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スポーツサングラスの原点『オークリー』、機能性を追求して進化が止まらない。
『オークリー』という名前を知らなくても、メジャーリーガーのイチローがかけているサングラスと言えば思い出してくれると思います。屋外で行われるスポーツシーン、競技を問わずまたプロアマを問わず、こうしたタイプのサングラスを目にする機会が多くなってきました。
http://www.sakaiya.com/wp/shopblog/archives/3017
その原点となったのが今回取り上げる『オークリー』というブランドです。様々なスポーツシーン、衝撃にも耐えられ、装着感がいいなど、多くの課題を解決しながら進化してきました。そしてスポーツシーンに映えるというデザインにも注目し、ファッション性も備えることで圧倒的な支持を得ています。今では子供の運動会で張り切るお父さんたちの必須アイテムにもなっているとか。
http://www.meganeyasan.com/blog/index.cgi?no=2385
サングラス事業にとどまらず、ウェアなどにも進出し、総合的なスポーツブランドとしてイメージが確立した感のある『オークリー』ですが、実は意外な製品づくりからスタートしたのです。
オークリーの歴史 スポーツサングラスの歴史
オークリーは1975年、モトクロッサー(競技用バイク)・BMX(競技用自転車)のハンドグリップメーカーとして創業します。創業者のジム・ジャナーは、僅か300ドルの資金で水分を吸収するとグリップ力が増す、アンオブタニウムと呼ばれる素材を使ったハンドグリップを開発します。
http://www.heritagemalta.org/oakley-dirt-bike-grips.html
この製品はは、ハンドルを握った時にフィット感が増す独自の構造をもつ製品で、特許を取得すると
競技ライダーたちを中心から大きな支持を得ることになります。ちなみ「オークリー=Oakley」という社名は、ジム・ジャナードの愛犬の名前から命名されらたそうです。
プロライダーから一定の評価をうけたたものの、広く製品の良さを伝えるために次の方策に打ってでます。
それはオークリーのロゴを、選手が装着していたグーグルのストラップなど付けることでした。その経緯から、1980年自社開発したスポーツ用ゴーグルの製造・販売に乗り出します。そしてサングラスを主な商品として、アイウェア業界に参入します。ゴーグル開発から、わずか4年、1984年の事でした。
http://japan.oakley.com/men/sunglasses/sportperformance/radar/
それまでスポーツに特化したサングラスは見かけることはありませんでしたから、大きな反響を得ることになりました。研究熱心な体質であったのでしょう、高機能のレンズと独特の近未来的なデザインが注目され、スポーツサングラスの基盤を築くまでになりました。
この評判を機に、多くのスポーツブランドがサングラスの開発を手掛けるようになりました。しかし、画期的なものは発表されずオークリーの牙城は揺らぐ心配はなさそうです。スポーツに特化し、機能性を追及するならば、それはオークリーの歩んできた道を外れることがないと証明しているかのようです。
http://compass-project.blogspot.com/2016/07/new-oakley-hestra.html
1985年にはハンドグリップの製造を終了しました。1998年には、フットウェア、リストウォッチ、アパレル業界にも参入しています。機能美に溢れた製品は、SEALs(アメリカ海軍の特殊部隊)や、デルタフォース(アメリカ陸軍の特殊部隊)にも正式採用されています。
https://thenewsrep.com/77582/seal-cerakote-recon-oakley-sunglasses/
そして世界中のアストートをまぶしさと紫外線から守っています。野球、ゴルフ、ロードレース、スノーボードなどのプロ選手からの信頼が厚く、その評判から一般的にも波及しています。それは、運動会のお父さんまで。オークリーをかけただけで、それまで体験できなかった先に行けそうな気になるのです。
世界のアスリートに愛されるオークリー 究極の機能美に迫る。
特許の数に驚きます。全世界で575以上の特許を取得しているそうです。その基盤になるのが『あらゆる状況下においてどのように眼を守るか?』という企業理念です。
その結果、オークリーは以下8部門で基準をクリアするだけでなく、倍近い数値を叩き出しています。ANSI(米国規格協会)のアイウェア工業規格「ANSI Z87.1」における、高圧衝撃、高速衝撃、光拡散力、不均衡分光、屈折力、非点収差、解像パターン、UVプロテクションテスト。
一つのモデルで8部門すべてをクリアしているのは、オークリーだけです。
UV対策
http://www.babaik.es/blog/gafas-oakley-tecnologia-optica-superior/
特にUVに対する考え方が、他メーカーと違います。UVカットをうたう一般的なレンズは、レンズ表面にUVコーティングを施したものが多く、擦れやキズがつきやすく、高温の影響でも機能が劣化します。
オークリーが特許を持つ素材「プルトナイト」は、UVカット素材がレンズ自体に練りこまれいます。そのため機能の劣化は皆無、レンズが傷付くこともないのでキズから紫外線が侵入する心配もありません。ですから、色なしの透明レンズでも紫外線を100%カットしてくれるのです。
強度・衝撃への対策
このレンズは安全面・強度にも優れています。上記と同じ「ANSI Z87.1」の高速衝撃テストでは、「レンズに向かって直径64mmの鉄球を時速160kmで撃ったとき、鉄球が貫通したり、レンズがフレームから外れたりしない」という基準を大きく上回っています。ですから競技者通しが衝突しても、サングラスによって傷つくことはありません。
フィット感と視界の確保
https://matome.naver.jp/odai/2139563005245307601/2139572640201322103
フィット感も大切な要素です。少しのズレが競技の成績を左右することがあります。思わぬケガや事故に至る場合もあります。しかフィット感を優先すると視覚が歪み、十分な視野が確保が確保できないというデメリットが生じます。オークリーのレンズは、光の歪みを補正する高度な機能を有しています。どの方向を見ても、目の焦点が合う仕組みになっていて、眼が疲れにくくなっているのです。
『オークリー』は多くのアスリート、プロに愛されている。
https://www.pinterest.jp/pin/242068548700605982/
こうした機能性が、様々な分野のプロスポーツ選手に支持されています。少し吊り上がったデザインも自身を鼓舞し、新たな高みを目指すアスリートには必要な仕様なのかも知れません。目線を隠すことで、対戦相手に次の一手を読まれないという一面があります。愛用するスポーツ選手を上げればきりがありません。その一部、名前や説明不要の方々ばかりです。
http://japan.oakley.com/campaign/one-obsession/?cm_mmc=www2-_-campaign-_-one-obsession-_-sns-link
https://article.auone.jp/detail/1/6/12/112_12_r_20180422_1524381632009919
http://www.kineidou.co.jp/oakley/oakleygazou/exclutive/aiflakjacket/aiflakjacket.html
オークリーの厳選アイテム紹介
オークリーはスポーツシーンの使用する製品だけでなく、普通の生活、カジュアルなシーンで使いやすいモデルも開発・販売しています。
OAKLEY オークリー サングラス FROGSKINS フロッグスキン
普段使いでも問題なし、しかしテンプルにプリントされたロゴが若々しい印象を与えてくれます。軽量タイプなので、ノンストレスで使えますね。
カッコいいです。
引用元:amazon
オークリー OAKLEY サングラス メンズ OO9336-06
太めのフレームとビッグレンズが印象的なモデルです。日本人の骨格を考慮したアジアンフィットフレームと、大きめのノーズピースがフィット感を向上させています。ゴルフ場までのパートナーとして。
今まで家電量販店で売っていた安いサングラスを使用していたので、これを機にオークリーのものへ買い替え。
デザインとアジアンフィット重視で購入しました。
前に使っていたものと比べてフィット感がピッタリ。デザインもお洒落で即気に入りました。
色も黒系が好きなので、ちょうど良かったです。引用元:amazon
OAKLEY (オークリー) サングラス HALF JACKET 2.0 ASIA FIT
少々スポーツ寄りのモデルですが、黒を選べばドライブでも活躍してくれます。日焼けした肌にも映えるのでビーチに連れ出すというのもいいでしょう。
アジアンフィットなので
日本人の顔にもジャストフィット。
掛け心地も自然でスポーツをしてもズレないです。この辺りは流石ですね。引用元:amazon
さらに、次に向かう。
http://yamachikei.com/goggles-oakley-spy-2018-19/
リーバイス501がデニムパンツの完成形であることと同じ意味で、オークレーのスポーツサングラスは一種の完成形なのだと感じます。しかし501も時代に応じた変化や変更することで、進化し続けてきました。そして独立した価値が揺らぐことはありません。
オークリーも同じ道を歩む、高いオリジンを感じることが出来ます。ですからまったく新しいカテゴリィのサングラスをリリースするのもオークリーなのだろうと期待が高まります。それがいつなのか。楽しみに待ちたいと思います。
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