記事更新日:

就活面接ではスーツのボタンは外すのがマナー?様々なスーツマナーを解説!

当サイトの記事には広告、アフィリエイトが含まれています。

これから就活を始める方にとって、リクルートスーツを着用した際、スーツのボタンの数に悩む方もいれば、面接中のスーツ着用のマナーについて迷う方も多いのではないでしょうか?就活はそのシチュエーションに合致するスタイルで臨むことが大切です。今回は、就活面接で着用するスーツのボタンをどのように扱うのがマナーであるか、また、就活でスーツを着用する際のボタンやスーツマナーを徹底解説していきます。

就活スーツのジャケットのボタンの数は何個がいい?

いざ就活に励む方は、スーツジャケットのボタンの数が何個のスーツを着用すべきか迷う方が多いことをご存じですか?この時、一般的なボタンの数は、男性が着用するスーツなら2つ、または3つのボタンがあるデザインを選ぶようにしましょう。

この時、2つボタンはビジネススーツをオーダーする上でもごく一般的なボタンの数だと言われています。そのため、就活に活用するのにふさわしいスーツとなります。

ボタンが3つついたスーツジャケットは、着用時に一番下のボタンは外すのが主流です。そして、段返りボタンのタイプのスーツは、折り返し部分の第一ボタン、そして一番下のボタンを外し、真ん中のボタンを留める着方をします。

そして4つのボタンのあるスーツジャケットを着用する際は、ビジネスと言うよりもカジュアルなコーディネートで活用することが多く、就活には利用されないタイプとなります。

このようなことから、就活において着用するスーツは、2つ、または3つのボタンを採用したモデルを選ぶようにしましょう。一方、女性が着用するスーツはどうなるのでしょうか?

女性のスーツは、ボタンがデザインされていてもそれについて男性のスーツのよな意味はなく、どのようなデザインのものでも就活に活用することができます。

とは言え、やはり面接時にきちんと感を持たせたデザインのスーツを着用するのが望ましいことを踏まえると、2つボタンで真面目で引き締まった印象に見せるのが無難だと言えるでしょう。

就活スーツのボタンは外すのがマナー?

ここからは、就活時に着用するスーツのボタンは、留めたままにするのがベターであるか、あるいは外すことがマナーであるか迷う方へ、ボタンマナーについて以下に詳しくみていきましょう。

男性の就活スーツのボタンマナー

男性が就活時に着用するスーツは、2つボタンのタイプと3つボタンのタイプの2種類が展開されています。この時、先述の通り、3つボタンのスーツは真ん中のボタンを留めるのみにとどめ、2つボタンのスーツは一番上のボタンだけを留めるのがマナーです。

基本的に1番下にあるボタンは、スーツジャケットがシワにならないためにあえて留めないのが正しい着方であると言われています。

女性の就活スーツのボタンマナー

女性の就活スーツ着用時のマナーについては、特に規定はありません。これは、スーツデザインにもよりますが、ボタンはデザインされているものすべてを留める方が美しいスタイルに見えるため、面接時にもとても好印象に映ります。

そのため、女性が就活時に着用するスーツのジャケットボタンについては深く考える必要はなく、逆に意識的に留めて活動する方がとてもスタイリッシュで美しく見せることができると言えるでしょう。

面接中の就活スーツのボタンマナー

では、面接真っ只中の時は、スーツのボタンはどのようにしておくのがマナーであるか意外と知らない方のほうが多いかもしれません。実際、面接時に椅子に着席する際はスーツのボタンを外すこと、そして椅子から立つ前にボタンを留めて立ち上がるのがマナーです。

本来、立ち上がる時はそのタイミングでスムーズにボタンを留めるのが良いとされていますが、就活はまだ社会人となった訳ではなく、スーツの扱いにも不慣れであることを理由に、立ち上がる前にボタンを留めれば良いとされています。

しかし、ボタンを外して椅子に着席するマナーが一般的である中でも、就活なのにビジネスマナーを取り入れていることに対して鼻につくと感じるような少々面倒な面接官も中にはいるようですが、

ごく一般的なスーツマナーを行っていれば大きな問題にはならないと言えるでしょう。しかし、もしも鼻に突く存在となり、面接に不利な状況となることを防ぐためにも、着席時のボタンを外す行為は省いても良いかもしれません。

就活スーツのボタンを外す理由

次は、就活スーツを着用する際、なぜボタンを外して着用するのか、その理由を以下に3点詳しく解説していきます。実は様々な理由があることを理解すれば、スーツを着用することの奥深い内容を知ることができます。それではひとつずつ確認していきましょう。

理由①1番下のボタンは飾り

私たちが就活時に着用するスーツは、男性のスーツの場合、一番下のスーツのボタンは飾りとしてついているというだけなので、無理に留めて窮屈な着心地になる必要はありません。

また、女性の就活スーツは、ボタンの数やデザインに関係なく、すべてのボタンを留めても何ら問題はありません。また、面接時にボタンを外すことや留めることに意識を向ける必要がない分、普段通りで面接に臨むと良いでしょう。

理由②シワを防止

スーツはとても繊細な設計で仕立てられています。自分のオーダーしたスーツなら、なおさらきれいに着用したいと思うでしょう。その際、スーツの一番下のボタンを外して着用するのは、スーツに余計なシワがついてしまうことを予防するためです。そのため、一番下のボタンは常に外した状態で着用するようにしましょう。

理由③ボタンの位置が下がった

スーツのフロントボタンのそもそもの位置は、時代を経てその位置がこれまでの位置と比較しても低くなったことから、俊敏な動きをする際も少々留めにくく、ボタンを外すことが主流となったのです。

このように時代の移り変わりとともに、スーツが持つボタンマナーが私たちの生活に定着していったということがわかります。

就活スーツのボタン以外のマナー

就活でスーツを着用する際、ボタンを留めることのマナーについては理解することができました。しかし、他にもボタンだけではないスーツ着用時のマナーがあることをご存じですか?ここからは、就活スーツを着用する際のマナーを詳しくみていきましょう。

フラップに関するマナー

あまり気にしたことがないという方も多いかもしれませんが、スーツのポケットのフラップについても実はマナーがあるのです。このフラップは、屋内にいる際は、ポケットの中に収納するようにしておくのが正しい着方です。

屋外にいるならフラップを外に出しておきましょう。つまり、面接は屋内で行われることになるため、このフラップはポケットの中に忍ばせるようにしておくのが面接時のスーツ着用のマナーとなります。

シャツに関するマナー

スーツを着用する際、当然ながら白のシャツを合わせるのが就活の基本です。この時、シャツのボタンはしっかりと首元まで留めるようにしましょう。

また、シャツはシワのないよう、事前にアイロンでしっかりとプレスしておくようにしてください。清潔感あるスタイルに見せるだけで面接時は面接官に対して好印象を与えることができるでしょう。ぜひ実践してください。

ネクタイに関するマナー

就活時のスーツスタイルに合わせるネクタイについては、その長さに着目しましょう。ネクタイはベルトにかかるかかからないかギリギリのラインで長さ調整を行ってください。

また、派手な色や柄ものは避け、ビジネスシーンに映える青やクリーム色、赤など、落ち着いた色味で、柄はドット柄やストライプ柄が無難だと言えるでしょう。あまりデザインにこだわりすぎる必要はなく、落ち着いた大人の雰囲気に見えるネクタイを選ぶことをおすすめします。

靴下に関するマナー

スーツ着用時に椅子に腰かけると、その分、スラックスの裾が少し上がり、靴下がチラっと見えます。この時、あまり意識していないかもしれませんが、面接官はそのスタイルを凝視している可能性があります。

そのため、スーツ着用時に常に足元にまで清潔感のある状態を保つことが大切です。この時に履く靴下は、黒でロング丈であるのが無難です。くるぶしが見え隠れするようなスタイルはマナー違反となるため十分注意して靴下を選ぶようにしてください。

就活スーツのボタンマナーを確認しておこう

就活を行う方にとって、初めて着用するスーツはどのようなものを選べばよいか、また、スーツのボタンについてのマナーをはじめ、スーツに関する全般的なマナーを詳しく解説していきました。就活時のスーツは、一般的に着用するスーツと同様、様々なマナーがあることがわかりました。

特に就活においては基本的なマナーを理解した上で面接に臨むことが大切です。ぜひこの記事でご紹介した様々な情報を参考に、ぜひ就活スーツのボタンマナーを理解し、実践の場に役立てていきましょう。

その他の関連記事はこちらから