ヨウジヤマモトのネクタイ

ヨウジヤマモトは、海外でも高く評価されている黒のファッションが特徴的なブランドです。モード界をリードしてきた存在で、若手デザイナー達にも多大なる影響を与えています。

ヨウジヤマモトの歴史・特徴。

ヨウジヤマモトは、山本耀司氏が1972年に株式会社Y's（ワイズ）を設立したことから歴史がスタートしました。1977年には、東京コレクションでデビューします。山本耀司氏は、アンチモードを掲げることでモード界を制してきました。それが証明されたのは、1981年のパリコレクション。この時に、ヨウジヤマモトラインを同時にスタートさせます。時代は派手な色彩や華美な形、ボディコンシャスなファッションに包まれている中、ヨウジヤマモトは反抗心をかき立てて当時タブーとされていた黒を前面に押し出したショーを発表します。ボロボロにほつれていたり、ゆったりとした非構築的なフォルムの黒一色のファッションは、「黒の衝撃」と称され、センセーショナルを巻き起こします。貧乏ルックだという揶揄もありながら賛否両論があったものの、時代の流れに左右されない反骨精神のスタイルは、モード界に革命をもたらします。レイヤードやドレーピングで魅せるスタイルなど、固定概念を打破する独自の服作りのスタンスは現在に至るまでずっと変わらずに続いています。1980年代は、国内外で数々の賞を受賞するなど、高い評価を得ます。コムデギャルソン、イッセイミヤケなどと並び、DCブランドブームが起こります。数々の映画への衣装提供も手掛け、特に北野武監督作品の衣装を数多く手掛けます。2000年代に入っても、活躍は続きます。2002年には、パリオートクチュールコレクションの期間にプレタポルテを発表します。旗艦店も次々にオープン。現在でも、海外からも高い評価を得ており、2011年には英国でヨウジヤマモト展が開催されたり、同年にフランスにて芸術文化勲章のコマンドゥール賞を受賞したりと、活躍は続いています。

ヨウジヤマモトのネクタイとは

ヨウジヤマモトは、デザイン性の高いモードファッションを好む男性たちから高い人気を誇っています。そして、ヨウジヤマモトには、自由なスーツスタイルを楽しんでいただけるネクタイが揃っています。ヨウジヤマモトから展開されているネクタイは、上質な素材使いと他にはないハイセンスなデザインが特徴的です。ノーマルな無地のネクタイ、ストライプ柄、ドット柄などのクラシックなデザインもございますが、ヨウジヤマモトらしさが出ているデザイン性の高いネクタイは注目が集まります。インパクトのある花柄、ロゴデザイン、その他にもエッジの利いたスカルモチーフデザインやカモフラージュ柄、ユニークなモチーフのデザインなど、個性豊かなラインナップです。遊び心のあるネクタイも多くあり、コーディネートに存在感を添えます。価格は10,000円台〜20,000円台くらいのものが多いです。