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「距離を置く」と言われたら?その意味とその期間の過ごし方を解説!

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付き合っている相手から「距離を置きたい」と言われたら、少なからずショックを受ける事でしょう。本人に理由があるのか、それとも自分に原因があるのか、それだけでは分からない事が多すぎます。今回は、距離を置きたいと言われたときの意味と、その間の過ごし方などについて解説します。

「距離を置く」の意味とは?

距離を置く、というのは、付き合っている男女が一定の期間会わない事を意味します。カップルによって距離を置く理由については差があるものの、ありがちなのは喧嘩であったり、仕事が繁忙期に入るなどのやむを得ない事、もしくはマンネリ化なども考えられます。

実際に距離を置く期間についても同じくそれぞれではありますが、短いと10日前後、長いと半年というのが一般的には多い様で、会いはしないものの別れる事もせず、文字通り距離を置いて会わないだけの状態なのです。

「距離を置く」に隠された心理とは?

距離を置くというのが実際にはどんなことをするのかがお分かりいただけたでしょう。しかし、付き合っている相手から一方的に言われたとしても、なぜそうしなければならないのかは言葉だけでは分からないでしょう。

心理①付き合い続けるかどうか迷っている

1つ目に考えられるのは、付き合いを続けるかどうか迷っているということです。主に男性にありがちな心理と言われており、これ以降も付き合い続けていいのか、という疑問が生じているのです。

恋愛感情はまだ失ってはいないものの、このまま結婚まで至ってもいい相手なのか、それとも関係を解消すべきなのかという分岐点に立っていると考えられます。特に我儘な傾向の強い彼女だったり、喧嘩の多い相手だとこういった考えに陥りやすいのです。

心理②恋愛以外のことに集中したい

2つ目は、恋愛以外の事に集中したいという心理になります。ここで言う恋愛以外の事とは、つまるところ仕事です。冒頭でも解説したように、距離を起きたがるのは何も気持ちが離れているだけではなく、仕事が繁忙期に入って忙しくなったから、というのも理由になります。

仕事が忙しい中で恋愛事も続けるというのは、実際問題非常に大変な事です。かといって大変な時に仕事を疎かにするわけにもいかないので、今は仕事に集中したいという意味で距離を置くのです。その為、嫌いになったわけではないのです。

心理③別れたいけど言えない

3つ目は、別れたいけれど言えない状態です。完全に気持ちは離れている事は本人も自覚してはいるものの、本人に「別れたい」と直接伝えるのをためらってしまっている状態です。

そうした時、便宜的に距離を置くという提案が有効になります。自分から別れ話を切り出すのは相手に申し訳ない、泣いたり怒られたりして、泥沼化してしまったら対処のしようがないので、自然に関係を解消するのを狙っているのかもしれません。

もしこれが本当だった場合、相手からすればずるいと思うような距離の取り方ですが、しかし言葉で直接別れを告げると悲しませてしまうと考えての行動なので、優しさからくる行動であるとも言えます。

心理④変わって欲しい

相手に変わってほしいから距離を置く、というケースも考えられます。変わってほしいと思っているという事はつまり、恋人に何かしら受け入れがたい部分があり、それを改善してもらいたいと考えているのです。

悪い部分が感じられるけれど中々それが直らない場合には、物理的な距離を置くことで相手に反省と改善を促している節もあります。この場合、それに気づかずに改善をしなければ、距離を置く期間が伸び続けるだけです。

また、距離を置くというのを最終手段としての解決法にしている場合もありますので、これで改善しなかったら別れる、という覚悟で決断するケースもあり、最悪別れる事もあり得ます。

カップルが距離を置くメリット

気持ちが離れている、もしくはわからなくなったために距離を置く事もあれば、致し方ない理由で会えない期間が生じる事もあります。勿論恋人と会えないのは寂しいものですが、しかし悪い事ばかりでもないのです。

距離を置くメリット①客観的に考えられる

1つ目のメリットは、客観的な思考になれるという事です。これまで恋人と一緒に過ごしていた時間が、距離を置くと自分一人だけの時間になります。そうなると、今後の二人の関係性をはじめ、仕事もプライベートも今後どうしていきたいのかを考える時間が作れます。

自分一人でじっくりと考えた結果、自分にとって得難い相手であったと分かる事もあれば、その逆もあり得ます。また、相手ばかりではなく、自分にも非が無かったかどうかを冷静に見つめ直せるでしょう。

距離を置くメリット②相手への気持ちを再確認できる

2つ目は、相手への気持ちを再確認できる事です。お互いに好きであればあるほどに、相手と一緒に居たくなるのは自然な流れです。ですが、付き合いが長くなればなるほど、互いを客観視できずに大切な相手であることを忘れてしまいやすいのです。

そこで、距離を置くことで今まで近しかった相手が居なくなり、どれだけ得難い存在であったかを知れるという訳です。これなら、何となく一緒にいたいだけではなく、今後の展望なども考えられるようになるでしょう。

距離を置くメリット③新しくリスタートできる

3つ目は、新しいスタートを切れる事です。一度距離を置けば、先述したように相手が居る事がどれだけ貴重な事だったかを再認識できます。期間が終わり、また一緒に過ごす時間が始まれば、新鮮な気持ちで関係を続けられるのです。

ここまでくれば、次にまた距離を置くことが無いように意識する流れになると考えられます。もし倦怠期のような雰囲気が感じられた場合、対症療法として一度距離を置くというのも効果的かもしれません。

距離を置いている期間の過ごし方

距離を置くことは、カップルにとって悪い事ばかりではなく、今後の自分と相手の事を考えれば必要な時間かもしれません。最後に、実際に距離を置くことになった場合、その間の過ごし方も解説しましょう。

距離を置く期間をあらかじめ決めておく

まず、距離を置く期間についてはあらかじめ決めておきましょう。もし期間を特に定めることなく、ただ距離を置くだけでは終着点が見えず、どんどん延長していってしまうというのは、実はよくあるパターンなのです。

原因別に考えると、喧嘩が元で距離を置きたい場合には1週間から2週間程度が良いでしょう。長くなりすぎると戻るタイミングが分からなくなるので、長くなりすぎない程度の期間を置いてお互い冷静になるよう努めてください。

仕事が忙しい、そのほかの人間関係が元の場合には、1か月から3か月ほどと少し長めになります。繁忙期などは二人にはどうしようもない事なので、お互い負担にならないように期間を設けましょう。

連絡は必要最低限にする

2つ目は、連絡を最低限に抑える事です。距離を置くという事は、すなわちお互いに干渉しない期間を設ける事と同義です。距離を置くと決めたというのに、寂しいからと頻繁に連絡を取っていては、会わない意味が薄れてしまいます。

また、一人の時間の中で冷静に今後の事を考えたかったり、他に集中したい事があった場合には、それを妨げる事につながります。相手はもちろん、自分のためにも、定めた期間中は最低限の連絡に留めましょう。

距離を置くことになった原因を考える

3つ目は、距離を置くことになった原因は何なのかをじっくりと考慮する事です。何の理由もなしにカップルが会わない期間を設けるなどとは考えづらいですし、上手くいっているのならばそもそも距離を置くなどという選択肢すら浮かばない事でしょう。

つまり、距離を置くことになったのには、必ず一方、またはお互いに原因があるのです。その原因を洗い出し、解決へと導けるよう努力が出来れば、今後距離を置くというような事態に陥らずに済みます。

自分を成長させる

もう1つ、自分を磨き成長させることも怠らないようにしましょう。相手と直接会わないからと言って、自分を高める事を怠っていてはいけません。もし距離を置く前と全く変わらなかった場合、相手からは「何の努力もしていなかった」として愛想を尽かされる可能性すらあります。

そうならないためには、久しぶりに再会した時に「今後も一緒に居たい」と思えるような自分磨きが必要です。外面も内面も成長している事を相手に見せつけられれば、相手からも手放したくないと思われる可能性が高くなります。

距離を置くことは自分自身を変えるチャンスだと捉えよう

距離を置き始めた時には寂しい気持ちが大きいかもしれませんが、今回解説したように悪い事ばかりではなく、むしろ今後のためにも必要な時間とも見て取れます。自分を成長させられるチャンスだと思って、行動に移しましょう。

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