【着物】買取業者おすすめ7選！高価買取のポイントは？

長いこと着ていなかったり、捨てるのはもったいないので買い取ってほしい着物が家に眠っている事はありませんか？着る機会自体あまり多くないため、入手する際にもそれなりにこだわった事でしょう。そうした着物は、買い取ってもらう事をお勧めします。今回は、着物買取のおすすめ業者を紹介します。

着物の買取にはどんな方法がある？

祭事の時に出番となる着物ですが、日本では着る機会がそこまで多くは無い為に、長い事着ておらずタンスの中で眠っている状態のものも少なくないでしょう。今後も使う予定が見えない着物は、処分するよりも買い取ってもらう事を推奨します。

方法①店頭買取

買取の方法としては大きく分けて3つあり、1つは店頭買取です。こちらは実店舗に自分で着物を持っていって見てもらう持ち込み買い取りであり、査定の際の様子を直に見る事ができる、査定、着物に関する相談も気軽にできるといった利点があります。

着る機会が多くない以上、購入の際にもこだわった着物であれば、しっかりした相手に引き取ってもらいたい所でしょう。その点、店頭買取であれば店舗の雰囲気、及び査定に関しても目の前で確認できます。

大手リサイクルショップや着物のリサイクル店であればこの買取方法に対応していますが、すべてのスタッフが着物に対して深い知識があるとは限らず、また店舗がある分コストもかかりますので、あまり高い買取は期待できないと言えます。

方法②宅配買取

続いて2つ目は、宅配買取になります。こちらは買い取ってほしい着物を業者に配送して買取を依頼する方法であり、送料に関しては無料になったり、梱包用のキットを頼めば送る準備の手間をかける事が無いなどの利点が挙げられます。

実店舗に行ったり、人に会って依頼をするのが面倒、もしくは時間が取りにくいという方には、宅配買取がお勧めです。ほぼすべての業者が全国を対象にして買取をしており、どの地域の方でも送って査定をしてもらえます。

この場合、当然ながら査定をしている所は直に見る事はできません。また、買い取ってもらった後の現金化に関してもやはり店頭買取より時間を要します。もし査定に納得が出来ずキャンセルする場合、返送料がかかるケースもあります。

方法③出張買取

そして3つ目は、出張買取です。業者側が希望する場所まで訪問してくれ、着物を実際に見ながら査定を行う方式です。これであればわざわざ実店舗に行かず、また業者に直に着物を見てもらいながら査定をしてもらえるなど、持ち込みと宅配のいいとこ取りといった利点があります。

申し込みの際、どんな品を買い取ってもらうのかを確認しますし、査定に関しても専門の査定員が来てくれますので専門的な知識と実績があります。出張がメインの業者の場合、店舗やスタッフが少なく高価買取をしてもらえる可能性が高くなっています。

着物の買取価格の相場はどのくらい？

以上、着物の買取をしてもらう方法について、簡単にではありますがそれぞれの特徴なども紹介しました。実際に着物を買い取ってもらう際、どの程度の価格で買い取ってもらえるのか、また高値を付けてもらえる着物はどんなものなのかは気になるところでしょう。

着物の買取価格の相場

着物というのは、実は買取に出しても高い査定額を付けてもらいにくい品物であると言われています。というのも、着物というのは一般的な衣類と違って保管の難易度が高く、手入れも必要であるため、例え着た回数が少なくとも経年劣化していってしまいます。

その為、入念な手入れや厳重な保管をしない限り、中々高値は付きにくいのです。査定の額に関してですが、関わってくるのは着物自体の保存状態の良さに加えて、一般的な需要から来る市場価値によって左右されます。

中でも、紋入りの着物、喪服、化繊素材でできている着物などは着る機会が特に限定されているものが多い為に、需要も高くなく買取の対象外になってしまう可能性もあります。

高価買取が期待できる着物

ならばどんな着物であれば高値で買い取ってもらえるのかというと、例えば有名な作家の手で作られたものや伝統工芸品の着物が挙げられます。大量に生産されることが無く玉数が少ない事がまず影響しているとされています。

市場でも非常に価値があるとされ、保証の証紙や落款が付いていると数十万円の買取値が付くケースも少なくないのです。これらに合わせて、友禅染の着物など元が高級品であると、高値が期待できます。

現代では着物の需要自体が全体的に少なくなっていますが、それでも振袖などは女性は一度は着るものであり、以前高いままの需要が保たれています。

着物を高価買取してもらうポイント

この様に、着物というのはやはり日常の中で着る事が少ない以上、市場の需要、及び元が高級であるかどうかなどによって買取価格は大きく左右されることになります。買取をしてもらう以上、当然ながら出来るだけ高値を付けてほしい所でしょう。

ポイント①日頃から手入れしておく

まず1つは、日ごろから着物の手入れをしておくことです。先に述べた通り、保管が正しくされていたかどうか、そしてしっかりとした手入れが行き届いているか否かによって、買取価格も上下することになります。

桐のタンスにしまっておくのが最も理想的ではありますが、風通しが良く、直射日光の当たらない場所でも十分保管場所として適しています。畳んでからたとう紙で包み、防虫剤や防腐剤入りのプラスチックケースの中に入れるのも良いです。

一度着物を着たら、風通しの良い場所で陰干しにし、乾いたタオルで表面の埃などを落とすなど、着た後の手入れは長く良い状態を保つために非常に大切です。帯やそのほかの小物も、湿気の少ない場所で保管するべきです。

ポイント②カビを防止する

2つ目は、カビの発生を防止することです。保管の仕方については先に簡単に紹介していますが、しまっておくときにはたとう紙と呼ばれる、着物を包むための紙で包んで保管をするのが効果的です。

文庫紙とも呼ばれており、和紙で出来ているためコピー用紙などと比べても丈夫で特に高い除湿効果によってカビの発生を予防できることが、保管に使われている最も大きな理由と言えます。

そのままの着物というのは比較的湿気に弱くカビが発生してしまいやすいですが、たとう紙は通気性が良好で湿気がこもりにくいため、着物の保管にうってつけという訳です。この紙が付属していると、買取の際にも高値を付けてくれる可能性が高まります。

ポイント③証紙や証明書を揃える

3つ目は、証紙、証明書をそろえておくことです。高級な宝石やジュエリーにはその価値を証明する証明書が付属していますが、着物にも同じく価値を保証する証明書が付く事があります。

高級な着物や友禅をはじめとした有名なブランド物、作家お手製の着物にはほぼ確実に証紙や証明書が付いており、使われた素材、記事の織元や染の基準が満たされているか、伝統工芸品として認められていることなども証明されます。

用紙が無かったとしても買取自体は不可能ではありませんが、やはり公的に証明する書類である以上、あるのと無いのとでは買取価格に大きな差を生じさせます。高級な着物を購入した場合には、証紙などは無くさないように保管しましょう。

ポイント④売る時期を考える

売る時期というのも実は買取価格に影響します。一年の中でも着物の需要が高まる時期があり、1月から4月までの4か月間は、特に着物の需要が全国的に高まる為、この時期が売るのならねらい目とされています。

1月には初詣、成人式があり、3月は卒業式、4月には入学式と、着物が必要になる行事が並んでいます。こうした着物を着る機会がある時期には、持っていない人たちが購入を考えだすために、需要が発生するのです。

買取の業者側も、この4か月間は買取の強化期間や買取金額をアップさせるといったキャンペーンをして、着物の在庫を増やそうとしています。そのため、売ろうとしている着物があるのなら、こうしたキャンペーンが実施されている期間を推奨します。

ポイント⑤サイズの大きい着物を売る

そして最後に、大きめのサイズの着物を売る事も挙げられます。日本人の女性の平均身長というのは昔と比較すると伸びており、中古で出回っている着物は現代の女性にはサイズが小さく合いにくいものが多いのです。

その点、大きめのゆとりがあるサイズの着物であれば現代の女性にも合いますし、そうした需要がある分高値で買い取りをしてくれる確率が高まります。

悪徳業者に注意！着物買取業者の選び方

着物を高く買い取ってもらうためのポイントは、いくつかあります。残念ながら、買取をする業者にも悪徳と呼ばれる存在がいますので、適正な価格で買い取ってもらう為にも業者も十分に吟味する必要があります。

選び方①査定料金

1つは、査定をする際にかかる料金です。着物の査定を行うにあたって、宅配買取であれば配送料、出張買取であればスタッフの出張料と言ったように、査定をすること自体にこれら諸々の手数料が必要な業者が存在します。

大抵の着物の買取業者はそのあたりの手数料に関しては無料で行っている所が多いですが、中には査定に料金が発生する業者もいます。その場合、買い取ってもらったとしても最悪出費の方が多くなって赤字になりかねませんので、無料査定をしてくれるか確認してみましょう。

選び方②買取方法

2つ目は、買取方法です。これは最初に紹介していますが、実店舗での持ち込み買い取り、宅配買取、出張買取の3つがあり、まず店舗へ持ち込む場合には査定をしっかりしてもらいやすい反面、店舗側のコストの関係から高値を望めない事があります。

宅配買取については、自宅から業者へ送るだけですので買取に手間をかける事はありません。査定額も何かしらの影響で減ると言った事は基本ありませんが、査定自体が終わるまでに比較的時間を要するケースが多いです。

そして、3つ目の出張買取は、直に査定員が指定した場所まで来てくれ、直に査定を行ってくれます。コストがあまりかかっておらず高値での買取をしてもらいやすく、価格交渉も行えますので3つの中では最も推奨できます。

選び方③買取対応エリア

買取の業者によっては、対称としているエリアが限定されている事があります。買取可能地域が定められている場合、そこから出張買取などを依頼するのは難しいですし、最悪実店舗に行くことが出来れば査定自体はしてくれますが、時間と手間を要する為避けたい所でしょう。

地方に住まわれている方は、自分の住んでいる周辺で着物の買取に対応している店舗を事前に調べてみると良いです。また、宅配の買取であれば、居住地域に左右される事無く査定は行ってくれます。

選び方④買取までの流れ

実際に買取の査定を申し込む前に、業者のホームページで買取されるまでの流れが確認できるかも見ておくべきです。流れの中では、申し込みの方法や受け付けている期間が何時までか、現金化に要する期間や、宅配買取の場合の梱包キットの有無などが分かります。

この中でも特に、査定をしてから現金化するまでの期間に注目してみましょう。どの程度の期間がかかるのか、支払いの方法はどうなっているかが詳細な部分まで掲載されていれば、大切な着物も安心して査定を任せる事が出来ると言えます。

選び方⑤業者の対応

そして最後に、業者の対応です。これは実際に査定を出してみなければ分からないと思うかもしれませんが、例えば連絡1つとっても対応の良し悪しが見て取れ、営業時間内に電話をしたのに一向に出ない、といった対応は当然ながらマイナスです。

業者の中には、営業時間内に電話をしても出ず、数日たってようやく折り返しが来る、といったようなところもあるとされています。こうした対応を始めからされると、信用し難くなってしまいますから、避けたほうが良いでしょう。

他にも、出張買取で業者側の都合を優先されるようなことがある場合にも要注意です。依頼するこちら側が在宅していなければ査定も買取も成立しない中、業者の都合を押し付けるような所もやはり信用を置かない方が無難です。

評判の良い着物買取業者のおすすめ7選

以上、着物を高く買い取ってもらうための方法や、後悔しないための業者の選び方についてなどを紹介しました。正しい保管によって良好な状態を保つこと、証紙などを用意する事や、丁寧に応対してくれる業者を選択することなどが重要と言えます。

そしてここからは、着物の買取業者の中でも、特に良い評判を集めている業者を7つ紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

着物買取までの流れは？

実際の買取を依頼する際、例として出張買取の場合には、まずメールか電話で査定の依頼を申し込み、そこで希望の訪問日時を告げます。訪問したら用意しておいた着物を早速査定してもらい、終了し提示された査定額に納得がいけば、即現金化という流れになっています。

不要になった着物を高く売ろう

現在着る機会が無い着物は、もしかしたら高値で売れる可能性がありますし、そうでなくとも買取自体はしてくれるケースも十分にあります。もしタンスの中で眠っている着物があるのであれば、ぜひ業者に査定依頼をして買い取ってもらいましょう。

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