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伊達男の色気を際立たせる「タリアトーレ」のジャケットの魅力。美しいシルエットを手に入れる。
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ファストファッションブランドでもジャケットを買える今の時代だからこそ、「本物」のクオリティを持つジャケットを纏うことで周囲との違いを演出できます。
本格的なジャケットを求める上で、タリアトーレは申し分ないブランド。天性のセンスを持つオーナーによって手がけられるジャケットは、男をセクシーに見せる美しいシルエットを備えています。
このページでは、タリアトーレについて紹介。ブランドの背景やこだわり、おすすめのアイテムを紹介します。
タリアトーレについて
タリアトーレの歴史
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タリアトーレは、1960年にイタリアのプーリア州で創業したアパレルメーカーのLERARIO(レラリオ)社が運営するブランド。レラリオ社の2代目オーナー兼クリエイティブディレクターであるPino Lerario(ピーノ・レラリオ)氏が、1998年にタリアトーレを立ち上げました。
タリアトーレというブランド名はイタリア語で「裁断士」という意味で、ピーノ氏が敬愛している祖父の職業に由来しています。ピーノ氏は、映画「バットマン」のワードローブも手がけた手腕の持ち主。タリアトーレではピーノ氏自らデザイナーを務め、生地の開発やディティールの決定、デザインに至るまで全てを主導で行っています。
ピーノ氏本人も胸元を開けた華麗なジャケットの着こなしで、ファッショニスタから注目を集める人物。その類まれなる完成と抜群のセンスで、タリアトーレはまたたく間に一流メゾンへと発展を遂げました。その人気はイタリア国内のみならず、日本でも多くのファンを獲得しています。
クラシックながら洗練されたシルエット、タリアトーレの特徴とこだわりとは
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タリアトーレの製品は、他のブランドにはないさまざまなこだわりが見られます。看板製品のジャケットでは、幅の広いワイドラペルが特徴の一つ。細いナローラペルが全盛だった中、タリアトーレのジャケットがワイドラペルのトレンドをもたらしたと言っても大げさではないほどです。
チープな造りのジャケットの場合、ラペルが広いとペラペラして安っぽい印象になってしまいますが、タリアトーレのラペルは肉厚で縫製もしっかりしているため、高級感に溢れています。また、クラシックなワイドラペルは男性の胸元を華やかに見せ、小顔効果も演出できます。
そのラペルに備えられる、メタルのアイコンもタリアトーレならでは。シルクハットを象ったこのラペルピンによって、ひと目でタリアトーレの逸品であることをアピールします。
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ウエストのシェイプも、タリアトーレの魅力。そのセクシーな「くびれ」は、フロントボタンを開けていてもわかるほどです。見た目にも美しいですが、着用すると体に吸い付くようなフィット感で、その素晴らしさをより実感できます。
ウエスト位置がやや高めの設定で、丈が短めなのもタリアトーレの特徴です。細身のフィッティングながらモードっぽくならず、太めのラペルのおかげでクラシックな雰囲気を備えています。
タリアトーレの評判
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タリアトーレは、イタリアブランドのなかでも抜きん出た人気を獲得しています。日本ではボリオリがアンコンジャケットのブームを巻き起こしましたが、現在はボリオリに匹敵するほど多くのファンを抱えています。
タリアトーレとしばしば比較される対象となるイタリアブランドが、ラルディーニ。どちらもクオリティが高く、ラペルのアイコンなど似ている点も多いです。ただし、ダブルブレストのジャケットに関してはタリアトーレのほうが評価は高いです。
また、木の枝をトルソーに見立てたディスプレイの方法も評判が良く、広告方法一つ取ってもセンスの高さが窺えます。
タリアトーレを象徴するジャケット「モンテカルロ」
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モンテカルロ(MONTECARLO)は、タリアトーレの代表作と言える一着です。
ダブルブレストとシングルブレスト両方のモデルが展開されており、どちらも世界的な人気を博しています。イタリアブランドらしいアンコン仕立てのナチュラルショルダーで、タイトなフィッティングながら柔らかい印象も備えています。
単純にウエストを絞っているのではなく、胸幅や裾周りの寸法などを緻密に計算しているのもポイント。他にはない美しいシルエットは、ピーノ・レラリオ氏のこだわりの賜物です。
タリアトーレのアイテム解説
タリアトーレのスーツ①ネイビーシングルスーツ
スーツの王道色であるネイビーのセットアップスーツです。濃紺スーツはどんなドレスシャツやネクタイと合わせても失敗することがないため、ビジネスマンの最強スーツとして知られています。
深めに設けられたVゾーンやノープリーツの細身テーパードスラックスなど現代的な要素を盛り込みながら、タリアトーレらしい幅広のラペルでクラシックな雰囲気も兼ね備えます。
程よく絞られたウエストのシェイプやナポリテイストのナチュラルショルダーなど、オーソドックスなネイビースーツに見せかけて男性の魅力を最大限引き出すギミックが随所に散りばめられています。
タリアトーレのスーツ②グレーシングルスーツ
「VESVIO」と呼ばれるこのモデルは、やや明るめのグレーが美しい一着です。ストライプなどの柄が施されていないソリッドグレーながら、Super110’sの高級ウールによる光沢で高級感に溢れます。
軽やかな着心地はあくまでイタリアブランドらしい仕事ぶりですが、サイドポケットが通常よりも多い「チェンジポケット」になっていたり、背面が「サイドベンツ」だったりと、英国調のクラシックな要素も盛り込まれています。
タリアトーレのスーツ③ブラウンダブルスーツ
周囲との違いを発揮できるダブルのスーツです。ダブルブレストとスーツと言えば「オジサンが着るスーツ」というイメージが付きまとった時代もありましたが、それも昔の話。”クラシック回帰”の潮流が年々浸透していることに加えて細身のモデルも多く登場していることから感度の高い男性ほど積極的にダブルスーツを取り入れています。
とりわけタリアトーレのダブルスーツは、得意の細身シェイプと絶妙な丈感でスタイリッシュな着こなしを可能としています。スラックスも2プリーツのベルトレス仕様で実にクラシック。ブレイシーズで吊るして履けば、現代版英国紳士の完成です。
定番のネイビーやグレーではなく、ブラウンをチョイスするあたりも秀逸のセンスをアピールできます。
タリアトーレのスーツ④チャコールグレー3ピーススーツ
チェンジポケットを備えた3ピースのグレースーツです。
注目したいのが、ジャケットが定番の2ボタンではなく段返りの「3ボタン」を採用している点。3ピースで着こなした際に美しいシルエットを実現するだけでなく、タリアトーレのワイドラペルをより優雅に見せる効果があります。ちなみにジレを使用せず2ピースで着る場合は、3ボタンジャケットは真ん中のボタンだけを留めるのがセオリーです。
結婚式に参列できるチャコールグレーカラーなのもポイント。ビジネスだけでなく、フォーマルシーンでも重宝します。
タリアトーレのコート①シングルコート
ビジネスシーンで愛用したいシングルのステンカラーコートです。スーツの上に羽織るコートとして定番のステンカラーコートですが、ボリュームが膨らみすぎないあたりはタリアトーレの流石の技。カラーもブラックなので汎用性抜群です。
ウエストはそのままでも緩やかなシェイプが効いていますが、背面に備えられたコードで調整もできます。
タリアトーレのコート②ダブルチェスターコート
チェスターコートと言えばシングルブレストのものが大学生を中心に大流行しましたが、やや食傷気味になってきたのも事実。そこでおすすめなのが、ダブルブレストのチェスターコートです。
ダブルブレストのディティールは、タリアトーレが最も得意とするところ。ブレザーを彷彿とさせるゴールドのボタンやダブルブレストならではのピークドラペルなど、魅力的なディティールが随所に見られます。
大胆に入れられた背面のセンターベントも実にスタイリッシュ。どの角度から眺めてもスキのない逸品です。
タリアトーレのジャケット①ダブルジャケット モンテカルロ
タリアトーレ珠玉の名作「モンテカルロ」です。このモデルにはシングルのものとダブルのものが展開されていますが、ブランドを代表するのはどちらかと言えばダブルブレストになります。
素材には「繊維の宝石」としても名高いカシミヤを100%使用。上品な光沢感と柔らかな肌ざわりで、ウールとは一味違ったラグジュアリーな雰囲気を放ちます。
カッチリとした印象になりがちなダブルジャケットですが、肩線が通常より後ろに入ったアンコン仕立てのナチュラルショルダーや、高めの位置からシェイプしたウエストで気軽に着こなせるのがモンテカルロの魅力。大人な色気を演出するピークドラペルや、アイコン的なシルクハットのラペルピンも特徴です。
タリアトーレのジャケット②シングルジャケット モンテカルロ
「モンテカルロは着てみたいけど、ダブルブレストは勇気がいる……」という人には、シングルのモンテカルロがおすすめ。コーディネートのしやすさや着こなしのハードルの低さは、やはりシングルジャケットに軍配が上がります。
見るからに柔らかなアンコン仕立てのショルダーや幅広のラペル、シルクハットのアイコンなど、モンテカルロならではの魅力はシングルブレストでも健在。素材は高級なウール100%で、独特の風合いとラグジュアリーな光沢感を備えます。
まとめ
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トップクラスの品質を味わいたいなら、タリアトーレのアイテムを選んでおけば間違いありません。
定番のシングルジャケットはもちろん、ダブルブレストのジャケットにトライしてみるのも一興。アンコン仕立てなのでカッチリとした印象にならず、オンオフ両方で重宝します。
まるでオーダーメイドのようなフィット感も魅力。数千円のジャケットでは到底味わない着心地がそこにはあります。
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