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メンズメイク初心者は何から始めるべき?はじめてでもできる基本メイクとは

メイクしている男性
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最近、取り入れる男性が増えてきた「メンズメイク」。けれども、ひと昔流行した、派手なビジュアルメイクとは違います。

今、注目されているのは、メディアでよく見かける男性アーティスト・タレント・モデルなどがしているメイクで、その人の魅力を引き立てたナチュラルなものです。 実は、ここ数年来メンズメイク人気が急上昇しているおかげでメイクアイテムの新しい製品もどんどん登場しています。

しかし、いざ「メイクをやってみよう!」と思っても、アイテムの種類が多いので、何から初めていいのか迷ってしまう人も多いようです。

そこで、今回はメンズメイクで基本的に必要なもの・方法・注意したいポイントなど、お役立ち情報を紹介しましょう。メンズメイクを始めたいなと思っている人も、初めてみたものの上手くできないなとお悩みの人もぜひ、参考にしてくださいね!

メンズメイクとは

化粧水

 「メンズメイク」とは、その言葉通り「男性のお化粧」のこと。けれども、女性のメイクとはちょっと異なります。

女性のメイクは、アイシャドウやリップなど色を乗せるアイテムや、マスカラのように盛るアイテムを使い「美しさを演出する」メイクが一般的です。反面、トレンドのメンズメイクは、仕上がりの「ナチュラルさ」が基本。

 ベースメイクで肌色を整えたり眉をきれいに揃えたりすることで、顔の印象を垢抜けさせ清潔感や身だしなみのよさをアップします。

 日本では歴史が長いメンズメイク

 日本では意外とメンズメイクの歴史は古く、平安時代の貴族・戦国時代の武将たちも化粧を楽しんでいました。 江戸時代に入ってからも、武士が身だしなみとして顔色を明るく見せる頬紅を懐に忍ばせていたり町人も眉を整えたりなどの化粧をしていたそうです。

その後、時代とともに男性の化粧習慣は消えましたが、長い年月を経て近年になってから復活。1980年代のビジュアル系男性ミュージシャン人気や、2020年代からのK-POP男性アーティスト人気の影響もあり、再びメンズメイクは注目を集めるようになったのです。

 

コロナ禍・KPOP・SNSも影響して再熱

 メンズメイクが一般男性の間でも広がり、メイク用品市場の売り上げが飛躍的にアップしたのは2020年以降です。 

理由としては以下が挙げられます。 

  • コロナ禍でリモートワークが推進され、「リモ映え顔」メイクをするビジネスパーソンが増えた
  • SNSやユーチューブで自分をアピールできるようになった
  • 数度目のK-POPブームの影響で、日本人男性アーティストやタレントなどもメンズメイクを行うのが当たり前になった

メンズメイクで見た目の印象をアップすると、今までは似合わないと思っていたトレンドのファッションも楽しめるので「おしゃれの幅が広がった!」と喜んでいる人も少なくありません。

また、自然な仕上がりのメンズメイクの男性は、ビジネススーツが映えるので、「きちんとしている印象」「身だしなみに気を配っている人」「清潔感がある」など、周囲の評判も良いようです。

メンズメイクに必要なもの

メイクアイテム

メンズメイクに必要なアイテムはさまざまな種類があります。まず初心者の人に必要な、基本的アイテムをご紹介しましょう。

ベースメイクに必要なもの

「メイク」の基本は「ベースメイク」。シミ・そばかす・ニキビ跡・肌荒れなど、気になる部分をカバーし、顔の肌色を均一に整えるのが目的です。

肌が整うと清潔感が増し、きちんとした印象になります。

BBクリーム

 通常、ベース作りをする際は、化粧下地・日焼け止めなどを塗ってから、ファンデーションを塗ります。けれども、初心者におすすめなのはメンズ用「BBクリーム」です。

 BBクリームは、化粧下地・日焼け止め・美容液を兼ね備えたクリームなので、これ1本塗るだけでベース肌を作れます。

 皮脂を吸着する成分や保湿成分が含まれている製品も多く、テカリ・乾燥ケアも期待できるでしょう。顔色と首色が浮かないよう、首色に合わせた色を選びます。

コンシーラー

 BBクリームでは隠しきれない気になる肌色の部分を、ピンポイントにカバーするのがコンシーラーです。目の下のクマ・シミ・ニキビ跡など、狭い範囲の肌色カバーに使えます。

使いやすいペンシルタイプ、指で塗るタイプなどがあり、気になる部分に乗せて馴染ませればメイク初心者でも失敗知らず!手軽にカバーできて便利です。 

フェイスパウダー

 フェイスパウダーは、ベースメイクの仕上げに使用するアイテムです。微細な粉末状で、肌のテカリを抑えるとともに、メイクを崩れにくくする働きもします。

 パウダーがそのまま容器に入っていてブラシで顔に乗せる「ルースパウダー」タイプと、固形状にしたパウダーをパフで撫でて使う「プレストパウダー」タイプの2種類が主流です。

初心者の人には、ふわっと薄付きできる、ルースタイプが使いやすいでしょう。 

髭剃りアイテム

 ベースメイクを綺麗に仕上げるためには、まずスキンケアと髭剃りが重要です。

特に、よく剃れる髭剃りは必須アイテム!

どんなに上手にベースメイクができても、ヒゲがポツポツと生えていては台無しだからです。自分の髭や肌タイプに合った、高品質な製品を選びましょう。

眉毛メイクに必要なもの

眉毛は、顔の印象を大きく左右します。初めて手入れするときは難しく感じるかもしれませんが、きちんととかし、眉毛カット鋏で整えてから、足りない部分を書き足すのが基本です。

眉毛用ブラシ&コーム

 ボサボサしている眉や不揃いに伸びている眉を整えるために必要です。コーム部分は眉を同じ長さにカットするときに使います。ブラシ部分は、眉の流れをとかしたり、アイブロウペンシルで描き足した部分を馴染ませたりするために使ってください。

ブラシが円筒形のスクリュータイプになっているものは、初心者向きなのでおすすめです。

アイブロウペンシル

 眉毛が薄いと、年齢よりも老けてみえたり印象が薄くなったりします。また、眉毛の生え方がまだらになっていると、ぼやけた顔にみえることも。

 アイブロウペンシルは「眉を書き足すためのペン」です。初心者の人には、ペンシル・パウダー・スクリューブラシが1本にまとまっているタイプだと便利でしょう。 

眉毛カット用鋏

 眉毛をカットするための鋏で、手のひらサイズの小さなタイプです。刃の先端は細くカーブしているため、額にピタッとフィットしてカットしやすくなっています。

毛抜き

 眉毛から離れた場所に無駄毛が散らばっていると、垢抜けない印象になるので抜きます。眉専用の毛抜きなら、先端が細くなっているので抜きやすいでしょう。

目元のメイクに必要なもの

女性の場合、アイメイクはブルー・グリーンなどのほか、そのときの流行りのカラフルなアイシャドウを使ったりアイラインを引いたりします。マスカラでまつ毛を長くボリュームを出すこともしますよね。

 メンズメイクでは、ナチュラルに目元をはっきりさせたり陰影を付けたりするのが基本です。

パウダーアイシャドウ

 アイシャドウは、クリーム状・リキッド状などいろいろありますが、初心者の人でも失敗せず使いやすいのはパウダー状のアイシャドウです。

粉状のアイシャドウをプレスして固めてケースに詰めたもので、水分を含まず軽い付け心地で、ふんわりと付くため失敗しません。目元に乗せても悪目立ちせずぼかしやすいのも特徴。

色は自然な陰影を付けられるベージュ〜ブラウンがおすすめです。薄いベージュから濃いめのブラウンまで4色くらいセットになっていると使い勝手がいいでしょう。

 アイライナー

 アイライナーは、目元にラインを引いてぱっちり見せるために使います。リキッド状のアイライナーよりも、柔らかい自然な線が弾けるので初心者の人におすすめです。線を引くというよりも、まつ毛とまつ毛の間を埋めるように描くと、自然な感じになります。

 細いペンと太く柔らかいペンがセットになっていて、1本でアイシャドウ・アイライナー・アイブロウとして使用できるタイプだと便利です。

 リップメイクに必要なもの

メンズメイクでは、女性のように、赤・ワインレッド・オレンジなど華やかなルージュは塗りません。あくまでも、血色のいい唇・ガサガサ乾燥していない唇を作るのが目的。肌や眉を整えても、唇の色が悪かったり乾いて皮がめくれていたりしていると台無しだからです。

初めてリップメイクをする方なら、リップクリーム感覚で、唇の色をナチュラルに明るくして艶を出すタイプがいいでしょう

メンズ用色付きリップクリーム

 通常のリップクリームのように使える色付きリップクリームは、薄づきで色も自然なピンクやオレンジなどがあります。

唇が乾燥しがちな人は、保湿効果のあるものや、ビタミンやヒアルロン酸など美容成分を配合しているものがおすすめです。

シェーディングに必要なもの

シェーディングとは、鼻筋・おでこ・フェイスラインなどに「陰影」を付けて、顔立ちをはっきりさせたり、ワンサイズ小顔にみせたり、鼻を高くみせたりするメイクテクニックのことです。

 シェーディング用パウダー

 シェーディングに使用するアイテムは、パウダー・リキッド・クリームなどがありますが、メンズメイクではナチュラルな仕上がりにしたいので、薄付きのパウダータイプが最適です。

 ブラシで少しずつ色味を見ながら付けられるので、初心者の人でも失敗しづらいでしょう。色はベージュ〜ブラウンが一般的です。

ハイライト

 ハイライトは、塗った部分に光を集めツヤ感をプラスするアイテムです。ちょっと使用するだけで、顔に立体感を出して顔色もよく見せてくれます。

 ファンデーションやアイシャドウのように、細かい粒子がプレスされてケースに入っているものが多く、ブラシとセットになっているものもあります。

メイク落としに必要なもの

メイクをしたら、しっかりと落としてスキンケアをするのが鉄則です。メイクアイテムの中には、普通の洗顔石鹸では落ちないものもあるので、専用のアイテムを揃えましょう。

 クレンジング

 メイクを落とすときに使用するものです。普通の洗顔料は皮脂や古い角質など、水溶性の汚れを落とすものですが、クレンジングはメイク用品の油性の汚れや落としにくい日焼け止めを落とすときにも使います。

 汚れに馴染みやすく洗浄力の高いオイルタイプ・肌触りは優しく汚れを落としながら潤いも与えるミルク(乳液)タイプ・トロッとしていて素早く流せるジェルタイプ・携帯しやすいシートタイプなどがあるので、自分の肌質に合ったものを選んでください。

 クレンジングは、一本でメイク落としも洗顔も兼ねるもの、メイクだけを落とすのでダブル洗顔が必要なものがあるので、製品の説明書を確認しましょう。

 スキンケア用品

クレンジングの後は肌が荒れないようにスキンケアをしておきましょう。メンズのスキンケア用品は、女性と同様、洗顔料・クレンジング・化粧水・乳液・美容液・クリーム・シートパックなどがあります。

あれこれ付けるのは面倒なので時短をしたい!という人には、1本ですべての役目を果たす「オールインワンジェル」もいいでしょう。乾燥肌・脂性肌・両方ミックス肌・敏感肌など自分の肌質にあったタイプを選んでください。

 異なるメーカーのものをバラバラに揃えず、同じメーカーのシリーズで揃えたほうが相乗効果が期待できます。乾燥や日焼けなどトラブルを感じるときは、シートパックでスペシャルケアをするのもおすすめです。

メンズメイクの基本のやり方

メイクされた目

メンズメイクを成功させるためには、順番が大切です。買い揃えたメイク用品がどのような目的で使用するのか、どのような効果があるのかを把握すると、方法も頭の中に入ります。初心者でも簡単にできる、メンズメイクの基本的な方法を紹介しましょう。

ベースメイクのやり方

ベースメイクの前には、髭剃り・洗顔・スキンケアを行い肌の調子を整えてから取り掛かりましょう。乾燥して肌荒れしているときなどは、ベースメイク前にシートパックで潤いを与えるとノリがよくなります。スキンケア後は、しばらく時間を置きスキンケア用品が肌に浸透してから始めましょう。

  1.  BBクリームはいきなり顔に付けず、まずはパール粒大の量を手の甲に乗せる
  2. 1を指先で少しずつ取り、顔の中心(額・鼻・目元など)から外側に向かって伸ばしていく
  3. 伸ばしたら、指先で細かくトントンと軽く叩くように肌に馴染ませる
  4. 顔全体にムラなく塗ったら、目の下のクマ・シミ・ニキビ跡など隠しきれていない部分にコンシーラーを塗る
  5. 少し肌に乗せて指先で馴染ませていく
  6. 肌のテカリを抑えたい、メイク崩れを防ぎたいなどの場合は、フェイスパウダーを軽く付ける
  7. BBクリームが溜まっているところはないか、ムラ付きせず全体に塗れているか、首と顔の色が違っていないかなどを確認する

眉毛メイクのやり方

眉毛は、基本的に眉頭は目頭の真上、眉尻は小鼻と目尻を結んだ線の延長線上、眉間の毛は取ることを心がけて整えましょう。

  1.  眉毛ブラシで、眉毛の流れにそってとかし毛並みを整える
  2. 無駄に長い毛があったりする場合は、平べったい眉ブラシを眉に当てて、飛び出た毛をはさみでカットし長さを揃える
  3. アイブロウペンシルで眉山を描く
  4. 薄い部分やムラになっている部分は、一本一本足すように描く
  5. 描いた部分はブラシでといて眉毛と馴染ませる

 濃くなり過ぎた、長くなり過ぎたと思ったら、綿棒で拭いてください。

目元のメイクのやり方

目元にアイシャドウを塗ると、目が大きく見えて目力がアップするので、顔の印象を大きく変えられます。

初心者が気を付けたいのは、いかにも「塗りました!」な感じにならないこと。「ニュアンス」程度に色を乗せましょう。

  1.  アイシャドウの中で一番明るい色(肌色に近いもの)を、アイホール(上まぶたの目頭から目尻までを半円で囲った部分)全体に軽くブラシで塗る
  2. 同じ色を細いチップで下まぶたのキワにも少し塗る
  3. 濃いめのブラウンを、目頭から目尻まで上瞼に細めに塗る(目尻は少し長めに)

 より目元をはっきりさせたいときは、目の中心から目頭にかけてまつ毛のキワ部分にアイラインでラインを細く入れます。まつ毛とまつ毛の間の根本を埋めるように描くと自然です。涙袋ライナーを使いたいときは、濃く塗ると不自然なので、下瞼にごく薄く細めに塗りましょう。

リップメイクのやり方

女性のリップメイクは、唇の輪郭をリップペンシルで描いてからその内側にはみ出さないように口紅を塗っていきます。

しかし、メンズのリップメイクは色を引き立たせるのではなく、自然な血色のよさを出すのがおすすめです。

  1.  唇の中央から外側に向かい、マッサージするようにくるくる馴染ませる
  2. 唇からはみ出たりテカリ過ぎた場合はティッシュでオフする

シェーディングのやり方

シェーディングをするときは、ベースメイクのあとに行います。ハイライトを使うのは最後にしましょう。

 フェイスライン

小顔効果、引き締め効果を狙いたいときは、顔と首の境目にある「顔の骨」に沿って、薄付きするパウダーを少しずつブラシでさっと入れていきましょう。

鼻のライン

鼻を高くする効果があります。目頭から左右の鼻先にかけてシェーディンパウダーをブラシで塗ります。

目頭は少し濃いめに、鼻先にかけて薄くなるように塗ると彫りの深さを演出できるでしょう。

生え際

おでこを出す髪型のときは、生え際に薄くシェーディンパウダーを入れると、立体感がでます。

 ハイライトを使うときは、鼻筋・頬の高いところ・顎の下に入れると自然にツヤ感が出るでしょう。

 メイク落としのやり方

メイク用品の汚れはクレンジングを使って落とします。

  1. オイル・ミルク・ジェルなど、いずれにしてもゴシゴシと力任せに落とさない。指の腹で優しく顔に伸ばし、くるくるとメイクに馴染ませるようにして全体にのばす
  2. 目元に入れたアイラインなど細かい部分は綿棒で落とす
  3. クレンジングを洗い流したら、必要に応じて洗顔料で洗顔する

洗顔後はゴシゴシタオルで拭かず、上質な吸水力の強い厚手のタオルで顔を軽く抑えるようにして水分をとります。そのあとは、すぐに乾燥をふせぐために、化粧水・乳液・美容液でスキンケアをしてください。

メンズメイクをするときに気をつけること

綿棒

メンズメイクの目的は、「美しさを強調する」女性のメイクとは異なり、清潔感・健康的な印象を与えるための「身だしなみ」の意味があります。初心者の人が注意したいポイントを紹介しましょう。

 

塗りすぎに気をつける

メンズメイクで一番気を付けたいのは、「塗り過ぎ」です。ナチュラルに仕上げたいと思っていても、やっているうちに「薄いかな?」と感じてつい重ね塗りをしてしまいます。

 メイクのやり過ぎは、逆効果!防止するためには以下のことを行ってください。

  • BBクリームやコンシーラーなどは、一度にのばそうとせず、少しずつとってのばす
  • BBクリームやコンシーラーを塗ったあと、ティッシュで顔を覆い、軽く両手のひらで抑える「ティッシュオフ」をして、余分に塗ったものを軽く落とす
  • アイシャドウ・シェーディング・ハイライトを塗ったあとも、軽くティッシュオフできるだけ大きめの鏡を使い、顔全体のバランスを常にチェックする

季節に合わせて化粧崩れの対策をする

メイクは時間の経過とともに、汗や皮脂などで崩れてくるものです。季節にあったメイク崩れ対策もしておきましょう。

  •  メイク崩れの一番の原因は「皮脂」です。自分の肌タイプにあったスキンケア用品を使いましょう。夏はさっぱりとしたテクスチャー、乾燥しやすい冬は潤いを与えてくれる製品を選ぶといいでしょう。
  •  ベースメイク製品は、皮脂崩れを防ぐ工夫をしてある製品を使いましょう。
  • 皮脂の分泌量が多い「Tゾーン」(額・鼻・唇の下の顎)は、メイクが崩れがちです。ときどき、このTゾーンを軽く「油取り紙」で抑えてこまめに皮脂を取りましょう。

最初は控えめに、慣れてきたら冒険するのがおすすめ

初心者の人がいきなり派手な色を使用した派手目のメイクをしても失敗しがちです。プロのメイクアップアーティストが行うメイクを上手に真似るのは難しいものです。まずは、ナチュラルな基本のメイクを身に付けましょう。

 自分の顔を客観的に観察して、どんなふうになりたいかを決めてください。

  •  顔色が悪いのでもっと明るくしたい
  •  ニキビ跡を隠したい
  •  目力をアップしたい
  •  彫りの深い顔立ちになりたい

 など、人によって望むことが異なるでしょう。

 初心者の人は、全部をカバーしようとしていきなりフルメイクをするのではなく、少しずつ試していきましょう。まずはベースメイクとカラーリップを塗るだけ、眉をカットしてアイブロウペンシルを使ってみるだけ、ベースメークにプラスノーズシャドーを入れてみるだけなどを行い、メイク用品を使用することに慣れていきます。

 メイクに慣れていくうちに、「もっと太めで柔らかいブラシがあったほうがいいな」など、自分に合ったアイテムが分かってきます。

 慣れてきたら、「プライベートでパーティーに行くときはカラフルなシャドーを使ってみる」など、トレンドや遊びを取り入れて楽しむのがおすすめです。

まとめ

メイク用品

大人のビジネス世代は、ベースメイクをしたり眉を整えたりして、ズーム会議でリモート映えするためにメイクをするのは、珍しいことではなくなりました。

 そして、10〜20代の「Z世代」の若い男性の間では、メンズメイクは「ファッションの延長」として考えているので、ジェンダーレスな顔立ちに憧れてメイクに挑戦しているようです。

 気になるニキビ跡やシミ・クマなどを隠す、わからない程度のナチュラルなメイクをする人も増えてきました。

 「自分もやってみたいな!」と思ったら、初心者の人は、ぜひご紹介したメイク用品・使い方・注意点を参考にして、自分にぴったりのメンズメイクを楽しんでください。