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首ひげの正しい処理方法まとめ!誤った処理は肌荒れの原因!避けたい3つの方法も解説

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東京イセアクリニック

首ひげの剃り残しが多く、悩む男性は多いのではないでしょうか。首ひげは剃りにくい上にデリケートな部位なので、正しい処理方法で剃らないと肌トラブルを招く危険性もあります。そこで今回は、首ひげの正しい処理方法や、ひげ剃り時のNG行為などについて詳しく解説していきます。

首ひげは剃りにくくて厄介

ひげが顎回りだけでなく首まで伸びやすい男性は多く、首ひげというのは剃り残しが頻発しやすい場所でもあります。顎下から首にかけて生えるひげは、自分では見にくいという点や剃りにくいという点から、見落としやすく、自分では気付かずに周りの人から剃り残しを指摘されるということもあるでしょう。

しかし首周りは、顎周りに比べて皮膚が薄めで、血管が多く存在するのでカミソリなどで切ってしまうと、出血が止まらなくなる恐れがあります。こういった理由から「首ひげは厄介」「首周りを剃るのはちょっと怖い」と感じる方も少なくないはずです。

かと言って、顎や耳下までは綺麗なのに首元だけ部分的にひげが生えているのも、非常に見栄えが悪くみっともないと思われてしまうため、正しい処理方法で剃り残し対策を行いましょう。

首ひげの正しい処理方法

首ひげを処理するためには、電気シェーバーが適しています。その理由と、首ひげの処理に使用する電気シェーバーの種類について解説しましょう。

首ひげの処理は電気シェーバーを利用する

首ひげの処理に関わらず、ムダ毛やひげの処理にカミソリを使用する場合、基本的に毛流れに沿って剃る順剃りが推奨されます。しかし、剃り残しを防いで肌をスベスベな状態に仕上げるには、逆剃りのほうが効果的です。この2つの違いというのは、順剃りは深剃りができないため、剃り残しがどうしても避けられません。

ただし、毛流れに沿うことでカミソリ負けや肌荒れ対策になります。一方で、逆剃りは毛根までカミソリの刃が到達しやすく深剃りができるため、剃り残しのない綺麗な肌に仕上がりますが、肌に負担がかかるので肌荒れやカミソリ負けの危険性があります。

こういったメリット・デメリットを全て解消してくれるのが電気シェーバーなのです。特に、首の皮膚は薄く、しっかり剃ろうと逆剃りをするとカミソリの場合出血する恐れもあります。その点、電気シェーバーは直接刃が肌に当たらないので、逆剃りも問題なくできるというわけです。

首ひげ処理に使う電気シェーバーの種類

電気シェーバーには、大きく分けて「往復式」「回転式」「ロータリー式」の3種類があります。順番に解説していきましょう。

往復式は、網刃でキャッチしたひげを左右に往復させながら剃っていくタイプです。深剃りに向いており、ヘッドの面積が広いことで早剃りも得意とします。ただ、敏感肌の方は肌荒れしやすく、動作音が大きいというデメリットがあります。

回転式は、3つに分かれたヘッドに円盤の刃が複数付き、回転させながら剃っていくタイプです。肌にフィットしながら滑らかな動きをするため動作音が静かで、肌にも優しいのが特徴ですが、シェービングに少々時間がかかるということと、ヒゲの濃い方は剃り残しやすいというデメリットがあります。

ロータリー式は、円筒上の内刃を回転させ、ひげを巻き込みながら剃るタイプです。往復式と回転式の両方の特徴を持ったハイブリッドとも言えるため、動作音が静かながらも切れ味が良く、早剃りも得意です。しっかり剃りたいけれど、肌に負担を掛けたくないという方におすすめです。

首ひげの正しい剃り方の手順

続いて、首ひげを剃る際の正しい手順を詳しく解説していきます。すぐに電気シェーバーを当ててひげ剃りを始めるのではなく、肌を綺麗に保つための下準備もしっかり行いましょう。

首のひげの剃り方①洗顔

首ひげを剃る前に、洗顔をして肌を清潔にしておくことが大切です。ひげ剃りで肌に毛が付いたり、肌が汚れると考えて、洗顔を後回しにする方も多いのですが、実は洗顔は先に行います。

肌に残った外部からの汚れや皮脂を洗顔によって除去しておくことで、万が一ひげ剃り中にカミソリ負けなどを起こした時に、皮膚の中に雑菌が侵入するのを防ぎます。

首のひげの剃り方②蒸しタオル

続いて、ひげ剃り前に蒸しタオルを用意して、首に数分当てておきましょう。こうすることで、ひげが柔らかくなり、毛穴も広がるので、より肌に負担をかけずに首ひげを剃ることができます。また、硬めのひげを柔らかくすると、カミソリの刃に引っかかって剃りにくくなるということも無くなるはずです。

蒸しタオルで首周りを温めることは、気持ちをリフレッシュさせたりリラックス効果もあるので、時間のある時はできるだけこの工程を加えてあげると、気分もスッキリするでしょう。

首のひげの剃り方③シェービング剤を塗る

続いて、シェービング剤を塗ります。肌とカミソリやシェーバー間の摩擦を埋める役割をするため、肌への負担を最小限に軽減できるほか、剃った部分がひと目でわかるので剃り残し防止にも繋がります。また、滑りも良くなるので剃りやすくなるでしょう。

シェービング剤にはフォームタイプとジェルフォームタイプがあり、フォームタイプは落としやすくササッと素早く剃りたい方におすすめです。ジェルフォームタイプは、ひげの根本まで届きやすいので、じっくり深剃りしたい時に良いでしょう。

首のひげの剃り方④電動シェーバーで剃る

シェービング剤を塗り終わったら、いよいよ電気シェーバーで剃っていきます。基本的には毛流れに沿って剃りますが、剃りにくいところやひげが濃いめの部分は逆剃りをしても良いでしょう。

シェーバーは肌に強く押し当てないように心がければ、蒸しタオルやシェービング剤の効果で、逆剃りをしても肌を傷つけずに剃ることができます。

首のひげの剃り方⑤アフターケア

剃った後は、残ったシェービング剤をしっかり洗い流し、必ずアフターケアをします。ひげ剃り後の肌はシェーバーによって多少のダメージがあったり、バリアがなく乾燥しやすい状態になっています。そのため、アフターシェーブローションもしくは化粧水、乳液で保湿ケアを行いましょう。

ちなみに、アフターシェーブローションと化粧水は、ほぼ同じものなので、どちらを使用しても問題ありません。また、両方を使用する必要もなく、どちらか持っている方を使用すればOKです。

ただ、アフターシェーブローションはひげ剃り後の肌に使用するために作られたもので、ひげ剃りによって引き起こされる肌荒れを防ぐための抗菌・抗炎症作用があります。そのため、肌荒れしやすい方やニキビ肌の方は、こちらを選ぶと良いでしょう。その後は、必ず乳液で蓋をしてしっかり保湿してください。

首ひげの処理でしてはいけない方法

首ひげを処理する際は電気シェーバーがおすすめだと前述しましたが、その他の処理方法でひげ剃りを行っている方も多いようです。中でも以下に挙げる方法は肌に大きな負担をかけるので、避けておきましょう。

首ひげ処理のNG①首ひげを抜く

カミソリより毛を抜いたほうが毛が生えてくるスピードが遅くなるという理由で、首ひげを抜いて処理する方がいますが、この方法はおすすめできません。また、生えるスピードが遅くなるという根拠はなく、むしろ毛周期が乱れて肌トラブルを招く危険性があります。

基本的に首ひげに限らず、ムダ毛処理の際に毛を抜くという行為は、抜いた毛の箇所が出血しやすくなり細菌が侵入して、炎症を起こしやすくなるのです。毛嚢炎を引き起こすと外用薬などを塗らないと悪化する場合もあるので、抜いて処理することは避けておきましょう。

首ひげ処理のNG②カミソリで剃る

先にも述べましたが、首ひげはできるだけカミソリではなく電気シェーバーを使用して剃るようにしてください。カミソリは、刃を直接肌に触れさせながら剃っていくため、カミソリ負けを起こすと出血を招きます。

首元の出血は、出血量が多くなる場合もあり危険を伴うので、特に肌が敏感な方はカミソリでのひげ剃りは避けましょう。

首ひげ処理のNG③除毛クリームを使用する

除毛クリームとは、毛を処理したい部位に塗り、数分放置してから洗い流すと毛を除去できるというアイテムですが、首ひげに使用するのは危険なので避けてください

除毛クリームには「チオグリコール酸カルシウム」という成分が含まれ、この成分がタンパク質を溶かすことで結合を切断するため、毛が抜けていくという仕組みです。しかし、肌へのダメージが大きいというデメリットがあるため、基本的には顔や首への仕様は推奨されていません。

敏感肌の方はピリピリして痛みを伴ったり、肌荒れや色素沈着を起こす場合もあります。また、結局のところ再度毛は生えてくるので、何度も使用しなければならず、ずっと肌に負担をかけ続けることになるのです。従って、除毛クリームを首ひげに使うメリットはほぼありません

首ひげには脱毛が効果的

そもそも、首ひげは全く必要ないと感じている方も多いのではないでしょうか。仕事柄ひげを剃らなくてはいけない方や、ひげを生やしたくないと考えている方は、毎日剃るのも面倒で時間の無駄だと感じるでしょう。そんな時には、思い切って脱毛を行うのがおすすめです。

自己処理の手間や、処理にかける時間も省くことができ、朝の準備も時短になるでしょう。脱毛する時には費用がかかりますが、完了してしまえばランニングコストも省けて肌への負担がかかることもありません。日々のひげ剃りが面倒に感じている方は、脱毛も検討してみると良いかもしれません。

首ひげの誤った処理には注意

首ひげは、デリケートな部位でもあるため処理を誤ると、肌荒れなどのトラブルを招きます。肌のことを考えて、正しく丁寧なひげ剃りを心がけましょう。また、ひげ剃り後の保湿も欠かさず行い、綺麗な肌を保ってください。

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