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ネクタイの長さはどのくらいがベスト?基本の結び方3つを詳しく解説!
ネクタイを結ぶときには、なるべく良く見せたいというのは誰もが思うところでしょうが、長さについてはどの程度が正解なのか具体的に分からない方も多い筈です。今回は、ネクタイが適切な長さになる基本の結び方をご紹介しますので、是非とも参考にしてみてください。
目次
ネクタイの長さは結び方で調節できる
ネクタイ自体の長さなどにも適したものがありますので、最初にネクタイを選ぶところから大切なのは間違いありません。ただ、背丈に適さない長さのものであったとしても、結び方次第での調節も可能なのです。
ネクタイの長さを長くしたい時
まず、長さを長めに取りたい時、すなわち結んだ時に短くなってしまう場合には、結び方の中でも最初にご紹介したプレーンノットで結ぶのがお勧めできます。最もスタンダードであり、左右が少し非対称になる結び目が特徴的です。
実際にプレーンノットで結ぶとき、大剣を回す回数が他の結び方に比べてそこまで多くありませんから、必然的に結び目も小さくなりやすいのです。
これによって、剣先部分が残りやすい、すなわち結んだ時に長めになりやすい結び方となっているのです。よって、ネクタイが短めになってしまう場合には、プレーンノットを基本の結び方として実践しましょう。
ネクタイの長さを短くしたい時
逆に、大剣部分が長くなってしまって短めに調整したい、という時もあるでしょう、そういったシーンがある場合には、ダブルノット、もしくはウィンザーノットの結び方を適用するのが推奨されます。
ダブルノットも、比較的ベーシックなネクタイの結び方の1つとして数えられています。小剣側の長さが調整しやすいですから、ネクタイの先端がベルトのバックルより下まで伸びてしまう場合にお勧めです。
また、結び方でもご紹介したウィンザーノットも短くしたい時に推奨できます。プレーンノットとは対照的に大剣を回す回数が多い方法ですので、結び目を大きくして大剣を残しにくくなります。
ネクタイのディンプルは美しく見せたいもの
基本的な結び方さえ押さえられれば、ある程度ネクタイはスッと結べるようになることでしょう。ただ、ある程度使ってくる中で鳴れてきたと思った時には、仕上がりを気にする時にディンプルを美しく見せる工夫を凝らしてみてほしいのです。
ネクタイのディンプルは美しく見せたいもの
ディンプルというのは、ネクタイのノットの下部分に作るえくぼのような形状のくぼみを意味するものです。英語で「えくぼ」という意味を持つ単語であり、日本ではあまり主流ではないものの、海外では首元を綺麗に見せるためにメディアに出ている人も実践しています。
このディンプルを形成する効果としては、ネクタイをより立体的に見せられて見ている人にスマートな印象を与えられる、というものが挙げられます。ひと手間を加える事で、見た目にも気を配れるというアピールにもなります。
ネクタイの結び方が何十種類も存在しているように、ディンプル自体にも種類が多くあって、2つのくぼみを作り出すダブルディンプル、最も一般的なセンターディンプルなどが挙げられます。
恰好良いディンプルを作るコツ
スマートにディンプルを作りたいのであれば、親指と中指でネクタイをつまんでひだを作り出し、人差し指で崩れないように押さえつつネクタイを締めるのです。そうすることで、綺麗なディンプルを作れます。
ネクタイの長さが変わるだけで印象が変わる
ビジネスのシーンにおいて適切なネクタイの長さは、ベルトのバックルに半分程度かかるくらいの長さ、であることをしっかりと覚えたうえで、結び方やディンプル、そのほかネクタイピンなどを使ってお洒落に見せましょう。