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フォーマルにもカジュアルにも自由自在「ニットタイ」コーディネート
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「ニットタイ」の着用マナー＆オススメコーディネート紹介
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カジュアル寄りの印象が強いニットタイ。ですが、デザインによってはフォーマルシーンでも着用が可能であり、いろんな表情を持っています。ビジネスシーンやカジュアルシーンでの着用ポイントを紹介しながら、オススメのニットタイとそれを取り入れたコーディネートを提案していきます。
「ニットタイ」とは？
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「ニットタイ」とは通常のネクタイの製法とは違い、編んで製作されたネクタイのこと。素材に使われるものはさまざまで、シルクやコットン、ウールなどがニットタイの主な素材です。シルクはオールシーズンで着用可能であり、コットンは春夏シーズン、ウールは秋冬シーズン向け。コットン素材のニットタイはクールビズで着用されることもあり、ビジネスシーンでも活躍します。
「ニットタイ」の形状は、４cm〜６cmほどの細めの幅の「ナロータイ」と呼ばれるものが多く、先端を真っ直ぐにカットされた「スクエアエンド」であるのも特徴です。通常のネクタイの形状のように、レギュラーやワイドといったサイズもあり、先端がカットされていないニットタイも存在します。
「ニットタイ」着用時のマナー
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ブラックやネイビーといったダーク系統で無地タイプのニットタイはビジネスシーンでも着用が可能です。シャープでスクエアエンドといったカジュアルなデザインが多いですが、ビジネスにおいては通常のネクタイの形状をしたニットタイを選ぶのが無難でしょう。
また、編み地素材が目立つようなニットタイや、ニットタイの一種「フレスコタイ」と呼ばれるストライプデザインのものは避け、「ビジネスの場」、「オフィスの雰囲気」、「業界分野」、といった着用するシーンを留意することも大切です。よりフォーマルに仕上げるためには、タイピンを使用して胸元を引き締める工夫も必要となってきます。
「ニットタイ」コーディネートのポイント
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ニットタイは、他の小物アイテムの使用や着こなし方次第でフォーマルにもカジュアルにも対応できるアイテムです。ニットタイを用いたコーディネートをフォーマルに仕上げるのであれば、まず必要なのは「タイピン」。そして、より一層品良く仕立てるなら「ポケットチーフ」もオススメアイテムです。シャツはホワイトや淡いカラー、ストライプなど知的に決まるデザインを選ぶのもポイント。
カジュアルスタイルにおいては、ニットタイの使い方は自由自在。ジャケットパンツコーディネートで合わせたり、カラーシャツや柄シャツを用いて遊び心あふれるスタイリングも実現します。
フォーマルからカジュアルまで「ニットタイ」紹介＆コーディネート例１０選
ベーシックな「ブラックニットタイ」
■ ブラックニットタイ（ALEXANDER MAQUEEN）
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ベーシックでシンプルなブラックニットタイ。ナロータイのスクエアエンドデザインです。無地ブラックのニットタイはビジネスシーンでも印象は悪くなく、さまざまなスーツと合わせることが可能です。ブラックカラーの持つミステリアスな魅力も、コーディネートの幅を広げるポイント。
▼ブラックニットタイを取り入れたコーディネート例
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ビジネスの場面でも着用可能なブラックニットタイを用いたコーディネート。カジュアルなニットタイの印象を引き締めるように、グレーのスリーピーススーツと合わせている点がポイント。このようなコーディネートは、ビジネス以外のドレスシーンなど、さまざまなシチュエーションで活躍。
ビジネスにも対応可能な「ドットブラックニットタイ」
■ ドットブラックニットタイ（Maker’s Shirt 鎌倉）
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ブラックニットタイにドットのアクセントが程よくきいたデザイン。主張しすぎないドット柄なのでビジネスシーンでも対応可能です。編み地の粗さが気になるようであれば、きめ細やかな編み地のドットニットタイをチョイスすると良いでしょう。
▼ドットブラックニットタイを取り入れたコーディネート例
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ダークネイビーのスーツとドットニットタイを合わせたコーディネート。シンプルなドットデザインであれば、フォーマルなスーツに合わせてもこのように上品なスタイルにまとまります。コーディネート例のように、ストライプのシャツを取り入れればビジネス向きの知的な印象もさらにアップ。
シックで知的な「グレーニットタイ」
■ グレーニットタイ（GUCCI）
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剣先が通常のネクタイと同様のタイプ。シックで知的な印象を与えるグレーニットタイは、ビジネスシーンでもオススメです。スクエアエンドでないため、ネクタイの裾がスーツから見え隠れしてもカジュアルな印象にはなりません。リネン素材のさらりとした風合いも魅力的。
▼グレーニットタイを取り入れたコーディネート例
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グレーニットタイの他に、ベストやタイピン、チーフといったフォーマルアイテムを豊富に取り入れたコーディネート。シックなグレータイをタイピンで飾るとさらに知的な印象に。全体的にこの季節にぴったりの色合いで、柔らかなフォーマルスタイルの完成です。
モダンテイストの「ベージュニットタイ」
■ ベージュニットタイ（Church’s）
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剣先サイズがワイドタイプのベージュニットタイ。落ち着きある洗練されたデザインで、きめ細やかな生地はニットタイの中でも特にフォーマルシーンで好印象に決まります。オールシーズンに使えるシルク素材。通常のネクタイのような形状もビジネスシーンでの着用で嬉しい点です。
▼「ベージュニットタイ」を取り入れたコーディネート例
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ベージュニットタイを用いた、無駄のないノーマルなコーディネート。全身をシンプルにまとめているのがこのコーディネートのポイント。ビジネスシーンにおいてもナチュラルなスーツスタイルです。チーフを取り入れることで、より誠実で真摯なビジネスマンの風合いに。
どんな場面でも好印象「ネイビーニットタイ」
■ ネイビーニットタイ（BURBERRY BLACK LABEL）
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オーソドックスなネイビーカラーのニットタイ。スクエアエンドのナロータイであるためカジュアル寄りと感じがちですが、無地ネイビーのデザインなので着こなし方次第ではフォーマルにもコーディネート可能。ビジネスの場面ではより編み地の細かいものがオススメ。
▼ネイビーニットタイを取り入れたコーディネート例
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シンプルなネイビーニットタイに、チェックシャツやブラウンジャケットを合わせた小洒落たコーディネート。無難なチーフではなく、アクセントの役割を持たせたデザインチーフの取り入れもセンス良く決まるポイント。このようにカジュアルなスタイルに仕上げられる自由さも、ネイビーニットタイの利点です。
ジャケパンコーデにオススメの「ストライプニットタイ」
■ ストライプニットタイ（FRED PERRY）
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リネン素材のストライプニットタイ。ブラック地にレッドのラインが映えた華やかでカジュアルなデザイン。こちらはビジネスシーンではなく、休日スタイルや軽めのスーツスタイルで活躍。カジュアル系ニットタイの魅力を存分に持った仕上がりです。
▼ストライプニットタイを取り入れたコーディネート例
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ジャケットパンツコーディネートにストライプニットタイを取り入れたスタイル。インテリジェンスな風合いのグレージャケットで、カジュアルすぎる印象を抑えている点がポイント。レースアップではなく、ローファーのチョイスもニットタイとの相性が抜群です。
小粋なスタイルに「グリーンストライプニットタイ」
■ グリーンストライプニットタイ（TAKEO KIKUCHI）
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鮮やかなグリーンカラーのストライプニットタイ。カジュアルコーディネートのアクセントになること間違いなしです。ワイドタイプなので存在感もより強く感じられます。遊び心あるスタイル用にと、このようなニットタイを一本持っておくとコーディネートの幅が広がります。
▼グリーンストライプニットタイを取り入れたコーディネート例
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存在感の強いグリーンストライプニットタイに、シンプルなアイボリースーツを合わせたコーディネート。チーフの使用もまた、上品なカジュアルコーディネートのキーポイント。ネクタイ以外のアイテムをフォーマル系で統一している点が味のあるスタイル。
落ち着きある大人の「ブラウンニットタイ」
■ ブラウンニットタイ（Paul Stuart）
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シルク素材のレギュラータイプのブラウンニットタイ。編み目が粗く、カジュアルなテイストも持ちますが、落ち着きあるカラーやデザイン的にはフォーマルにも対応可能。オールシーズン対応可能な素材のため、無難なこのようなデザインは数本揃えておくと重宝します。
▼ブラウンニットタイを取り入れたコーディネート例
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ネイビースーツとブラウンニットタイのオフィス向きコーディネート。色合いはフォーマルながら、軽やかなスーツスタイルに仕上がっています。ネイビースーツにブルーシャツを合わせている点もフォーマル感を漂わせる要素のひとつです。
エレガントな魅力あふれる「パープルニットタイ」
■ パープルニットタイ（TOM FORD）
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シルク素材でより一層のエレガントさを放つパープルニットタイ。スクエアエンドのナロータイで、ジャケットパンツコーディネートなどのカジュアルスタイルにも最適。ビジネスシーンで着用する場合は、ダークなパープルかつレギュラータイプのものを選ぶと良いでしょう。
▼パープルニットタイを取り入れたコーディネート例
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パーティシーンやドレスシーンなどといった特別なシチュエーションで活躍が期待できるパープルニットタイのコーディネート。ダブルブレストのジャケットとの組み合わせで、より高貴で華やかさをまとう仕上がりに。チーフもパープルで統一することで、コーディネートに一体感が生まれます。
この季節にぴったりウール製「グレーストライプニットタイ」
■ グレーストライプニットタイ（Paul smith）
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レギュラータイプのウール素材ニットタイ。主張しすぎない自然なストライプデザインは、ビジネスシーンのスーツスタイルが好印象に決まります。通常のネクタイに変わりないきめ細やかな編み地であるため、ウォームビズのコーディネートに取り入れるのもオススメです。
▼グレーストライプニットタイを取り入れたコーディネート例
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ビジネスシーンはもちろんのこと、コーディネート例のようにカジュアルなスタイルにも対応できます。通常のスーツにカジュアルなシャツをチョイスして、フォーマル寄りのテイストに仕上げるスタイリングも。秋冬シーズンらしいアイテムのカラー使いも、このコーディネートが完成度高く仕上がっている理由です。
まとめ
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さまざまな方向性を持つニットタイの魅力はいかがでしたか？季節に応じてニットタイの種類を選んでみたり、シーンに応じてコーディネートを楽しんでみたりと、幅広くスタイリングを楽しむことができます。「ニットタイ」はカジュアルアイテム？それは間違った常識かもしれません。
この記事で紹介したニットタイの着用ポイントやマナー、オススメのニットタイやコーディネート例を参考にしながら、ニットタイの持つ可能性をぜひ体験してみてください。
