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イケオジに似合う髪型は?かっこいいおじさんを目指そう

髪型を気にするおじさん
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ここ数年来、メディアやSNSでよく見かける「イケオジ」という言葉。「イケメン」から派生したバリエーションです。

厳密なルールはありませんが、「イケメン」は若い世代に対して使われ「イケオジ」は中高年世代に使われています。最近は、男性もファッションだけではなく、自分自身を磨くために、メンズメイクやメンズエステなどにもこだわる時代です。そのため、年齢を重ねてもイケオジを目指したい!という人が増えています。

しかし、イケオジが「かっこいいおじさんというイメージ」なのはわかるけれど、具体的には何をしていいのか?が、分かりづらいですよね。

 まずは、「外見の印象」を変えるのが一番なのですが、外見といっても、ファッションコーディネート・顔(スキンケアやメンズメイク)・髪型・持ち物・ポージング・喋り方などいろいろあります。

 そこで、今回はイケオジへと印象を変えられる要素、「髪型」について紹介しましょう。

イケオジとは

イケオジのイラスト

そもそも、「イケオジ」とは具体的にどのような人を指すのでしょうか。

 「イケメン」は「イケてるメンズ」の略語で、10代〜30代くらいまでに使われているのに対し、「イケオジ」は「イケてるおじさん」の略語で、40代以上の中高年男性に対して使われる言葉です。

 ただし、「イケメン」と「イケオジ」の違いは、単なる年齢層の違いだけではありません。

 「イケメン」の場合、多くは単純にその男性の顔が整っている・スタイルがいい・おしゃれなど、「外見」を褒めるときに使われます。

それに対して、「イケオジ」の場合、「外見がかっこいいオジサン」ということだけではありません。顔・スタイル・ファッションセンスだけではなく、若々しい感性・清潔感・話し方・立ち居振る舞い・生き方(仕事や私生活などに対する考え方)など、年齢を重ねているからこそ滲み出ててくる魅力を持っていることが、条件になります。 

一般的に、男性は30代の半ばくらいから、肉体的・外見的な衰えを意識するとか。ただし、昔のように「年齢とともに外見が衰えていくのは当たり前」と諦めてしまう男性は少なくなってきたようです。

一説によると、最近の若い女性が男性に求める条件は「外見のかっこよさ」ではなく、年齢にともない身に付く「包容力」とか。

 つまり、「イケオジ」は、単純にオシャレをすればすぐになれる!という簡単なものではないようです。

 しかし、「イケオジ」を目指すには、まずは外見から変身するのが一番。そして、素早く見た目に大きく印象を変えられるのが、「髪型」です。

 「イケオジ」に見える髪型とは、どのようなスタイルなのでしょうか。注意したいことや、具体的な髪型の例などを紹介します!

 イケオジに似合う髪型の基本ポイント

髪型に迷う男性

いわゆるオジサン世代の男性が、「イケオジ」に見えるヘアスタイルにするために注意したいポイントを紹介します。

イケオジ=若造りではない

 若い世代のトレンドヘアを、そのまま取り入れるのはNGです。髪型だけ出来上がっても、若作りしているだけの「イタイおじさん」になってしまいます。イケオジになるには「年齢に相応しい落ち着き」が感じられる髪型にする必要があるのです。

 顔の輪郭にあった髪型を選ぶ

 髪型は、自分の顔の輪郭に合っていることが大切。人の輪郭は、大きく分けると丸型・卵型・面長型・逆三角型・ベース型に分かれます。髪型がきれいに見える基本は「縦3:横2」比率のシルエットで、小顔効果も得られるバランスです。

 髪質や量に合った髪型を選ぶ

 自分の髪質や髪型に合っていることも大切な条件です。たとえば、ナチュラルウェーブのパーマにしたくても、剛毛の場合はゆるふわなニュアンスが上手にでないことも。

また、ボリューミーなスタイルにしたくても、毛量が少ないと難しいこともあるでしょう。

「絶対このヘアスタイルでなきゃだめ!」と決めつけずに、プロの美容師とよく相談することが大切です。

 職場の雰囲気に合った髪型を選ぶ

 学生の場合は、金髪に染めようがモヒカンのように攻めた髪型にしようが問題ないかもしれません。

けれども、イケオジ世代の男性は若くても40代。職場ではベテランで若い世代を指導する立場にいる人も多いでしょう。重役クラスの取引先に会うこともあります。

イケオジ世代は、自分の髪型が職場に合っているかも考慮しましょう。たとえば、きちんとしたビジネススーツを着るいわゆる「お堅い職場」なのか、みな私服で好きな恰好をしていい「自由な職場」なのか、清潔感や信頼感などが大切な「接客をする職場」なのか……を考えてください。

おすすめのイケオジ髪型

髪型に迷う男性

「イケオジに似合う髪型の基本ポイント」で解説した条件をもとに、おすすめの髪型を紹介しましょう。

前髪を立ち上げたスタイル

前髪を立ち上げたスタイルは「アップバング」といいます。すっきりとおでこを出すスタイルで、顔が明るく見えるのがメリットです。

 年齢とともに、加齢による目尻の皺・しみ・たるみなどが気になるものですが、顔を隠そうと前髪で顔を覆うと、暗い印象になってしまいます。 

アップバングは顔全体が出るので明るくなるだけではなく、爽やか・自信を持っていそうなどの印象を与えます。イケオジ世代にはぴったりでしょう。

6:4分け

6:4分けとは、6対4のバランスで前髪を分けた髪型です。

前髪をアップバングにせず下ろして中心からきっちり5:5に分けるのは、20代の男性に多い髪型。イケオジ世代がやると、無理に若造りしている印象になってしまいます。

センターからずらした6:4バランスのほうが、年齢にふさわしい感じが演出できるでしょう。キマり過ぎずナチュラルな雰囲気なので、どんな職場でも合うスタイルです。

オールバックヘア

豪快に髪を後ろに流すオールバックは、欧米系の外国人男性に人気のある髪型です。髪の長さやストレートかパーマがかかっているかによってイメージが変わります。

短髪ならビシッとした雰囲気になり、パーマをかけてからオールバックにすると大人っぽくワイルド&セクシーな雰囲気になり、まさにイケオジ世代にはぴったりの髪型です。

白髪や白髪まじりのグレーヘアーにも似合うスタイルです。

ツーブロックヘア

「ツーブロック」とは、カットの技法のことでヘアスタイルの名前ではありません。

耳周辺や襟足を短く刈り上げにして、トップの部分は長めな「髪のブロックがはっきり2つに分かれている」状態のことです(刈り上げは襟足→耳周辺→頭頂部に向かって徐々に長くなっていきます)。

 襟足と耳周りは刈り上げになっているので、スッキリと清潔感がある印象になります。トップの長めの髪はナチュラルに後に流すと、大人っぽくジェントルマン風な雰囲気に。

トップの髪を短かくしてパーマでニュアンスウェーブをかけて流しても、イケオジ世代にはぴったりの「大人の余裕がある男」を演出できるでしょう。

癖毛を活かしたパーマヘア

元々、癖毛の人はそれをいかしウェーブパーマにするのもおすすめです。体質にもよりますが、年齢を経ていくと頭頂部の毛が薄くなってきて「ぺちゃんこ」になりがちです。

トップのボリュームが無くなると老けた印象になってしまうので、ウェーブをかけてボリュームを出すと若々しい印象になるでしょう。

もちろん、ストレートヘアで「トップがぺちゃんこになってきたな」という人も、癖っ毛風の柔らかいウェーブパーマにして、トップを高くするのもおすすめ。

イケオジ世代は、パーマヘアを茶髪にすると無理に若作りしている感じになってしまいます。黒髪やグレーヘアーのままで、トップにパーマをかけ、サイドや襟足を刈り上げてツーブロックにするとおしゃれなイメージです。

センターパートヘア

若い世代に人気のセンターパート。イケオジ世代は無理に取り入れると若作りしている感じになるのですが、さっぱりとしたいわゆる「塩顔」の男性は似合うこともあります。

センターパートにした前髪が両サイドの顔にかかってしまうと「若く見せようと無理している」感じがしてしまうため、短めにしてグリースでサイドに流すとビジネススーツにも似合う雰囲気になるでしょう。

白髪を活かしたヘア

体質によっては30代後半から白髪が多くなる人もいます。「老けてみられるから」と、白髪染めで黒く染める人もいますが、量が多くなると染めるのが大変です。最近では、あるがままの自然な「グレーヘアー」を楽しむ人も増えています。

白髪が目立ってきたら、真っ黒ではなくアッシュグレーなどのグレー系に染めるのがおすすめ。白髪がぼやけて目立たなくなり、頻繁に染める必要もありません。

 グレーヘアーはオールバックもツーブロックもパーマも似合います。ただ、長くてボサボサだと、年齢よりも老け込んだり不潔感や生活やつれ感が出てしまいます。基本的には短くして、前髪は後に流しグリースなどで艶を出して仕上げたほうがいいでしょう。

イケオジ髪型を保つためのポイント

髪を気にする男性

せっかく美容室に行って、イケオジな髪型にしてもらっても、そのまま何もしなければ崩れてしまいます。普段から、イケオジな髪型をキープするための努力が必要です。イケオジな髪型を保つポイントを紹介しましょう。

適切なシャンプーとコンディショナーを選ぶ

若い頃はシャンプーやコンディショナーなど、ヘアケア製品などには無頓着で髪の悩みなどなかった……という人も多いでしょう。

けれども、30代も後半になると、髪のツヤがなくなってきた・全体的に薄くなってきた・頭皮が乾燥している・痒みが気になるなど、悩みが増えてくるものです。

髪や頭皮の変化に合ったものや、エイジングケア成分が配合された製品を選んでください。

スタイリング剤を使用する

年齢を経た髪の毛は艶や潤いが徐々に失われてくるため、まとめづらくなります。スタイリング剤を使用しましょう。

しかし、ヘアワックスで毛先を跳ねさせるような髪型は、イケオジ世代には不向き。

ヘアジェルやヘアグリースなどウェットなスタイリングなら、前髪やサイドの髪を自然に後に流せます。また適度に艶もでて、大人の落ち着いた男性らしい雰囲気を演出できるでしょう。

定期的にヘアカットする

体質などによっても異なりますが、平均的に髪の毛が伸びる速さは、1日に0.3〜0.4mmだそうです。1ヶ月で約1cm伸びてしまうので、ヘアサロンで整えた髪型は崩れてきます。

ショートやツーブロックの刈り上げ部分などは約1cmも伸びてしまうと、かなり印象も変わってしまうでしょう。

「キマっている状態」をキープするには、定期的にヘアサロンでカットしてもらってください。

白髪対策をする

個人差もありますが、30代半ばから白髪が目立ってくる人も多いものです。チラホラな感じなら、市販の「白髪染めシャンプー」がお手軽。髪を洗いながら白髪を目立たないようにしてくれます。

一時的に白髪を隠したいだけなら、マスカラのようにブラシで白髪をなぞるだけで簡単に染められシャンプーで洗って落とせる「部分染め」も便利です。

かなり白髪が多いなら、市販のメンズ白髪染めを利用して自分で染めるという手段もありますが、髪が伸びると根本が白くなってくるので頻繁に染めなければなりません。

多めの白髪の人は、あえて白髪を活かし「グレーヘアー」用の染め剤で染めるのもおすすめです。

薄毛対策をする

薄毛が気になったらすぐに薄毛対策をしてください。髪や地肌に優しいヘアケア製品を使う・自分の髪質や頭皮に合った育毛剤を使用してマッサージをする・ときどきスタイリングをやめ休ませる・髪の成長に役立つサプリメントを飲むなどは自宅でできます。

また、薄毛対策用のメンズヘッドスパを利用するのもおすすめです。リラクゼーション効果もあり、薄毛の原因となるストレス解消にも役立つでしょう。

健康的な生活習慣をおくる

髪や頭皮のエイジングケアをするには、ヘアケア製品など外面からのアプローチだけではなく、内面からのアプローチが非常に大切です。

イケオジ世代は、髪のことも考えてぜひ健康的な生活を送るように意識してください。

  • 睡眠不足・疲労・ストレスをためない
  • 座りっぱなしや運動不足は血流を衰えさせるため、日々軽い運動をする
  • 髪にいい栄養素を積極的に食べる(タンパク質・ビタミンB6・ビタミンE、A・コラーゲンなど)
  • 血流を衰えさせるタバコは禁煙するか控えめに
  • 過度の飲酒はNG

 などにも気を配りましょう。髪にいい生活習慣は、そのまま体にもアンチエイジング対策としてもメリットがあります。

 まとめ

「髪型」は外見のイメージに大きく影響するもの!髪型がキマると全身の雰囲気がよくなり、オシャレも映えるものです。まずはイケオジにぴったりな髪型に変えましょう!

ここで紹介した注意点に気をつけて、自分にぴったりな髪型に変えてくださいね。