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高卒でも稼げる仕事まとめ!取得すると有利な資格も紹介!
高校を卒業すると、そのまま仕事に就くか、進学するかの選択に悩まされます。進学しないと良いところには就職できないのではないかと考えてしまいます。高卒でも稼ぐためには、資格を取得すると有利になるでしょう。この記事では、高卒でも稼げる仕事をまとめてみました。取得すると有利な資格もご紹介していくので、参考にしてみてください!
目次
高卒で仕事に就いた場合の給料はどのくらい?
高卒で仕事に就くことを考えているけれど、給料面も気になるところではないでしょうか。高卒での手取りの給料と大卒との平均年収の差についてご紹介していきます。
高卒の手取りの給料
高卒の場合の平均年収は、男女の平均で2,565,000円となっています。手取りの給料は、税金等引かれて残った金額が手取りの給料となります。引かれる項目では、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・住民税・所得税などが引かれ、それ以外にも企業によって引かれる項目も別途あるでしょう。
この年収をもとに年間どれだけ天引きされるのかを見ていきます。一般企業の場合、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料・住民税・所得税は、記載されている金額の20~25%程度が天引きされることとなります。
年間で見ると、健康保険料が約200,000円、厚生年金保険料が約350,000円、雇用保険料が約17,000円、所得税が約150,000円、住民税が約250,000円となっており、これらの金額を合計すると約967,000円となるため、かなりの額が引かれての手取りの給料となるのです。
大卒との平均年収の差
高卒と大卒では平均年収に差が生じてしまいます。男女によっても異なるため、平均年収の差を見ていきましょう。高卒の場合は男性2,881,000円、女性2,264,000円、大卒の場合は男性3,997,000円、女性2,887,000円となっています。
男性の高卒と大卒で110万以上、女性で70万近い差が出ています。ちなみに初任給でも高卒の場合が160,000円、大卒が210,000~230,000円となっているため、5~7万円の差は大きいと言えるでしょう。
高卒でも高収入になる稼げる仕事はある?
求人の応募条件には、「大卒以上」と記載されているものも多く、さまざまな職種があり、大卒であれば選択肢の幅も広がります。しかし、「高卒可」「学歴不問」と記載されている求人もあるので、そのような応募条件にマッチしている求人を選んで応募することが可能です。
職種の幅で言うと大卒のような広さはありませんが、その中から自分の希望する職種も見つかる可能性があります。
学歴だけが全てではなく、実際に仕事をしてみて経験を積んでいくことで、実績をあげたり、一人前の社会人として成長していくことができます。自分の能力をどこまで引き伸ばせるかによって、より多く稼ぐことも可能になるでしょう。
高卒でも稼げる仕事
高卒で職に就きたいけれど稼げる仕事が良いと思っている方も多いでしょう。自分の希望の職種に就けるのが理想的です。高卒でも稼げる仕事をご紹介していきます。
稼げる仕事①公務員
公務員はもっとも安定している職業の1つです。試験に合格することで、高卒でも公務員になることができます。給料の面では、「公務員のわりに少ない」と感じることもあるかもしれませんが、手当や退職金を多くもらうことができるため、安定した生活を送ることが可能です。
ただし公務員の場合は、実力によってどんどん給料が上がることはないため、自分の能力を思う存分出して稼ぎたいと思っている方は、別の職業が向いていると言えるでしょう。
公務員試験に合格しなければいけませんが、年齢制限があり試験も難しいため、受験するかしないかは早めに決めておく方が無難です。
稼げる仕事②営業職
営業職は、個人や法人に対して自社製品をPRし、納得したうえで購入してもらいます。トークがうまくないと購入してもらうところまで持ってくるのは難しいため、コミュニケーション能力が高い方や今まで接客の仕事に携わっていた方におすすめの仕事です。
学歴不問や未経験と記載されている求人も多いため、学歴や経験に縛られず誰でも挑戦することができるのも魅力の1つだと言えるでしょう。歩合制をとっているところが多く、頑張った分だけ稼ぐことができます。
稼げる仕事③ITエンジニア
技術職に位置付けられているITエンジニアは人手不足なところもあるため、高卒でも入りやすいのがメリットの1つです。研修会や勉強会を開催しており、社員の育成に力を入れているのも、高卒で入社しやすい理由だと言えるでしょう。
腕を磨けば、誰でも高収入を得ることが可能です。ITエンジニアは技術職だから黙々とこなしていればいいと思っている方も多いかもしれませんが、コミュニケーション能力や交渉スキルも必要となるため、人間性が重視される職業でもあります。
稼げる仕事④介護職
介護職は人手不足となっており、学歴や経験の有無など関係なく求人が掲載されていることが多いです。資格を必要とする場合ももちろんありますが、無資格で介護職で働くことも可能です。また、実務を経験しながら資格取得を目指していくこともできるのも魅力的です。
稼げる仕事⑤販売職
販売職では学歴は関係なく求人が多く出ており、実力次第で高卒でも稼ぐことができます。学歴があったとしても人間性の部分で難があれば働くことも難しくなってくるでしょう。実績や勤務態度が重要視されることが多いため、高卒でも働きやすい環境だと言えます。
高卒で稼げる仕事に就く際に取得すると有利な資格
資格は持っていると職種の選択肢も広がりますし、有利だと言えるでしょう。高卒で稼げる仕事に就く際に取得すると有利な資格をご紹介していきます。
有利な資格①日商簿記
日商簿記は、高卒でも割と簡単に取得できる資格です。会計の基本となる部分が理解できていることになるため、アピールしやすいでしょう。
学歴関係なく受験することができ、勉強に費やす時間も少なくてすみます。年に何回か行われる試験なので、取得したいと思った時にいつでも勉強を始めることが可能です。
有利な資格②MOS
MOSはマイクロソフト社が認定している資格で、アプリケーションごとに取得することができます。基本的なパソコン操作ができれば選択肢も広がるでしょう。
有利な資格③介護福祉士
介護福祉士は介護に関わる知能や技能を習得できる国家資格になります。資格取得率は70%超えとなっているため、取りやすい資格でもあります。
仕事自体は無資格の状態でも始めることはできますが、初めから資格を持っていることで待遇面も違ったり、仕事に就く際に有利になる場合が多いです。
有利な資格④ITパスポート
ITパスポートは、ITの基礎知識を習得できる資格です。2~3か月くらいからの勉強で取得することができるため、短期間で資格を取りたいと思っている高卒の方におすすめです。
有利な資格⑤宅地建物取引士
宅地建物取引士は「宅建」と言われていますが国家資格であり、法律や運営方法などの問題が出されます。宅地建物取引を行う業界で必要な資格であり、合格率は15~18%程度とかなり難しい試験となっています。
誰でも簡単に取得できない資格が欲しい、不動産業界などに携わりたいと思っている方におすすめの資格だと言えるでしょう。
高卒で稼げる仕事に就くために意識したいこと
高卒だとやはり大卒に比べて不利だと思っている方も多いでしょう。後ろ向きでいてしまうと、面接で自分をうまく出せなかったり、せっかくの良いところをアピールできなかったりしてしまう可能性があります。
高卒であっても稼げる仕事に就くことは可能で、学歴は関係なく人間性を重視している企業だってあるのです。諦めずに前向きな姿勢で就職活動に望みましょう。
また、稼げるようになるためには、学歴よりも向上心を持って取り組めるかどうかが問題になってきます。もっと上を目指したい、社会の役に立つ人間になりたいなどモチベーションを上げていくことで、高卒でもどんどん稼ぐことができるようになってくるでしょう。
高卒でも高収入が得られる仕事に就ける
高卒だから稼げないと諦めることはありません。確かに給料には差は出てきますが、学歴不問や未経験歓迎などの求人も出ています。選択肢の幅は大卒よりも狭まってはしまいますが、努力次第で高収入を得られる仕事に就くことができます。
また、資格も取得しておくと有利だと言えるでしょう。学歴関係なく、コミュニケーション力や勤務態度など人間性な部分を重視している企業も多いので、ポジティブな気持ちを持って就職活動に望んでください!