カフスボタンおすすめ10選！種類から付け方まで基礎知識を徹底解説！

スーツスタイルを一層おしゃれでかっこよく見せることのできる”カフスボタン”。意外と見過ごされがちなアイテムですが、上手に使うことでかなりおしゃれ度をアップさせることができます。今回はそんなカフスボタンの選び方やおすすめアイテムについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

カフスボタンの起源は17世紀のフランス！

「カフスボタン」という名前は聞いたことがあっても、これまであまり使用したことがなく、どんなアイテムなのかについてもよく知らないという方も多くいます。実は、このカフスボタンの起源は17世紀のフランスにまで遡ります。

当時、袖の装飾をする際にリボンやレースなどを使用する人が多くいましたが、ある人たちがボタンを金属製の鎖でつないで使用するようになり、それが徐々に広まっていくことでカフスボタンの始まりとなったようです。

元々は上流階級の人たちの間だけで広まっていた装飾でしたが、時の経過とともに一般にも普及するようになり、現在では世界中で多くの人々が愛用するようになっています。

カフスボタンの種類

カフスボタンにはいくつかの種類が存在しており、購入する前にその種類についてある程度把握しておくのがおすすめです。ここでは、特に押さえておきたい4つの種類について見ていきましょう。

種類①スウィヴル式

現在最もポピュラーで最も扱いやすいと言われているカフスボタンが、このスウィヴル式のタイプです。これは、先端をボタンホールに通した後にT字に折り曲げることができるようになっており、これにより抜けないよう固定することができます。

あまり、カフスボタンの扱いに慣れていないという方でも簡単に使用することが可能で、素早く装着や取り外しができるため、現在市販されているカフスボタンの種類の中でもダントツの人気となっています。

種類②スナップ式

カフスボタンには、スナップ式と呼ばれる種類のものもあります。これは2つに分けることができるアイテムで、両方をボタンホールに通した後に、スナップボタンを利用してお互いを固定することができます。

種類③チェーン式

 

チェーン式のカフスボタンに関しては、現在はあまり見かけることが少ないタイプのアイテムですが、1920年ごろまでは広く使用されていた種類として知られています。

最近は、このチェーン式タイプに見えるデザインのもので、実際にはボタンホールへの装着がスゥイヴル式になっているアイテムが時々見受けられます。スタンダードなデザインに少し飽きてしまった方には、このようなのデザインもおすすめです。

種類④固定式

固定式のカフスボタンというのは、スウィヴル式やチェーン式のような可動域が全くないタイプのもので、そのまま両方のボタンホールに通して装着する必要があります。

固定式のカフスボタンの場合、ボタンホールが小さすぎるとカフスボタン自体を通すことが困難になってしまうことがあります。固定式を購入する前には、所有しているシャツのボタンホールのサイズを確認することが必要となります。

カフスボタンを付けられるシャツの袖口

見た目がとてもきれいで、おしゃれな着こなしを演出してくれる人気のカフスボタンですが、ワイシャツの袖口の種類によっては付けられないこともあるので注意が必要です。カフスボタンを付けられる袖口の種類は以下の通りです。

• テニスカフス
• ダブルカフス
• コンバーチブルカフス

テニスカフスは、シングルタイプの袖で両方にボタンホールが付いている仕様となっています。最近ではほとんど出回っていないタイプのシャツで、かなりレアなアイテムとなります。

ダブルカフスは袖口を折り返して、両方に空いているボタンホールにカフスボタンを通して使用するタイプのものです。コンバーチブルカフスは、通常のボタンが装着されていると同時にカフスボタンを通すボタンホールも付いているので、どちらにも対応することが可能なタイプとなります。

カフスボタンを選ぶポイント

カフスボタンにはさまざまなデザインのものがあり、どれをどのように選べば良いのかわからないという方も少なくありません。では、カフスボタンの選び方の3つの大切なポイントについて見ていきましょう。

ポイント①使用シーン

カフスボタンを選ぶ際には、まずどんなシーンで使用するのかを考える必要があります。例えば結婚式でのカジュアルスーツスタイルで使用するのであれば、個性の光るものを選ぶことができますが、タキシードには黒い宝石系のもの、燕尾服やモーニングコート等には白い宝石との組み合わせがおすすめです。

弔辞の際には、基本的にカフスボタンは付けない方が無難です。どうしてもつける必要があるのであれば、石は黒系のもので台座にシルバーがあしらわれている物アイテムが良いでしょう。

ビジネスシーンにおいては、できるだけシンプルでスーツに馴染みやすいデザインのカフスボタンが良いでしょう。シルバー素材のものは全体のバランスを取りながら程よい存在感を出すことができるのでおすすめです。

ポイント②素材

カフスボタンにはさまざまな素材が使用されていますが、その中から自分の好みや使い勝手等を考慮して選ぶことができます。例えば、金・銀・プラチナが使用されているアイテムはとても耐久性が高く、素材の質にこだわる方におすすめです。ただしある程度のお手入れが必要になるという点は覚えておきましょう。

その他にもゴムや真鍮が素材として使われているものも多くありますが、これらは比較的安く購入できるカフスボタンで、デザインもさまざまなものから選ぶことができます。ただし耐久性の面では劣るため、一定期間使用した後に買い替えが必要になる場合があります。

ポイント③価格

カフスボタンは価格帯もさまざまで、値段に応じて作りや素材などの違いも出てきます。最も安い価格帯としては100~1,000円程度のもので、組紐カフスなどシンプルでカジュアルなデザインのアイテムが多くなります。

1,000~10,000円程度のものはデザインのバリエーションも豊富で、ビジネスシーンやフォーマルでの使用のため購入する方も多くいます。カフスボタンにはそれ以上の価格帯のもの、10,000~数十万円するものもあり、有名ブランドから高級素材を使用したものなど、特別な仕様のものがラインナップされています。

カフスボタンおすすめ10選

ここからは、お手頃価格で人気のあるおすすめのカフスボタン10選を紹介していきます。カフスボタンを使用してみたいものの、どれを購入すればよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注意！カフスボタンの間違った付け方

カフスボタンを付ける際には、いくつかの間違った付け方に注意する必要があります。よくある間違った付け方の一つとして、袖口の表側と裏側を重ね合わせてつけている方を見かけることがあります。

通常のボタンをとめる場合であればその方法が正しいのですが、カフスボタンの場合は袖の裏側同士を重ね合わせて付けるのが正しいやり方となります。

またもう一つの注意点として、手の甲の側にカフスボタンの装飾部分が来るように装着する必要があります。これが逆になってしまうと、最も多いタイプであるスウィヴル式の場合に、装着するレバーの部分が見えてしまうことになり見た目が美しくならないので、装着する際には注意しておきましょう。

カフスボタンでおしゃれの幅を広げよう！

ワイシャツの袖口からさりげなく見える「カフスボタン」は、スーツスタイルのおしゃれ感を一層高めてくれるとても重要なアイテムとなります。

フォーマルシーンからカジュアルやビジネスシーンに至るまで、状況に応じてコーディネート可能なさまざまなデザインのカフスボタンが、多くのブランドからリリースされています。それらの中から自分のスタイルや好みに合ったカフスボタンを上手に選んで、おしゃれの幅を広げていきましょう。

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