女性ブラウス色別の印象の違いは？おすすめのブラウスコーデもご紹介！

女性にとってブラウスは、ビジネスシーンでもデイリーとしても幅広い着こなしに取り入れることができる万能アイテムなので、複数枚持っておきたいという方も多いでしょう。そこで今回は、ブラウスの種類別による特徴や、それぞれの色が与える印象について詳しく解説していくので、コーディネートの参考にして下さい。

ブラウスとは

ブラウスとは、襟の付いた女性向けのトップス、シャツのことを指します。主にビジネスなどフォーマルな装いに合わせるアイテムですが、最近ではデイリーコーデの中に取り入れられることも多くなっています。

また、オフィスカジュアルとして様々なコーディネートを楽しむ女性も増えている中で、襟のないノーカラーブラウスなどもトレンドです。

他にも、フリルやワンポイントのアクセントがあしらわれているものや、裾がふわりとワンピースのように広がるようなデザインのものなども展開され、複数枚持っていてもそれぞれ全く異なったイメージで着こなすことができるでしょう。

ブラウスとシャツの違いとは？

ブラウスとシャツの違いとして具体的な定義はないのですが、基本的には形状や素材の違いなどで分ける場合が多くなっています。例えば、ブラウスはふんわりと女性らしいシルエットで素材も柔らかく風に揺られるような軽めの着心地が特徴でしょう。そして、ボタンが付いていないものもあります。

一方で、シャツは比較的しっかりとしたブラウスより厚手の生地を使用し、曲線もあまりないシルエットが多いです。そして、ほとんどのアイテムにボタンが付きます。また、ブラウスは女性向けアイテムとして使用されるワードであるのに対し、シャツは男女どちらのアイテムにも使用されます。

そのため、ブラウスにボタンが付く場合は左手側にボタンが取り付けられます。シャツに関しては、女性ものであればブラウスと同じように左手側に、男性ものであれば右手側にボタンが付くのが特徴となります。

女性ブラウスの種類

ブラウスと言っても、たくさんのデザインがあり、それぞれ呼び名も異なります。ここで、ブラウスの代表的な種類とその特徴についてご紹介します。

種類①スキッパーカラーブラウス

スキッパーカラーブラウスとは第一ボタンが無く、襟元がV字に開くタイプのブラウスです。襟の有無は決められていないため、襟があってシャツに近いようなタイプも、襟がなくブラウスらしい生地感のものもあります。

デコルテラインがハッキリと見えるので、顔周りがスッキリとして女性らしい印象になります。ネックレスを合わせるとアクセントになり、アクセサリーやジュエリー類をより際立たせてくれるでしょう。

種類②ギャザーブラウス

ギャザーブラウスは、襟から胸元にかけてギャザーが寄せられたブラウスです。女性らしくエレガントな雰囲気を演出してくれます。フォーマルな細身のパンツなどと合わせても、柔らかい印象を与えてくれるので良い意味でキッチリしすぎず、オケージョンシーンにもおすすめです。

種類③クレリックブラウス

クレリックブラウスは、襟やカフス部分がホワイト生地に切り替わっているシャツを指します。基本的にはブラウスよりシャツという括りで、メンズシャツにも同デザインのものがあります。

その多くは、柄のある身頃+白襟というデザインが多く、総柄では派手すぎてしまうのに対しクレリックシャツは程よくスマートでバランスの良いコーディネートを作ることができるでしょう。

スーツと合わせるビジネシーンでも、シンプルすぎて就活生のようになってしまうといった時や、いつもの着こなしに飽きてしまったという時は、個性を出せるクレリックシャツに変えてみるというのもおすすめです。

種類④フリルブラウス

フリルブラウスは、襟や胸元、袖口にフリルをあしらったブラウスです。デイリーでは大ぶりなフリルや、全身にフリルが散りばめられたようなデザインのブラウスも華やかで良いですが、フォーマルなコーディネートに合わせる場合は、小ぶりなフリルブラウスでもグッと印象は変わるでしょう。

種類⑤ボウタイブラウス

ボウタイブラウスとは、結ぶことのできる長さ・太さのあるタイが襟元についたブラウスのことです。もともと「ボウタイ」とは蝶ネクタイのことを指し、蝶結びができるという意味でボウタイブラウスと名付けられたようですが、必ずしも蝶結びにしなければならないというわけではありません。

例えば、ひとつ結びにしてネクタイのように垂らすとモード感のあるスマートな印象になります。もちろん大きめの蝶結びを作れば、エレガントなスタイルにも可愛らしくフェミニンなコーデにも合わせられます。

種類⑥オーバーブラウス

オーバーブラウスとは、全体的に少々大きめに作られたオーバーサイズのブラウスを指します。ただ大きいというだけでなく、後ろの丈が長めでお尻を隠すことができたり、程よく体型をカバーする効果もあります。袖口をロールアップして着用すると、抜け感を出すこともできるでしょう。

細身のパンツに合わせれば、気になるお腹周りやお尻を隠しつつ、トレンド感のあるスタイルに変化するため、スタイルアップ効果を狙うことも可能です。

女性ブラウスの色別の印象

ブラウスは、同じシルエットのものでもカラーが異なるだけで全く印象も変わってきます。ここで、それぞれのカラーがもたらす雰囲気や相手に与える印象について詳しく解説していきましょう。

白色

白色のブラウスといえば、ビジネスシーンや冠婚葬祭などフォーマルな装いでの定番とも言える基本色なので、必ず1着は持っておきたいカラーです。新入社員も、白ブラウスならまず間違いないと言えるほどです。信頼感や誠実な印象を与える色でもあるので、大事な取引や営業などの際も白のブラウスをおすすめします。

また、デイリーシーンでも暗い色のパンツやスカートを合わせるとき、レイヤードしたいときなどは白のブラウスが最も合わせやすく、重くなりすぎません。汎用性が高いため、どのようなシーンでも着回せるでしょう。

ピンク

ピンクは、柔らかく優しい印象を与えるカラーです。職場で周りからの印象を変えたいと思うときや、同僚と密なコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていきたいといった、仲間ありきのシーンではピンクのブラウスを合わせると、周りの人もあなたと接しやすくなるかもしれません。

また、春夏など爽やかな季節もピンクは非常に相性が良いので、季節感を出したいときにもおすすめです。ただし、ビビットピンクなど濃い目のカラーは浮きやすいので避け、ペールピンクなどの薄めな色味のものを選ぶようにすることがポイントとなります。

青色・ネイビー

清涼感があり非常に爽やかな印象を与えるのがブルー系のブラウスです。ホワイトやライトグレーなど薄めの色味をしたボトムとも相性が良く、スッキリとしたスタイルにまとまります。季節感を大切にしたい場合は、やはり夏場の着用がおすすめです。

他にも、ピンクだとフェミニンすぎるという場合はブルーならば程よくジェンダーレスな雰囲気を出すこともでき、ショートヘアやシンプルなコーデにも映えるでしょう。シックな着こなしにまとめたい時は、ネイビーのブラウスならば、よりベーシックで締まった印象になります。

緑色

グリーンは近年のトレンドカラーでもあり、おしゃれで個性的なコーデに仕上げることができます。また、緑色はリラックス効果を持つカラーでもあるので、最近疲れていてもう少し心に余裕を持ちたいと考えているときも、グリーンのブラウスを取り入れてみると良いでしょう。

また、色味の違いでも全く印象は異なり、パステル系の柔らかいグリーンならば上品で大人な印象になります。渋みのあるオリーブ系のグリーンも大人っぽい印象ですが、秋冬カラーになるので季節を考えたほうが良いです。

ビビットや明るめのグリーンは、単色だと派手すぎてしまう可能性が大きいので、ストライプなど部分的に色味を入れたブラウスやシャツを選ぶのがおすすめです。

黒色

ブラックのブラウスは、合わせるアイテムを選べばシックでモードな雰囲気を演出できる、ベーシックながらもオシャレ感度の高めなアイテムでもあります。

まず、ビジネスシーンでブラックシャツやブラウスを取り入れる時は、基本的にブラックパンツは避けたほうが良いでしょう。重くなりやすく、暗い印象を与えてしまいます。ブラックブラウスの場合、ボトムはホワイトなど明るめのカラーがおすすめです。

他にも、ふんわりとフェミニンなスカートなどを合わせたい時に、ブラックのトップスを持ってくることで可愛くなりすぎず、落ち着いた大人な雰囲気に変化させることができます。

ベージュ

ベージュは落ち着いた印象を与えてくれるカラーなので、洗練された大人女性の雰囲気を演出したい時に最適です。カラーパンツとも非常に相性が良く、基本的にどのようなカラーにも合わせられる上、明るめカラーのアイテムを合わせても全体をバランスよく落ち着かせてくれる効果があります。

ブラックやネイビー系ジャケットとの相性も良いので、フォーマルなスタイルに白ブラウスだとベーシックすぎると感じた時は、ベージュのブラウスを仕込むのもおすすめです。

女性ブラウスのおすすめコーデ

ここで、ブラウスを取り入れたおすすめのコーディネートをいくつかご紹介しましょう。オケージョンにもデイリースタイルにも取り入れられる着こなしなので、ぜひ参考にしてみて下さい。

おすすめコーデ①ボウタイブラウス×白パンツ

全身ホワイトコーデは少々味気ない印象になりがちですが、ボウタイブラウスを合わせることで全体のアクセントとなり、洗練された印象を与えることができます。あえてひとつ結びで垂らすことによって、アクセサリー効果もありジャケットやカーディガンを羽織った際も程よいボリューム感を演出します。

バッグやパンプスもベージュ系にすれば、ワントーンコーデになって女性らしくおしゃれなスタイルにまとめられるでしょう。

おすすめコーデ②フリルブラウス×テーパードパンツ

大胆に襟から胸元にかけて大きくあしらわれたラッフルフリルと、袖口のキャンディースリーブが可愛らしい印象のブラウスですが、ブラックにすることで甘さを抑えつつ女性らしさを残してコーディネートできます。

更に、フォーマルなイメージを持つテーパードパンツでシンプルにまとめると、フリルの存在感が程よく引き立つでしょう。大ぶりなフリルは小顔効果ももたらすので、ハイウエストのパンツと合わせればスマート見えが叶います。

おすすめコーデ③シャツブラウス×ワイドパンツ

フォーマルでキッチリとした印象のシャツブラウスは、ワイドパンツなどゆったりとしたシルエットのボトムに合わせるとカジュアルダウンでき、抜け感のあるコーデに仕上がります。

後ろ下がりなシャツならばお尻周りもカバーできますが、その場合はレイヤードスタイルで羽織のように見せるとバランス良くまとまるでしょう。

おすすめコーデ④ジャケット×ボウタイブラウス

パンツスーツスタイルに蝶結びにしたボウタイブラウスを合わせると、いっきに女性らしさをプラスすることができます。メンズライクになりがちなブラックジャケットでも、胸元のアクセント一つで華やかになるので、小物類がシンプルでも暗くなりすぎないのがボウタイブラウスの魅力です。

おすすめの女性ブラウス5選

最後に、おすすめの女性用ブラウスを厳選してご紹介します。デイリースタイルとしてもオフィススタイルとしても活躍する、異なったタイプのブラウスをピックアップしたので、ぜひチェックしてみて下さい。

 

 

 

 

 

自分に似合う色・デザインのブラウスを見つけよう

ビジネスからデイリーまで様々なシーンで着用できるブラウスは、ボトムやアウターを選ばず合わせやすいアイテムとして、少なくとも1枚は持っておくと着回しが効くでしょう。自分に似合う色や合わせる服との相性を考慮し、お気に入りのものを見つけてみて下さい。

その他の関連記事はこちらから

この記事をシェアする

関連記事