2018/07/24

ビジネスファッションのアクセントとしておすすめ! 8月の誕生石『ペリドット』ってどんな石?

ビジネスファッションのアクセントに使えるペリドット

8月の誕生石であるペリドットはネガティブなエネルギーを取り払い、夢の実現を手助けしてくれる石としてビジネスファッションのアクセントとして取り入れる方が増えています。

今回はそんなペリドットが一体どんな石なのか? ペリドットの魅力を分かりやすくご紹介します。

 

ペリドット

 

 

フレッシュな緑色が特徴的な、8月の誕生石であるペリドット。最近ではアクセサリー素材としても良く見かけます。また、ペリドットのもつ意味から天然石ブレスレッドとして、ビジネスファッションに取り入れている方もいらっしゃいます。

今回はそんな身近な宝石、ペリドットの魅力や歴史、パワーや選び法など、ペリドットが一体どんな石なのか、詳しくご紹介いたします。

 

8月の誕生石「ペリドット」ってどんな石?

8月の誕生石ペリドット

(画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=ntpSL_AzjSA)

まるでオイルを塗ったようなオリーブグリーン色に輝きが印象的なペリドットですが、この美しいグリーンの色合いは、12%~15%ほど含有された鉄分を主成分に、ニッケルやマグネシウムの含有量によって異なります。マグネシウムの含有量が多いと黄色が強く出て、鉄が多くなると濃い緑色になるのです。

美しい色合いはペリドットの特徴の1つではありますが、もう1つ特筆すべきは「複屈折率が高い」という点です。宝石に入った光が一筋の光として出て行くのではなく、二重の光となって出て行く性質を持ち、大きな結晶を正面から見ると、肉眼でも裏面が2重に見えます。

ジュエリーの多くは、ろうそくのような弱い光源下ではあまり輝きませんが、ペリドットは屈折率が高いため、薄暗い光、月明かりでも輝きます。

その為、夜会では好んで使用され、別名「夕べのエメラルド(イヴニングエメラルド)」と呼ばれることもあります。

硬度は6.5~7と、比較的柔らかく、ダイヤモンドなどとは違い、強い衝撃には弱いので扱いに注意が必要です。

主な産地は、アメリカ、アフガニスタン、中国、ミャンマー、エジプト、オーヅトラリア、ブラジルで、市場に出回っているのはアメリカ、オーストラリア産の割合が高いとされています。

ー1、ペリドットの名前の由来

ペリドットは鉱物名が「オリビン」、和名が「かんらん石」となっており、どちらもオリーブという意味に由来しています。また、ペリドットという宝石名は、アラビア語で「宝石」という意味の「faridat」に由来します。

 

ー2、ペリドットの歴史

ペリドットはある理由から、古代エジプト国家の象徴である太陽神に見立てられ、崇められていたとされています。

その理由の1つは、オリーブグリーン色の内部にうっすらと黄色が見えることです。確かに良く見ると、光が内包されているようにも見えます。

また2つ目の理由は、屈折率の高さから、暗い闇の中でも、わずかな光でも輝くとい特性を持っていることです。実際に、昼間よりも夜の方が探し出しやすく、夜に探して昼間に取っていたのだそうです。

この2つの性質から古代エジプトの人が「ペリドットは太陽の光を内包している」と考えるのも自然かもしれません。

また、第3の理由は、ペリドットが隕石と似た成分を含むということです。「太陽の力で地球におとされた石」という伝説が存在し、昔の人はこの伝説を信じていました。また、実際に隕石からペリドットが検出されたので驚きです。

このように古代エジプト王朝の王達に「太陽の石」として崇められたペリドットは、パワーストーンとして人々の生活に密接にかかわっていきます。

金にセットされたときは、「夜の恐怖」からその所有者を守る強力な護符に。また、ロバの毛に通して左手に結ぶと悪魔払いになると信じられていました。時には、喘息にも効くと、ペリドットを砕いて粉にして服用した例もあるのだそうです。また、古代エジプトの王達は不作が続くと、ペリドットを通してラーに祈りを捧げたと言います。

その後、ペリドットは、歴史の変遷とともに世界に広がって行きます。十字軍がペリドットを持ちだし、ヨーロッパに紹介したことがきっかけで、ヨーロッパでも護符として使われたり、時には教会の宝飾、イギリス・ロシアをはじめとした各国の王冠にも使用されるようになりました。

ペリドットはシトリンと同じく、その見た目ゆえ、エメラルドやトパーズと混同され続けてきた歴史を持ちます。古代エジプト時代から比較的近代になるまで、エジプト海岸に近いトパズィオス島(元セイントキジョーンズ島)でペリドットは採掘されていましたが、当時の人々は色合いからエメラルドやトパーズと混同していました。

クレオパトラもこの島から産出されるエメラルドを多数所有していたと言われていますが、実際はその多くがペリドツトであったとさえ言われています。

そうしたエメラルドとの混同は、持ち込まれたヨーロッパでも見られました。その例として最適なのが、ドイツのケルン大聖堂の三聖王の神殿を飾る200カラットの宝石です。何世紀もの間、人々はエメラルドだと信じてきましたが、実際はペリドットだったのです。

ちなみに、今現在世界最大のペリドットは同島から発掘されたもので、その大きさはなんと300カラットもあります。今現在このペリドットは、アメリカはワシントンにあるスミソニアン自然博物館に保管されています。

 

ペリドットの宝石言葉とは? 

ペリドットの宝石言葉

(画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=79p8UA-2U0E)

ペリドットの宝石言葉は「運命の絆」「夫婦愛」「信じる心」「平和」「安心」「幸福」「恐怖心の除去」「なぐさめ」「歓喜」「優しさ」などです。

また、ペリドツトには「狂乱を鎮め、出血を止める」効果があるとされています。一国の統治者である王が好んで使用したのも、「興奮状態を抑えて、心に平穏をもたらしてくれる、冷静・適切な判断が下せる精神状態を保ってくれる」という効果があったからなのかも知れません。

こうしたペリドットの効果から「浮気心、色欲を避ける」という意味につながり、ペリドットの宝石言葉として「夫婦愛」「夫婦の幸福」が宝石言葉として使われるようになりました。

「平和」「安心」「幸福」「なぐさめ」「恐怖の除去」などは、古代エジプト時代に見るような「太陽石」としてのペリドットのイメージやパワーから派生した宝石言葉と考えられています。

 

ー1、ペリドットのパワーストーン的効果とは?

「太陽の石」と呼ばれ、古代エジプト時代から、身を守るお守りとして使用されてきた歴史を持つペリドット。暗闇に希望をもたらし、ネガティブなエネルギーを取り去って、夢の実現の手助けをしてくれるとされています。

ネガティブなパワーがふきとべば、自分の内面の輝きをさらに発揮する事ができます。その結果「異性を引き付けるパワー」ももたらす効果があると言われています。

いつも一歩が踏み出せずに後悔しがちであったり、人をねたみやすかったり、人間関係などの悩みに前向きに対処したいという方に特におすすめの石です。心を落ち着け、一歩を踏み出す勇気をくれることでしょう。

またペリドツトの身体に与えるヒーリング効果にも注目してみましょう。ストレスの緩和はもちろん、胃、腸などの消化器官の働きをサポート、肝臓・脾臓の治療、痔の改善、視力改善、喘息の改善などに役立てられたという報告がされています。ただし、これらの作用が現代医学で証明されるには至っていません。

またペリドットのパワーストーン的効果を高めるには、ゴールドとの相性が良いと言われています。プラチナやホワイトゴールドではなく、イエローゴールドの土台や枠に合わせて、ジュエリーとして身に着けてみてはいかがでしょうか。

 

ペリドットの種類

ペリドットの種類

ペリドットは産出される国によって、見た目や特徴が変わります。その一例を、ペリドット産出国を挙げてご紹介させて頂きます。

ー1、アリゾナ産ペリドット

色味が強く、石によってはブラウンが強く出すぎているものもあります。緑色を濃くしたような感じではなく、ブラウンが混ざって濃くなったような色合いなのでカラーとしてはあまり人気がありません。

しかし、深い美しい色合いの一品が採れることもあるので、「アリゾナ産だから」と、目を向けないのは損かも知れません。小さな粒が集合して取れるケースが多く、あまり大粒ペリドットは産出されない傾向にあります。

ー2、ミャンマー産ペリドット

ミャンマーは美しいペリドットを産出する国として有名でしたが、残念なことに2009年をもって採掘がストップしています。これはアメリカ、中国、パキスタンなどで新たな鉱脈が見つかり、ペリドットの価格が下がってしまい、採算が取れなくなったことが原因のようです。

ミャンマー産ペリドットの色合い、大きさともに他国のものと比べると別格です。ペリドットの色合いは、大きさが出るほどに魅力を増します。小粒の状態での発見が多い中、ミャンマーの鉱山では5カラット、10カラットと大粒のペリドットが産出されていました。

透明度が高く、オリーブ系統の色味が強い、美しい色合いもミャンマー産の特徴です。

ー3、ノルウェー産ペリドット

「ノルウェー産のペリドットほど、澄んだ品はない」と言われるほど美しいペリドットとして有名です。通常のペリドットは濃いオリーブ系統の色が多いですが、ノルウェー産の場合は、色の濃さよりも、色の純粋さや鮮やかさ(彩度)、透明度に優れていて、ピュアで澄んだ美しい印象を残します。

好みによっては、ミャンマー産よりも良いという人もいるほどです。ミャンマー産同様、比較的大き目のカラットも産出されています。ただし、その美しさから、なかなか店頭に出回ることはなく、入手が難しいとされています。

 

良質なペリドットの見分けるポイントとは?

良質なペリドット

産地ごとにペリドットの特徴が異なるとご紹介させて頂きました。優れたペリドットが産出されやすい鉱山があるのは確かですが、だからと言って「それ以外の鉱山から産出されるペリドットは品質が悪い」という訳ではありません。産地にこだわらず、以下の点に注目して良質なペリドットを見極めてみましょう。

ここでは良質なペリドットを見分けるポイントをご紹介します。

 

・ポイント1:色味はブラウンの混ざっていないもの

もともと内包物の多いペリドットは、その影響を受けて生じる褐色系の色が目立ちます。そうしたブラウンの色味が強く出過ぎた品の場合、評価が下がってしまいます。

・ポイント2:傷の有無

傷や目立った内包物がなく、輝きを損ねないほどに価値を増します。

・ポイント3:カラット数

小粒より10~20カラット以上と、大粒でクオリティーの良い品は、希少価値を増します。

 

希少なペリドット「パラサイト隕石」とは?

地球の外からやってきた隕石には、鉄隕石や石質隕石、石鉄隕石などさまざまな種類があります。その中でも、ペリドットを含んでやって来る希少な原石が石鉄隕石(せきてついんせき)、通称「パラサイト隕石」と呼ばれます。

地球に飛来してきた全ての隕石のうち約1%しか存在しないとされる希少中の希少原石です。ちなみに、パラサイトと言うと寄生という意味もありますが、こちらはその発見者、ドイツの科学者ペーター・ジーモン・パラス氏にちなんで付けられた名前です。

隕石の多くはおよそ45億年ほど前にできたもので、太陽系の初期、惑星が形成された当時の始原的な物質とされています。最近では、希少なペリドットである「パラサイト隕石」をカットできるようになり、市場でもパラサイト隕石のペリドットジュエリーが見られるようになりました。

45億年前の宇宙が生み出した神秘を、是非とも身に着けてみたいものですね。

 

キャッツアイペリドットとは?

キャッツアイとは、一般にはカボションカットと呼ばれ、なだらかな丸みを帯びてカットされた宝石の上を、一条の線が現れる宝石を意味する総称です。

針状に並んだインクルージョンが含まれて生じるこの現象は、「シャトヤンシー効果」と呼ばれるもので、その効果が現れる宝石は50種以上にものぼります。

ルビー、サファイヤ、アレキサンドライトと言った色石同様、ペリドットにも極めて稀ですが「シャトヤンシー効果」が現れるケースがあります。

こうしたペリドットは、希少性から別格となり『キャッツアイペリドット』の名が付けられるのです。線のハッキリでる品程価値を増しますが、希少さゆえ、なかなかお目にかかれる品ではありません。

 

世界最大のペリドットとは?

現在までで発見されている世界最大のペリドットの大きさは310カラットです。このペリドットが見つかったのは、3500年以上に渡ってペリドットの採掘が続けられていた「トパズィオス島(ザバルガット/英名セントジョーンズ島)」です。

古代エジプト中王国から新王国時代に島での宝石採取がスタートし、第2次世界大戦後まで行われましたが、鉱脈の枯渇とエジプト政府による国有化とで1958年に閉山しています。

今現在この世界最大のペリドットは、スミソニアン博物館に収蔵されています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。1カラット以下の小さいペリドットであれば数千円で買えることもあり、アクセサリー素材としても人気です。しかし、5カラットを越えると、ジュエリーとして使用されるケースが目立ちます。美しさだけでなく、古代からお墨付きのパワーストーン効果にも注目が集まるペリドット。

大切な人へのプレゼントに、または自分へのご褒美に、ビジネス用のファッションとして、いろんなシーンでペリドットの魅力を役立ててみてはいかがでしょうか。

 

◉ビジネスシーンで活躍するペリドットおすすめアイテム3選

 

●1:ペリドット入りの香水

 

HARNN オードトワレコレクション プーム 50ml (ペリドット入)

 

 

 

 

 

●2:ペリドットのアクセントつき印鑑

ワークス チタン印鑑 (ペリドット宝石付) 10.5mm (ケースなし)

●3:ペリドットアクセントつきネクタイピン


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