナルウォッチ世界一の生産数を誇るティソの「トラディション」は、ヴィンテージなスタイルと機能性を兼ね備えた人気シリーズです。ドルフィン針やドーム型のサファイアクリスタルガラスなど、スイスのヴィンテージ時計の定番を継承したデザインは、スーツとの相性もバツグンです。
トラディション パーペチュアルカレンダー
2099年まで調整不要でうるう年を読み取ることができるパーペチュアルカレンダー機構をクウォーツで実現した、ティソの画期的なモデル。月・日・曜日がひと目で確認できる、特徴的で可愛らしいフェイスデザインが実にユニークです。
トラディション GMT
世界を旅するビジネスパーソンや旅行者には必須のGMT機能を搭載したモデル。文字盤にはクラシックな雰囲気を醸し出すギョーシェ彫りがほどこされており、ヴィンテージ風の仕上げでありながらも、現代のビジネスシーンにも通用する機能性を兼ね備えています。
ヘリテージ バナナ センテナリー エディション
100年以上の歴史を持つティソのバナナ・ウォッチ。手首に沿ってカーブするユニークなケースの形状にデフォルメされたアラビア数字が、20世紀初頭のアール・ヌーヴォーを彷彿とさせます。カレンダーも秒針もないシンプルなデザインながら、腕元からあなたの個性を輝かせるでしょう。
ヘリテージ バナナ センテナリー ローズゴールド ブラック
ローズゴールドのケースとインデックス、さらにブラックのケースの組み合わせが、ラグジュアリーかつ大人の男性の魅力を引き立てます。
ヘリテージ バナナ センテナリー シルバー ブラウンレザー
その名の由来である、手首に沿ってカーブする形状はどの角度からも時間を確認しやすく機能的。ピンクゴールドとシルバーのデザインは、黒や紺のスーツと組わせると非常に映えそうですね。
T-コンプリカシオン スケレッテ
大胆なデザインとティソの技術力の高さを感じさせる力強さを感じさせる、T-コンプリカシオン スケレッテ。車輪のデザインにインスパイアされたこのモデルは、両面フルスケルトンのサファイアクリスタルガラスを使用。斬新なデザインはもちろん、絶え間なく動くキャリバーが目にも楽しい逸品です。
T-コンプリカシオン スケレッテ T070.405.16.411.00
ティソの時計作りの技術を余すところなく発揮した、逸品です。大胆なデザインが腕元の存在感・個性を遺憾なく発揮し、時計に目をやる度に、「1分1秒の時を刻んでいる」という時計本来の楽しみを味わうことができるでしょう。
まとめ
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ティソの時計は、日本ではロレックスやオメガに比べると知名度は及びませんが、時計大国スイスにおいて160年以上愛されているデザインと、高い技術力に裏打ちされた確かな機能があります。
メジャーなブランドかどうかよりも、確かな審美眼を持つ男性こそ、選ばれるべきティソ。脈々と受け継がれてきた職人こだわりび逸品を、ぜひビジネスシーンやプライベートでご活用ください。
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