記事更新日:
香水の基本をマスター!オードトワレについて徹底解説
普段、何気なくつけている香水ですが、 商品名に書かれている、オードトワレやオードパルファムとは、何の事だろうと疑問に思うことはありませんか?
実は、香りの濃度や持続の時間によって、同じ香水でも種類がわけられているんです。今回はその中から、オードトワレについて詳しく解説したいと思います。
オードトワレとは?
そもそも香水とは、香料をアルコールで溶かした液体のことを言います。
日本では香水と呼ぶのが一般的ですが、フランスではその香りの持続時間や濃度によって、オーデコロン・オーデパルファム・パルファム・オードトワレなどと、別けて呼ばれています。
俗にオードトワレとは、エタノールの濃度が5~10%、持続時間が2~5時間のものをいいますが、商品によって多少前後しますので、あくまでも目安程度に考えてくださいね。
香りが強くないこともあり、普段使いに適しているオードトワレは、日本で売られている香水の中では、一番メジャーなタイプのものになります。
販売されている香水の種類もとても豊富で、実際によく皆さんが使っている香水のほとんどは、オードトワレでないでしょうか。
■3段階の香りの変化を楽しむ
香水は、肌につけた瞬間から・トップノート・ミドルノート・ラストノートと、3段階の香りの変化をしていきます。
トップノートとは、肌に付けた瞬間の香りで、香水が1番強く香る時間になります。
約10分後には香りが変化していくことから、おでかけ前にプッシュしておくとちょうど良いです。
ただオードトワレの場合、元からの付け心地が軽いため、トップノートでも香りがきつすぎるという事はありません。
そしてミドルノートへと香りが変化していきますが、この時の香りが香水のメインとなります。持続時間は約30分~1時間になり、最後にラストノートの香りへと、変化していきます。
このように香りが、トップ・ミドル・ラストと、3段階に変化する時間を覚えておくことにより、自分にとってベストな香りの時に合わせて、香水を前もって付けることが出来ます。
オードトワレの上手な付け方
ウエストや膝の裏、足首など自分の好みの場所に、軽く1~2回プッシュします。
男性の場合は女性より体温が高いため、下半身に付ける方が、ほのかに香って心地が良い香りが楽しめます。
しっかりとオードトワレの香りを楽しみたいという方は、耳の後ろなどもオススメです。
ただ、鼻に近くなってしまうことにより、濃い香りだと気分が悪くなってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
つけたオードトワレの持続時間は約2~5時間しかないため、付け足し(タッチアップ)をうまくしていくことにより、常にフレッシュな香りを楽しむことが出来ます。
その場合、3~4時間後を目安に付け足しをしていくと、良いでしょう。
■香水をつける際の注意点
よく、そのままお洋服に香水を付けてしまう事がありますが、生地が変色する可能性もあるので、基本的には肌に直接塗布するという使い方をします。
そしてかぶれ防止のためにも、喉や脇の下、首もとなど、皮膚が薄くデリケートな場所などにはつけないことも大切です。
現代では香害という言葉がある程、香りにはデリケートな社会です。いつも嗅いでいる香りだと、自身では慣れてしまっているため、たくさんの人が居る会社などでは、ウエストより下の場所に軽くつける方がベターです。
メンズにおすすめ!センスが出るオードトワレの選び方
ここで何点か、オススメのオードトワレの香水をご紹介したいと思います。
香りの傾向や特性についても詳しく書いていますので、是非参考に選んでみてくださいね。
PRADA(プラダ):プラダマン オードトワレ EDT SP
プラダ初のメンズフレグランス。
お香のような安らぎのある甘さで、トラッドフォーマルな香りです。 飽きが来ないので、付ける回数を重ねるごとに惹かれていきます。
上品なのでビジネスシーンでも使いやすく、オンオフ問わず活躍出来ます。
こちらはオードトワレにはなりますが、香りの持続性が良いです。
香りはオーソドックスですが、爽やかで大人っぽくきまるので、女性からのウケも良いです。
DOLCE&GABBANA(ドルチェアンドガッパーナ):ライトブルー EDT SP
ライトブルーはレディース用の香水なりますが、爽やかで男女問わず愛用できる香りです。
フローラルフルーティ+シトラス系の甘さは、すっきりしているのにどこかクセになります。
木村拓哉さんが愛用していたこともあり、爆発的にその知名度をあげたライトブルーは、ロングセラーの代表ともいえます。
嫌みがなくすっきりしているので、万人受けする香りといっても良いでしょう。
クリスマスやバレンタインのギフトとしても人気が高く、喜ばれる香水のひとつです。
▼ドルガバのメンズ香水についてもっと知りたい
SALVATORE FERRAGAMO(サルヴァトーレフェラガモ):エフバイフェラガモ プールオム EDT
香調は、メトロセクシャルな男性のイメージで、アンバー・ウッディを基本とした、爽やかで品のある香り。
軽くプッシュして、付けすぎないことがポイント。ダンディーでフレッシュな香りが、クセになります。
知る人ぞ知る、フェラガモのオススメの香水です。
COACH (コーチ):コーチ マン オードトワレ
コーチの、初のメンズ向け香水として、2017年の9月に発売されたコーチマンオードトワレ。
ブラックを基調としたボトルがスタイリッシュで、インテリアとしてもとてもオシャレです。
トップノートでは爽やかな梨の香りがはじけ、スパイシーでウッディアロマティックな香りが溢れだします。
男くささはないので、女性からも支持されやすい香りかもしれません。
FERRARI(フェラーリ):ライト エッセンス オードトワレ
フェラーリ初のユニセックスフレグランス。
ボトルデザインはどちらかといえば男性向けにはなりますが、女性でも使いやすいフルーティーな爽やかさがフワッと広がります。
トップノートで香るグリーンアップルの香調が、ジューシーでとてもすっきりしています。
もしドルガバのライトブルーが好みの方がいれば、こちらのフェラーリのライトエッセンスもきっと好きな香りですよ。
こちらも万人ウケしやすい香りなので、迷った時には是非オススメしたい香水です。
BVLGARI(ブルガリ):ブルガリ ブラック オードトワレ
ブルガリのロングセラーである、ブルガリ ブラック オードトワレ。
知らない方は居ないのでないかという程、ブルガリ定番の香水になります。
クールな中に、上品で色気のある甘さが、女性からも人気が高いポイントです。
つけ始めは香りが強いと感じる方も多いので、気持ち軽めにプッシュする位がちょうど良いかもしれません。
まとめ
ここまで、オードトワレについて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
日本で発売されている、数多くの香水のほとんどがオードトワレになります。
ひとつに限らず、相手やシーンによって香水を変えて、色々な香りを楽しんでみてくださいね。
▼あわせて読みたいおすすめ記事!