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安心・安定のフィット感。「アイランドスリッパ」の源流はニッポンの『草履』でした。
ハワイなどの南国に出かけたら『何もしない贅沢』を存分に味わいたい、そんな時間を共有してくれるのがアロハシャツやビーチサンダルと言ったココロを解放してくれるアイテムです。特に長い時間を共にするサンダルは重要です。
https://ameblo.jp/matu-1/entry-12177524084.html
アイランドスリッパと言う、ハワイ生まれのサンダルブランドが注目されています。これまでは現地のショッピングセンターなどで購入するだけでしたが、レザーやスエードを使った履き心地の良さや、抜群のフィット感が評判になり今では日本国内にも流通するようになりました。
このクオリティーの高いモノ作りは日本人が関わって生まれたものでした。そしてアロハシャツの始まりにも日本人が関わっています。日本・ハワイ・アロハ・アイランドスリッパ。それぞれの関わりについて理解を深めることは日本人である私たちにとって必須なのかも知れません。
アイランド・スリッパについて徹底的に知る!
まずはアロハシャツについて。はじめは着物地から作られていた。
ハワイでは公式な場での着用も認めらているアロハシャツですが、そのルーツが日本の着物にあることは、広く知られるようになってきました。20世紀初頭ハワイに移住した日本人たちが日本の絣で作った開襟シャツが始まりだとされていて、現地の人たちのリクエストに応じて日本の着物地で同じようなシャツを作り始めます。
https://marry-xoxo.com/articles/1369
今では南国を象徴するようなフルーツや動物、自然などのモチーフが主流ですが、和柄の開襟シャツがアロハシャツが主流でした。派手な表地を避け、裏地を表に用いることで使えるシーンが広がり、その印象が強くなっていきます。ビンテージにはシルクが多いというのも、こうした背景に沿ったものだからです。表地をそのまま使っては派手過ぎるという事で、裏地を使ったという説もまことしやかなエピソードです。
https://highfive-aloha.com/hawaii-alohashirts-brand/
このアロハシャツとおなじように、アイランドスリッパの源流は日本にあります。詳しくは後述しますが、創業者は日本人です。アイランドスリッパが生まれた経緯をたどりながら、暑い夏を乗り切りましょう。
原点は日本の草履 アイランドスリッパは日本人が創業した。
https://shop.islandslipper.com/history
タイトルでほぼ正解を書いてしまいましたが、アイランドスリッパの原点は草履です。日本人がハワイに移住し始めた20世紀初頭の日本における履物事情を考えてみると、和装に沿った下駄や草履などでした。服装とのマッチングだけでなく、生活様式から脱ぎ履きが簡便な履物が必要でした。
しかも湿気の高い気候から、足を覆い隠すような構造よりも鼻緒でひっかけるタイプの下駄や草履が便利です。さらに便利なだけではなく、快適であること丈夫であることも求められます。指の股が痛くならない工夫や処置方法などメンテナンス方法も充実していきました。
ハワイへの移住当初、現地の方々の生活様式を想像すると、つっかけタイプのサンダルが主流ではなかったかと思います。はだしで生活する方も多かったのではないでしょうか。3点で支える鼻緒型の履物は、現地の技術では耐久性に欠け(当時の技術という意味です)、実用的ではなかったと考えられます。
http://yukomaru.blog.fc2.com/blog-entry-124.html
現在でもそうですが、ハワイに限らず暑い地域の生活様式では家の中で履物を脱ぐことが多いようです。移住した日本人が持ち込んだ草履は、脱ぎ履きが便利なうえに快適であり、しかもそれまでにない耐久性を備えていまいた。現地で調達できる素材を集めてアイランドスリッパの原型が生まれることになります。
アイランドスリッパの歴史を振り返る
https://shop.islandslipper.com/history
アイランドスリッパは、1946年にアメリカのハワイ オアフ島で日本人の本永武蔵が創業します。彼がサンダルの原型を作り、息子のエドワードが製造に関わり工場を構えるまでになります。世界規模のマーケットを持つ現在でも家族経営に近い、決して大きくない規模の会社を続けています。
現在会社を牽引するのは1986年に引き継いだョン・カーペンター氏です。アイランドスリッパは日本だけでなく世界規模で大人気になったサンダルブランドですが、その理由はジョンのマーケティングセンスの高さと創業スピリッツを大切にする姿勢でした。
http://lighthouse-hawaii.com/guide/hawaiian-culture/island-slipper.html
彼はインタビューでか以下のように答えています。「モトナガファミリーが大切にしていたことを守ってきました。デザインから製造まですべてを、ここオアフ島でしています」
人口5万人ほど、オアフ島郊外のパールシティーにある自社工場では、毎日40人近い職人が手作業でサンダル作っています。インソールやストラップの裁断、縫製、そして各パーツの組み合わせにいたるまで、全工程が手作業で行われており、繁忙期になるとパートタイマ―も含み60人ほどで作業にあたると言います。
http://lighthouse-hawaii.com/guide/hawaiian-culture/island-slipper.html
ジョンが大切にする創業者スピリッツのひとつが家族経営=ファミリービジネスという事です。ファミリーとは、狭義の家族だけを指すものではありません。サンダルを作る職人全員が家族ですという意味だそうです。なかには40年間勤めるスタッフもいるそうです。創業から70年余り、家族全員の愛情があるからこのサンダルが生まれ、事業が継続できるという、日本気質が根底に息づいているのです。
履き心地に定評あり 代表的な商品を紹介します。
デザインから製造まで全てをハワイで行い「MADE IN HAWAII」と誇らしげに刻印されています。アウトソール(底)とインソール(内張り)の素材を使い分けていて、その組み合わせから3タイプに分類できます。仕様の解説と代表的なアイテムを紹介します。
CLASSIC
https://shop.islandslipper.com/men
The “Classic” is our most popular style. Find out why. アイランドスリッパの原点とも言うべきクラシックラインです。インソールにレザーやスエードなどの高級素材を使う事で 他にはない履き心地を実現しました。他ライにより価格帯は高いのですが満足の一足が見つかるはずです。
【仕様】アウトソール:Rubber インソール:レザーまたはスエードとEVAコンビネーション
Bull Hide Slide
https://shop.islandslipper.com/products/pts705bh/bull-hide-slide
シャワーサンダルタイプの使い勝手のいい一足です。インソールにスエードを敷き、アッパーはレザーを張るという贅沢な作りになっています。
Italian Weave
https://shop.islandslipper.com/products/pt202sas/italian-weave
編み込んだようなレザーをインソールトング部分に使い、明るい色で仕上げた気分上々の一足です。レザーの凹凸が適度な刺激を与えてくれ、疲れ知らずの一足になるかも。
Slide
https://shop.islandslipper.com/products/pt223/slide
見るからに柔らかい履き心地、インソールとクロスストラップにスエードを使ってます。落ち着いた色調を選べばカジュアルなレストランならOKでしょう。
MOKULUA
https://shop.islandslipper.com/men
【仕様】アウトソール:Polyurethane インソール:Polyurethane
アウトソール。インソールともポリウレタンを使う事で日常使いに適した一足が見つかるハズです。耐久性も高いので多少乱舞に扱っても大丈夫ですよ。
Haiku Kane Black
https://shop.islandslipper.com/products/k14000/haiku-kane-black
素材感を生かしたカジュアルなサンダルです。若い世代はもちろんですが。ミドルエイジでも足元はこれぐらい遊んでも大丈夫です。
Ko’olau Kane Brown
https://shop.islandslipper.com/products/k22000/koolau-kane-brown
こうしたサンダルがあればリゾートでの一日がより楽しくなります。夕食の買い出しに、友人を空港まで迎えに、オールパーパスな一足です。
BEACH TOWN
https://shop.islandslipper.com/men
【仕様】アウトソール:Rubber インソール:EVA またはUltrasuede® with Rubatex® Rubber など
名前のとおり海に出かけたくなるサンダルです。熱い砂の上でも こいつがあれば頼もしい限りです。ソールはラギッドなラバーを使い、もっともアクティブな仕上がりになっています。
Nalo II
https://shop.islandslipper.com/products/ib8920/nalo-ii
ビーチもイイですが、ラバーソールなのでプールサイドでもガンガン使いましょう。滑る心配がなく、安心です。大人のビーツサンダルといった役割でしょうか。
Leather Slide
https://shop.islandslipper.com/products/ib702/leather-slide
朝のビーチを散歩する、歩きやすいサンダルです。砂が入っても問題ありません。波打ち際を歩いて濡れたとしてもソールがラバーなのでノープロブレムです。
ファン急増中 セレクトショップのコラボが熱い。
http://islandslipper.gmt-tokyo.com/blog/special-report/island-slipper-x-5-selectshop/
ここで紹介した商品はアイランドスリッパのオリジナルばかりです。現地ハワイで購入するというのが理想的ですが、日本では輸入元が展開するオフィシャルショップのほか、取扱い店舗でのインショップ、または通販という方法でハワイアン気分を味わえます。
その他にも有名セレクトショップが別注品を展開してるので、オリジナルにはない個性的なsンダルが手に入ります。サンダルそのものの完成度は高く、納得の一足が見つかるとおもうのですが、こういうアイテムで大切にしたいのは” 気分 ”です。
http://islandslipper.gmt-tokyo.com/blog/special-report/party0629/
ですから、相応しい一足をさがすのもアリですが、普段はムリ!という観点で取りいれることをお勧めします。若作り、おおいにケッコウです。白って汚れる、それがなにか?時にはハメをハズしてみるものいいもんです。アイランドスリッパを手に入れて、楽しんだほうがいいに決まっています。